2005年09月26日

僕と魅惑のにゃんぴょたち

今、ちょっとハマっていることがあります。

『MJ2』というゲームです。

先日タイから帰国したばかりのUMEさんに紹介されて始めたのですが、これが面白いんですよ。

MJ2とは、専用のタッチパネル筐体を使用する麻雀ゲーム。ゲームセンターでプレイできます。 ゲームセンターの麻雀ゲームといえばもちろん脱衣麻雀なのですが、それに対してMJ2は、とっても硬派で本格派な麻雀ゲームなのです。 配牌を交換するとかリーチすると一発でツモれるとか、そんな不条理なアイテムはありません。

また、画面を手で触って操作するので、現実に近い様々な動作がストレスなく行なえます。強打 (牌を捨てる際に、無闇やたらと強く卓に打ち付けること)したり理牌 (牌を見やすいように並び替えて整理すること)したりと思いのまま。

そして最大のウリは、それぞれの筐体が全国のゲームセンターと回線でつながっていて、 遠く離れた地域の人とリアルタイムで対戦できること。

最近はこのようなネットワークゲームがゲーセンでも人気なようで、 三国志のカードゲームとかスゴロクみたいなゲームとか競馬ゲームとか、果てはクイズゲームまでオンラインになっています。
このうち、クイズゲームの『クイズマジックアカデミー』というのを、 こないだTACKさんに半ば無理矢理やらされたんですが、これがまた面白いんですよ。 たかがクイズゲーム、こんなのにハマっているTACKさんはやっぱりキチガイなんだなぁ、とタカをくくっていましたが、 今では彼に謝りたい気持ちでいっぱいです。僕たちは五人がかりでクイズに挑み、お互いの弱点を補い合いながら勝ちまくっていったのですが、大の大人五人が一つの画面を食い入るように見つめながら

「正解はこれでしょ」

「違う、これっ!」

「アイはこれだと思うですよ」

「バカっ、それヒッカケだよ!」

「にゃんぴょ♪」

とおかしいぐらいに熱くなっている光景は、かなり気持ち悪かった。に違いありません。

なぜ、僕らがこのクイズゲームに熱中してしまったのか、そしてなぜ、今僕がMJ2に熱中しているのか。はたまた、 なぜ巷のゲームセンターではこんなにオンラインゲームが流行っているのか?
答えは一つ。

専用のカードを使って、戦績などを記録し、自分だけのキャラクターを育成できるからなのです。

このシステムがやばい。
カードを作ることによって、自分の分身であるキャラクターへの愛着が否応なく深まってしまいます。 キャラクターに名前をつけるという作業はやっぱりなんか重要な意味合いがあって、 名づけた瞬間にその存在が自分の中で特別なものになるような気がします。
ちなみにこないだやったクイズゲームの時は、僕たちはマイキャラに『にゃんぴょ』 という訳の分からない名前を付けたのですが、盛り上がってくるとみんな、

「いけっ、にゃんぴょ!」

「にゃんぴょ可愛いにゃん!」

「にゃんぴょッ、にゃんぴょォッッ!」

などと名前を連呼していました。名前を与えることでこんな風に「呼べる」ようになるということが、 感情移入するための大事な条件の一つだと思います。

それに加えて、名づけたキャラクターを育成したり自分だけのキャラにカスタマイズしたりする楽しみもありまして、 これがまたタチが悪い。
戦績に応じてゲーム中の「階級」とか「段位」みたいのが変化していったり、いろいろな服を着せられるようになったりと、 いくらでも手をかけられるのです。

まぁ大体の場合は、よい戦績を残すことで、カッコいい称号がもらえたりレアなカスタマイズができたりするんですが、つまるところ、 「どれだけ多くのお金をそのゲームに使ったか」ということに尽きるんですよね。 こうして名誉欲とか親心とか個性主張欲を煽りたてられた僕たちは、お金をドカドカと毟り取られてしまうわけです。

「俺、もう”大魔導士”なんだぜ」

と、自慢げにゲーム中の自分の階級を語っていたTACKさんの気持ちが、僕にもやっとわかりました。正直、 その時は彼に哀れみの視線を送っていたんですが。

というわけで、ほとんどの人にとっては全く興味が無いでしょうが、MJ2における僕のキャラクターのことを紹介したいと思う。

名前は『にゃんぴょ』
そう、例のクイズゲームでも使っていた名前です。その時の名付け親はアキさん。 元ネタは『ピューと吹く!ジャガー』という漫画の『ニャンピョウ』 というキャラクターです。名前入力の際の字数制限のために、『にゃんぴょ』までしか入れられなかったのです。
この情けなくも可愛らしい名前を最高に気に入った僕は、MJ2でも迷わずこの名前を入力しました。

顔は、山口もえのような、俗に言う『癒し系』の女性の顔をチョイスしてみました。 本当は13,4才の少女のロリロリな顔が希望だったのですが、あいにくそんな顔は用意されていませんでした。 児童ポルノ法にでもひっかかるんでしょうか。

さらに。MJ2では対局中に簡易チャットができます。初期設定では、「よろしく!」 とか「すみません」とか「勝負!」という、 あたりさわりの無い定型文でしかチャットできないのですが、この定型文もカスタマイズすることができるのです。

こうして完成した僕の分身・にゃんぴょ。かなり異常な戦士になりました。その活躍の様子を実況中継するよ!

まずは開局早々。自己紹介がわりに、

「お兄ちゃん♪」

と発言してみました。誰も返事をしてくれません。顔は明らかに20代前半の女性であるにゃんぴょ。確かにこの発言には困惑してしまいますね。

間髪いれずに、

「にゃんぴょ☆彡」

と可愛らしさをアピール。画面の向こうにいる殿方たちのロリ属性に火をつけにいきます。
しかし無反応。

これではマズイ!こうなったら!

「勝ったッ!氏ねィッ!!」

相手を怒らせてでも返事してもらおうと、意味の分からない挑発をするにゃんぴょ。勝ったもなにも、まだ始まったばかりです。相手は相変わらずの無言。ちなみに 「死ね」という単語はNGワードに引っかかるため登録できませんでした。

畳みかけるように、

「盗品?盗品?」

と、意味不明の極めつけ。しかしその理不尽さが相手を確実に不快にさせる珠玉の一言。のはずなのに。
回線を通じて、対戦相手たちが呆れ返っている空気がヒシヒシと伝わってきます。止まらない無言。
こいつら、僕のにゃんぴょをバカにしているな!?にゃんぴょは人をバカにするのは好きだけど、バカにされるのは大嫌いなんだぞ!

「そうはいかんざき!」

本来は相手が攻めてきた時に使おうと思っていた発言ですが、ここで使うしかないっ! 創価の信者だったらなんらかのレスを返してくれるはず!
しかし痛いほどに無言。

麻雀以外のどうでもいい部分で疲れきった僕は、最後に一言、

「すみません」

と謝り、チャットを打ち切りました。それでも無言。なんとか言ってくれよ!

しかもなぜかこの回は僕が一人で延々とアガり続け、相手をトばしての大トップ。「にゃんぴょ☆彡」 とか言ってくるやつに大勝された対戦相手たちは、はるか遠くのゲーセンで、モニターを叩いて怒り狂っていたでしょう。 僕ならこのゲームやめると思う。
実はもう一つ、とっておきの下ネタ発言を用意していたのですが、さすがにそれはチャットでは言えなかった。ここでも言えません。

まぁこの回の僕は誰からも相手されずに一人で延々チャット、っていうか独り言し続けていたんですが、反応が返ってきた回もありました。

相手:「すみません」 (牌を切るのが遅かったことへの謝罪と思われる)

にゃんぴょ:「お兄ちゃん♪」

相手:「困ったな…」

みたいにね。

あと、チャットメッセージの他にも、キャラの服装とか髪型を変えることもできるのですが、まだMJ2の世界でペーペー(七級) である僕はそのカスタマイズはできません。

MJ2における先輩であるUMEさんは、こないだ役満をアガって、それで得た新しいカッコいいコートを彼のキャラである 『朧』に着せていましたが、本当に嬉しそうだった。そして僕も本当に羨ましかった。 僕もこのゲームにもっともっとお金を使って、にゃんぴょに可愛らしい服を着せてあげようと思います!

正直、こんなことしてる場合じゃないんですけどね…。お金も無く夏休みの宿題も終わってない僕は。 本当にカード育成システムって恐ろしい。

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