2005年10月14日

成吉思汗

今日あきさんと成吉思汗、そう、 ジンギスカンを食いに行った。
電光石火で決まったこの企画、会場は池袋『幾寅』です。

このお店、小汚い雑居ビルにあり、正面にはラブホテルが二軒鎮座しているという絶好のロケーション。 ラブホテルって案外都会の街並みに溶け込むものなんだな、と感心しました。

まぁラブホテルはどうでもよくって、店に入った僕らは、肉と野菜とライスを細々と注文します。
ジュウジュウと焼ける肉をガツガツとほお張る時には、 当然キンッキンに冷えた生ビールが欠かせないものですが、所持金2430円と、 非常に微妙な財政状況の僕は、黄金(ゴールデン)コンビを泣く泣く断念。お冷やをオーダーしました。お金が無いって、苦しいね。

で、やっぱりジンギスカンって旨い。
厚切りなのに柔らかい羊肉、肉の臭みを消すと同時に味を引き出す絶妙なタレ、肉の脂とタレを存分に吸い込んだアツアツの野菜たち。
普通の焼肉を食いに行った場合を考えてほしい。野菜なんてほとんど食べやしませんよね。 せいぜいキムチとかカクテキを申し訳ない程度につまむだけ。肉を頼みまくってしまうので、 会計は膨れ上がるは胃はもたれるは翌日トイレの中でウンウン唸るはで、いい事なんか全くありません。

でもジンギスカンは違う。
野菜を食べることが全く苦にならないんです。むしろ野菜食いたくなるんです。あのヘルメットみたいな鉄板がいいんですよ、 肉から流れ出てしまった旨みを、野菜さんが下でキャッチ!僕たちが野菜さんを舌でキャッチ!うは、 グランドウマスwwwwww
肉と野菜がお互いを高めあい、熱く焼けた鉄板というステージで、一篇の雄雄しくも美しい交響曲を奏でる…。それがジンギスカンなのです。

どこをどう見ても、焼肉とかしゃぶしゃぶより上だ。さすがにノーパンしゃぶしゃぶには僅差で負けますが、 それならこちらもノーパンジンギスカンで対抗すればいいだけのこと。やはり肉を焼く系の料理ではジンギスカンにかなうものはいませんね。 あとは中ジョッキさえあればっ…!

今度、自宅で一人ジンギスカンを敢行しようと思います。ホットプレートでも、案外美味しいんだぜ。
でも、食べられない君たちが可哀そうだから、みんなも食べに来ていいよ。てか来て。

そもそも、僕がこんなにジンギスカン好きなのは、ジンギスカンにまつわる楽しい思い出がたくさんあるからだと思うんです。 ジンギスカンをみんなで囲むときは、いつも楽しかった。美味しかった。
食べ物に込められた思い出って、結構バカにならないぐらい重いものなんじゃないでしょうか。

僕はジャンクフードカップラーメンが大の大の大好物ですが、 そういえばこの二つにも、かけがえの無い思い出が詰まってる。化学調味料と同じぐらい、詰まってる。

高校時代の昼休み、僕らは必ず、 スコーンやらかっぱえびせんやらうまい棒やらをほお張っていた。 野菜?なにそれ?ジャンクフードを食い散らかしながら、みんな大笑いしてた。

放課後は、コンビニの前に座り込んで、みんなでカップラーメンを食べた。もちろん駄菓子も大量に購入する。 カップラーメンによっちゃんいかを投入して「シーフード」 と主張するやつ、ラーメンの残りの汁にサッポロ一番とかを入れて、 「替え玉」 とか言ってる奴、残りのスープをマイウースティックでチューチューするやつ、 カップラーメンなのに湯切りをしてドロドロとした濃厚なスープを楽しむやつ…。 秋葉原で買って来たばかりのプラモデルをコンビニの店頭で組み立てだすやつもいた。 電車の中でラ王食ってるやつもいた。御徒町の菓子問屋で駄菓子をまとめ買いして、 そこらへんにバラまいた後、食べまくる、そんなジャンクフードジャンキーの僕らは「ジャンキーカーニバルだ!」 と叫びながら、ジャンクフードを親の敵のように貪り食っていた。

ろくな思い出じゃねぇな、と皆さん思うかもしれませんが、僕の高校生活は間違いなくジャンクフード・ カップラーメンに彩られていました。事実だからしょうがないし、後悔も全くしていません。むしろ、こういう経験をしたことが無い皆さんが、 僕は哀れで哀れでしょうがないのです…。

まぁ十中八九、哀れなのは僕の方ですが、ともかく、どんな下賎な食べ物にも、人の思い出は宿るものなんだ、と思った。
僕は今でも、カップラーメンや駄菓子を食べる時には、あのハジけきってた日々を身近に感じられる。
身近に感じたいから、今でもジャンクフードを食べるのかもしれない。

楽しい記憶が呼び起こされるような食べ物が、たくさん見つかるといいな。

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