2005年11月29日

妄想のメリークリスマス

クリスマスという行事がある。
おそらく一年のうちでもっとも破壊力のある行事だろう。若い人々はクリスマスの一ヶ月以上前から、その到来を心待ちにしたり、怯えたりする。
もしあなたにヒマがあるなら、2ちゃんねるにでも行ってみるといい。そこには、 クリスマスという行事に怒り、嘆き、そして怯える男たちの姿があるから。

考えてもみてほしい。本来、一年で一番プライスレスな記念日は誕生日であるはずだ。
しかし誕生日の到来にそこまで怯える人はいない。例外として、高齢の女性たちは皆一様に「またひとつ歳とっちゃったワ〜」 などと、自らの誕生日を嘆いてみたりするが、だいたいそういう人は年齢に関係なくどうみても婆ァフルな外見なので、 僕は、 歳なんか気にすることはないよ、貴女の顔はれっきとしたババァなんだから、 と優しい言葉を掛けてあげたくなる。

思うに、クリスマスとは審判なのだ。12/25といえばもう年の瀬。一年も終わろうとするその日に、 一人の人間が一年間をどのように過ごしてきたか、冷厳な裁きが下される。
裁きの結果が持つ意味は重い。天国あり地獄あり。なまじ万人へ同じ日に判決が下されるだけに、その明暗はくっきりと分かれる。 ここが誕生日との大きな違いだ。

そして裁きが下される。全ての人間は、『持つ者』『持たざる者』 に二分され、例外は無い。
持たざる者は、持つ者を疎み、嫉み、最後には笑い出す。
持つ者は、持たざる者を笑い、嘲り、最後には認識すらしなくなる。
ちなみに僕はオールウェイズ・ノーリーズンで持たざる者なので、持つ者の心情については僕の妄想で書かせていただいた。

持つ・持たないがなにで決まるかというと、これが実に下らない。要は異性のパートナーの有無だ。実に下らない。
そんな実に下らないことに最高に心捕らわれている僕の下らなさといったら、新型のスカウターでも計測不能だ。ボンッ!

人間の正と負の感情が入り乱れ、巨大で混沌とした異空間を生じる日、それがクリスマスだといえる。ベルセルクで言えば、『触』だ。 怖い怖い。

現代の若者たちにとって、本来のクリスマスの意義とか由来はどうでもいい。クリスマスとは、 異性と特別な夜を過ごすためだけに存在する日である。
それだけに『持たざる者』たちは、クリスマスを『性夜』などと揶揄し、やりきれない気持ちをぶつける。それでまたやりきれなくなる。
てかほんとにクリスマスの夜は性夜なんですか?『持つ者』側のみなさんに本気で教えてほしい。

 

まぁそんなわけで、元来の神道に儒教・ 仏教の影響を色濃く受けた独特の文化を持つ僕ら日本人の国民的行事になってしまったキリスト教のクリスマスについて、 延々とルサンチマンしてみたんですが、「神は死んだ」とか叫びながら今すぐ外に飛び出していきたいんですが、落ち着いてほしい。

先週の土曜日、もう恒例になってしまった、勉強会後の飲み会にて、僕はクリスマスの話題をみんなに振ってみたんです。そして驚いた。

なんかみんな気持ちいいぐらいに『持たざる者』なんですよ。
「今年のクリスマスはバイト入れた、なぜなら時給が400円もアップするから」と話す女の子、 「僕は敬虔な似非クリスチャンなので、今年は深夜ミサに行きます」とうそぶく青年、 「家で『耳をすませば』見ます」と語るアホ、「たぶんクリスマスは大学で補講やってるんじゃん?」 とのたまう先生。

今までのクリスマスメモリーを聞いてみても、みんなから出てくるのは、限りなく黒に近いグレーな思い出ばかり。僕もクリスマスには、 工事現場で働いてみたり、家庭教師先で男子生徒とゲームしてみたり、男二人で球を撞く遊びに興じてみたり、 ケンタッキーのフライドチキンが買えなくてファミリーマートでチキン買ったりと、涙涙のクリスマスを今まで送ってきましたが、 たいしたこと無かった。

ちなみに下の写真が僕とクリスマスを過ごした男子生徒。当時は中二でした。

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うん、たいしたことありますね。彼はね、ほくろから長い毛が生えているんだよ。もう彼の家庭教師もやめちゃったし、 彼の肖像権とかどうでもいいんで公開してみました。そして後悔してみました。 なんで俺はこんなキモヲタ戦士とクリスマスを過ごさなきゃいけなかったんだ。

この猛獣はさておき、ともかく僕は気付いた。
『持つ者』なんて、本当はいないんじゃないか。僕が勝手に生み出してしまった幻影なんじゃないか。だって現に僕の周りには、世間一般で言う 『幸せなクリスマス』を過ごした人なんて一人もいないんだもの。

まぁ世界中をくまなく探せば一人ぐらいはイチャイチャクリスマスを過ごした人がいるかもしれませんが、 むしろその野郎がおかしいのです。

「なんで俺はせっかくのクリスマスにあんなに可愛い彼女と最高の時間を過ごしてしまったんだろう、あぁ、 本当に恥ずかしい」

などと、今頃世界のどこかで頭を抱えているに違いない。ざまぁみそづけ。

 

僕はクリスマスの事となると冷静でいられなくなる子なので、このように極端な論理に走ってしまいますが、実際のところ、 僕らは実体の無いものに一喜一憂しすぎだと思うのです。

クリスマスを大切な恋人と楽しく過ごす人もいるでしょう。それは素晴らしいことだと思います。
でもそれは、大切な恋人以外とは過ごしてはいけない、ということではないですよね?そして、過ごすべき、ということでもない。この 「過ごすべき」という暗黙のルール、根拠無き論理、それが僕の言うところの「実体の無いもの」です。端的に言えば、妄想。 自分の妄想のせいで、自分の心がささくれたり、悲しくなったりするのっておかしいと思いませんか?てか単純に、損だ。

クリスマスなんて別に誰と過ごしてもいいんですよ。男同士で、女同士で、一人で、時には気持ち悪い家庭教師先の生徒と…。 楽しければいいじゃないか。
そういう意味で、僕は今までの人生、毎年のクリスマスを楽しんでいたと自分で思います。彼女なんか僕にはいませんけど、 今年も楽しいクリスマスを共有できるであろう友人が、僕には、いる。これは事実であり、そして幸せなことだ。素直に受け入れるべきことだ。

クリスマスに限らず、僕らはいつも訳の分からないもので心を痛める。今の自分は本当の自分じゃない、という焦り、 こういう時はこうするべきなんだ…、という強迫観念。

本当の自分なんていません。それは僕たちが自分の頭の中で描いた妄想だ。妄想が現実にならないのは当たり前だ。悲しいはずもない。
そして、「〜するべき」ことなんて世の中にはあんまりない。その、「べき」の根拠をもう一回よく考えてみると、だいたいは自分の思い込み、 妄想じゃなかろうか。

僕も最近はネガティブな妄想が止まらないのでため息ばっかりついてるんですけど、なんていうか、無駄ですよね、これ。妄想するなら、 自分が向上したり、快楽を得られたり、苦痛を和らげたりするような妄想に励むべきだ。そしてこの「べき」は、正しい「べき」だ!

思うに僕は妄想力そのものは十分にあるので、あとは、その力を向ける方法を制御する訓練さえすれば、 幸せを好きなだけ自己生産することができる戦士になれるはず!

幸福永久機関を目指して、今日も妄想に励もうと思います。一月早いけど、メリークリスマス。

2005年11月26日

古矢くんと鈴木さん

またやっちまった。
無計画な遊びに興じた結果、週末は修羅場スケジュールになることが決定してしまいました。今夜はやるべき事が多すぎて死にそうです。

11/23、街は勤労感謝の日ムード一色。どんなムードだよ、って感じですが、 中学校の同級生数人で集まってのプチ同窓会が催されました。男3人の女2人。

まず僕らは酒を飲む前にゲームセンターに向かい、例のクイズゲームを、ニャンピョをやることになりました。
ゲームセンターに行くといたる所にポスターが。どうやらこの日11/23は、けっこう大々的に『ゲームの日』 らしい。なんでだかはよくわからないが、まぁゲームをする言い訳にはなるか…。勤労感謝の日に『ゲームの日』 だからという理由で自分に弁解しながらゲームをする、勤労なんぞ1ミリもしていない僕。いちおう僕はバイトをしていますが、 あれは勤労というよりは集金だ。

様々なラッキーにも助けられ、今回のニャンピョは望外の好成績をおさめることができました。これもゲームの日だからだろうか。

その後、飲み屋に移動し、僕らは酒を飲みながら下らない話に花を咲かせた。来たるクリスマスに向けてのロンリーな企画だの、 おまえの彼女は深海魚みたいだだの、中二と合コンしようだの、セクシャルなおもちゃの話だの、 なんかこうやって列挙すると最低な話ばかりです。僕もいささかカミングアウトが過ぎたかなと思いましたが、どうでもいいや。

こうして飲み屋を出たのが24時過ぎ。ここでコンコンさんが、 俺はもう終電が無いから一晩中遊ぼうぜ、とか言い出しやがりました。ちょっ、おまっ、 僕余裕で終電あるんだけど…こうしてよくわからないが僕たちは僕の家でオールすることになった。

そして、妙齢の男女5人が深夜に我が家でなにをし始めたかというと、なんとギャルゲー
ギャルゲーとは、可愛い女の子たちがワサワサと出てくる、男たちの甘酸っぱすぎる妄想を具現化した恥ずかしいゲームのことです。
なんでこの人たちはこんなにもギャルゲーしたがってるんだろう?ギャルゲーってのは家で部屋を真っ暗にして孤独に楽しむものだろう? どう間違ったって女なんかとやるもんじゃない!

ところがどっこい、大勢でやっても案外楽しいんですよ、ギャルゲー。僕らはお目当ての女の子が登場するたびに大喜びして吠えていた。 今考えると近隣の住人の方々が怒鳴り込んでこなかったのが不思議だ。僕の部屋のとなりには、とっても武闘派なお兄さんが住んでいるんですよ… 。

さてこのゲーム、高校生活を舞台としていて、プレイヤーはお目当ての女の子を待ち伏せて会話したり、 いっしょに下校して会話を盛り上げたりすることで仲良くなっていき、最終的には告白するという、ピュアかつ変態的なゲームです。 ピュアだからこそ変態的なのだろうか?

主人公の名前は「古矢 隆太」(仮名)と入力。僕らはその場にいた或る男の名前を入力したので、 本人の名誉のためにもここでは仮名にしておきます。
そして僕らが狙うことにしたのは、「鈴木さん」という名前のごくごく平凡なクラスメートの女の子。 僕以外の4人は皆一様に、「かわいい」やら「健気だ」 などと鈴木さんを褒め称えていました。僕個人としては、幼なじみかつ後輩で生意気な性格、今で言うところのツンデレな 「やっこ」タンと仲良くなりたかったのですが、多数決で却下されました。やっこタンに「バッカみたい」 となじられて喜ぶような変態は僕だけだったようです。あの健康的なオデコがいいじゃないか‥。

まぁ紆余曲折ありましたけど、結局鈴木さんに的を絞って架空の高校生活を送る僕ら。もしあなたが鈴木という名字の女性ならば、 以下を読むと気分が悪くなること請け合いなので、是非最後まで読んでほしい。

古矢は鈴木さんが現れそうな場所に張り込み、彼女にストーカー規制法スレスレのアプローチを仕掛けます。 朝から放課後までずっと体育館で待ち伏せしたり、保健室に篭っていたり。時には慌ただしく様々な場所に移動したり。 鈴木さんを求めて徹底的に校内を徘徊します。

最初はそっけなかった鈴木さんも、古矢の精密なストーキングが功を奏したのか、だんだんと話をしてくれるようになりました。 そして一緒に下校することに。
すると今度はセクハラの連発。古矢は鈴木さんに対して狂ったように「世間話」→「エッチな話」→「手を握る」の3連コンボを繰り返します。 お前は和田サンか。あまりに卑猥な古矢の行動に照れて先に帰ってしまう鈴木さんを見て、僕たちはバカ笑いしていた。

こんな仕打ちを受けても、鈴木さんは古矢にモリモリとときめいていきます。 26回もこのゲームをクリアした僕がアドバイスしているのだから当然だ。ありとあらゆる女の子にちょっかいを出したことで、 無駄にモテモテになっていく古矢。まるで高校時代の僕を見ているかのようだ。
古矢が下校する時なんかすごいですよ。学校中のカワイコちゃんが古矢といっしょに帰るために校門で待ち受けてますから。 自らに好意を寄せる女の子たちをちぎっては投げ、ちぎっては投げ、かたくなに鈴木さんとセクハラ下校する古矢。もちろん、 ちぎられては投げられた女の子の中には僕の「やっこ」タンもいます。僕は断腸の思いでモニターを見つめていた。

で、まぁ普通に古矢の告白は成功し、こうして見事、古矢と鈴木さんは付き合うことになりましたとさ。良かった良かった。 妙に投げやりなのは、ゲームの最後の方は僕が飽きていたからです。だって俺はこれから古矢と鈴木がどうなるのか全部知ってたんだもん‥。

こうして僕たちの古矢はハッピーエンドを迎えたわけですが、平日の明け方に仮想現実から覚めた僕たちには、 ハッピーエンドなんて文字はありません。むしろバッドビギニング。みんながみんな、疲れきった顔をして、ハードな一日を今まさに始めんとす。
僕はその日、もう休めない授業を当たり前のように休んでしまいました。現実って大変だ。もう寝よう。

2005年11月22日

ヒロポンと腐った体操服

2005

今年もクリスマスは中止かぁ。2ちゃんねるにこの手のコピペが溢れだすと、冬の訪れを否応なしに感じてしまいます。
最近はめっきりと寒くなった。身も心も頭の中身も全部が寒い。前にもチラリと書きましたが、僕の大学、喫煙者にとっては冬は地獄なんですよ。

屋内は全面禁煙のうえ、喫煙所は屋外に三ヶ所だけ。しかもその三ヶ所、どこもかしくも日が全くささない極寒の地です。 文字通りの日陰者扱い。
さらに、キャンパスの中央部に位置する、学内の交通の要衝でもある中央喫煙所は、なぜかいつもビュウビュウとビル風が吹いていらっしゃる。 ガチガチと歯を鳴らしながらタバコを吸う僕たち。本気で凍死しかねない。
ちなみに中央喫煙所は同時に粗大ゴミ置き場を兼ねており、夏場は謎の腐臭が漂っています。 無造作に打ち捨てられたロッカーの中から死体がゴロリと出てきてももう驚かない。

で、しかたなくそこらの日なたでタバコをプープーしてると、すぐさま警備員が駆けつけてきて怒られてしまいます。 後ろに回りこんでから攻撃してくるのだけはやめてほしい。

まぁとにかく、早稲田大学は喫煙者を日陰に押し込めて肺炎かなにかで殺す気マンマンのようです。 放っておけばそのうち肺ガンで死ぬんだから許してよ‥。

ってことで、土曜日、勉強会が終わったあとみんなで鍋を食いに行きました。カリスマ寒かったからね。 なんか勉強会がある土曜日は毎週飲みにいってる気がする。勉強会のメンバーたちが皆次々と肝硬変か肺ガンで倒れていくという未来が、 僕にも容易に想像できます。

でもね、やっぱりガッツリと勉強したあとのお酒って格別ですよね。お酒を最高に美味しくいただくためには、 何かをやり遂げたという充実感とそれに伴う疲労とが必要だと思うんです。僕はそれだけの理由で、御嶽山で行なわれた春合宿の際、 ロープウェーがあるのに無理やり徒歩登山しましたからね。無駄でもなんでもいいから疲れておかないと、酒を十全に楽しめない。

さて、僕らは飲み屋にて、 オーソドックスな寄せ鍋とラジカルなラム肉のキムチ鍋を注文しました。
ここで僕の後輩であるヒロポン君が、キムチ鍋を口にしてとんでもないことを言い出した。

「あ、これ、腐った体操服の味がしますね!」

このヒロポンという男、名は体を表すといいますか、 ヤクでもキメてるんじゃないかと心配になるようなラリった発言を何回も繰り返すんです。口癖は「ですよね!」。他にも「ですよね〜。」 「ですよね。」など数パターンが存在します。

まぁね、「腐った体操服」という、彼のラム肉に対する表現はわからんでもないんですよ。独特の獣臭さがありますからね。でもね、 みんながまさにラム肉を口にしようとしていたあのタイミングで言うべきではない、と心の底から思った。

このようにヒロポン君とは、「僕、場の空気を読める子ですから」と自分で言い出すような、とっても空気を読めない子なんです。例えば、 タバコをバコバコ吸うくせに自分では絶対にタバコを買わない。常にあらゆる人に貰いタバコ。

「いやぁ、やっぱり人からもらったタバコは格別っスね!」

うん、俺のムカつきも格別だよ。

結局飲み会では、僕も或る出来事をきっかけに理性のタガが外れかけてしまい、呑むは吸うはでヒロポンと盛り上がってしまった。 周りの冷静な方々の視線がちょっと痛かったかな‥。今は反省している。

飲み会がお開きになると、僕とヒロポンは帰路につく先生や仲間たちを尻目にヒロポンの家へと向かいました。
この男、高田馬場の駅前という、通学には絶好のロケーションに家を構えていやがるんです。そのくせ遅刻・欠席、 そして留年を繰り返すんですわ。最低でしょ?僕とあんまり変わらないけどさ。

変な方向にテンションが上がってしまった僕たちは、隠語を合唱しながら高田馬場を練り歩いた。 まさにホテルに行かんとするカップルには野次をとばした。空しい。
その空しさを吹き飛ばすべく、コンビニでうまい棒とビックリマンチョコをドカ買いする。もちろん全部僕のおごりだ。食っとけ、ヒロポン!

こうして僕らは駄菓子を貪りながら一晩中ゲームをした。

「あ、サタンマリア出た!」

と、ビックリマンシールに一喜一憂する僕ら。たまには童心にかえるのもいいもんだ。

てか一番ビックリしたのは、ヒロポンが路上でいきなりジャンパーを脱ぎ捨てて地面をゴロゴロ転がりだしたこと。
立ち上がった彼は誇らしげに、

「こんな大技を繰り出すのはひさしぶりですよ」

などと言っていた。僕もビックリしてビックリマンになっちゃいましたよ。
こいつ‥俺とは違うベクトルの変態だな!よーし、今夜は徹底的にハジけてやるよ!‥‥

空が明るくなり、街が活動し始めた午前七時。僕は限界を迎えた。酒の飲みすぎか、タバコの吸いすぎか、ゲームのし過ぎか、 はたまたその全部か、頭の頭痛が痛くてしょうがない。ここまでは隠語を呟くことでなんとかテンションを保ってきましたが、それもここまでか‥ 。僕はヒロポンに別れを告げた。

こうして日曜日は家に帰って延々とグーグー寝ることになりました。このヒロポン野郎!俺の週末を返せ!と言いたいとこですが、 楽しかったからいいや。なんだかんだで普段、彼にもずいぶんとお世話になってますからね。かわいい後輩ですよ、まったく。

というわけで、ヒロポンさん、早く合鍵下さいね。

 

2005年11月18日

Peeping Tom

夜の東西線。漢文漬けの一日を終え、疲れた体をひきずりながら帰宅する途中。僕は不思議なガイジンさんと出会いました。

スーツを着てスーツケースを持ったエリートビジネスマン風の彼は、僕と同じ車両に座っており、一心不乱に何かを読んでいた。 集中しているそのお顔がまたイケメンだ。僕が女だったらFuck meとか言ってたに違いない。

このイケメン兄ちゃんは一体どんな本を読んでいるんだろう、僕も参考にしたい!彼にあやかりたい!日米イケメン同盟を締結したい!
ということで、僕は彼に接近しました。

覗き込んで驚いた。
彼が読んでいたのはHUNTER×HUNTERの2巻だった。

ご存知の方も多いと思いますが、HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)とは、週刊少年ジャンプに連載中の人気漫画です。 「連載中」というのは少し正確さを欠いた表現で、厳密に言うと「不定期連載中」ですかね。 作者の冨樫先生はいまや休載の帝王として有名になってしまいました。2004年は遂に休載率50%の大台を越え、 2005年も右肩上がりに休載しまくっています。そうそう、冨樫先生、来年の1/23発売号までまた休載らしいですよ。丸々二ヶ月、 ハンターハンターはお休みです。死んでほしい。
さらにこのマンガの凄いところは、下書きを堂々とジャンプに掲載してくること。 普通にへのへのもへじとか描いてありますからね。 背景も何も無い完全に真っ白なコマがやたらと多かったり、棒人間みたいのが描いてあったりと、やりたい放題です。
さすがにコミックスになると大幅に加筆・修正されており、「あ、このキャラってこんな顔してたんだ!」 などと、まるで別の作品になっていて面白いのですが、その加筆作業のためにまたジャンプでの連載を休載するという悪循環。 僕も最初こそ冨樫先生の無気力ぶりに憤っていたものの、最近では、たま〜にジャンプに載るあの下書きはハンターハンターの体験版に過ぎず、 本当のハンターハンターはコミックスで読めるんだ、と割り切っています。長々と紹介してしまいましたが、ハンターハンターてのは、 まぁ僕にとってはかなり面白いマンガの一つなんですよ。

で、そのガイジンさん、普通の日本語のコミックスのハンターハンター第2巻、 ブハラが豚の丸焼き70頭を一瞬で食べてしまったシーンのところを読んでたんですね。ハンターってガイジンにも人気あんのかな〜、 日本のマンガを普通に読むぐらいだから、この人相当長い間日本にいるんだろうな〜、とか考えながら、 前に座ってる女の子をボケーっと眺める僕。

5分ぐらいたったでしょうか、どれどれ、今はどこら辺を読んでるのかな‥? と再びガイジンさんを覗き込むと、これがビックリ。彼はさっきと同じページをじっと凝視していました。さらに、 手には電子辞書を握りしめています!

こ、こいつ‥和英辞典ひきながらハンターハンター読んでいやがる!

僕は戦慄しました。彼は全然普通になんか読んでなかった。歯を食いしばって、必死でマンガに向き合ってた。まさに、 作者と読者の真剣勝負だ。そのマンガの作者は全然真剣ではないが。

でもさ、マンガって辞書ひいても読めないと思うんですよね。とりあえず日本のマンガは。
まず、文法上イレギュラーな表現がやたら多いじゃない。ほとんどが話し言葉だからさ。
試しに、そのガイジンさんが読んでいたページの台詞を書き出してみましょう。

「うんおいしい!(ガツガツ) これもうまい!(ムシャムシャ) うんうんイケる(ボリボリ) これも美味」
「ゲ〜ップ」
「あ〜〜、食った食った もーおなかいっぱい」

この台詞を、外人さんの気持ちになって、手持ちの電子辞書の和英辞典で解釈してみます。
「うんおいしい!(ガツガツ) これもうまい!(ムシャムシャ)」。ここまでは大丈夫そうです。意外にも、和英辞典には「ガツガツ」や 「ムシャムシャ」という擬音がふんだんに載っていました。

問題は「イケる」という言葉。これはどうしようもない。あのガイジンさんも、「Oh,my God!!なんでここはKATAKANAとHIRAGANAが混ざっているんだ!?」と地団駄ふんでたに違いない。 試しに「いける」で和英辞典をひいてみると、生ける活ける行ける‥などと、的外れな単語がズラリ。実際、 日本人の僕でも「イケる」という言葉についての厳密な説明は難しいところです。よくよく考えてみると意味がわからん。

さらに、「ゲ〜ップ」の部分。「げっぷ」で辞書をひけばちゃんと出てくるのですが、 果たしてそこまでたどり着けるのか。「げっぷ」をひくことができたとしても、「Disgusting!!彼はローンを組んだんだね、 ご利用は計画的に!」とか言い出して「月賦」と勘違いしたりしないだろうか。心配でしょうがない。
まぁ明らかにゲップをしてる絵がついているんで、そんな勘違いはしないか‥。

でも、英語圏の人が日本のマンガを読むのはやっぱりキツイものがあると思うんですよ。彼らは横書きの文字を左から右に読むけど、 日本のマンガの場合は縦書きの文字を右から左に読むじゃないですか。しかも効果音とか擬音はだいたい横書きで描かれている。 こんなの読む気しないと思いますよ。

日本のマンガって、翻訳されてヨーロッパやアメリカでも普通に売られてるんですけど、レイアウトがだいぶ変えられてるらしいですよ。 原稿は左右反転でコピーされて製本されるんです。こっちの本は右にページを繰っていくけど、向こうの本は左に繰りますからね。 ちょっと読んでみたことありますけど、全く別のマンガみたいになってた。効果音とか擬音も、 Dooooooom!!などと、訳の分からない音になってた。台湾で読んだ日本のマンガは、 台詞が漢字だらけなのを除けば全く違和感無かったです。あぁ、台湾行きてぇなぁ。

それにしても、あのガイジンさんが電車の中でそこまでしてハンターハンターを読む動機が、僕には皆目見当がつかなかった。 ただの趣味にしてはあれは頑張りすぎだ。なんかの仕事でやってるんでしょうかね?
「ヘイ、Tom、明日までにHUNTER×HUNTERを全巻全訳しておいてくれよ、 この契約はわが社としても絶対に成功させたいんだ」
「Yes,Sir」
みたいな。一体どんな契約だよ、Tom。

みんなの予想も聞かせてください

2005年11月16日

にゃんぴょ&ニャンピョ

というわけで、今日こそにゃんぴょの話を書こうと思います。

日曜日、僕は17時頃に池袋サファリ(前回の日記を参照)に到着しました。 20時頃に友人たちと待ち合わせてクイズ大会を始める予定なので、 それまでの3時間は麻雀でも打ってウォーミングアップしとこうと思いましてね。
50円コーラを買いタバコを用意して、準備OK。マイカードをMJ2の筐体に差し込みます。

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これがMJ2における僕の分身、にゃんぴょだ!
可愛らしいオカッパ頭に、女性らしさをアピールするピンクのストール。そして、ストールに隠れてよく見えませんが、 コスチュームはウェイトレスです。
ウェイトレスの制服の上に更にストールを装着するという意味の分からないファッションのにゃんぴょ。まぁアホ面だからしょうがない。

麻雀の打ち筋もにゃんぴょはアホ丸出し!愚形だろうがなんだろうがテンパイ即リーは当たり前、親のリーチに一発でドラを打ってみたり、 三軒リーチに2000点のテンパイで突っ張ってみたりと、頭のネジが数十本外れているとしか思えない麻雀を打ちます。 まぁ全部他ならぬ僕がやっているんですけどね。

この日も、東一局で親倍を直撃し、一瞬で相手をトバしてゲーム終了(20000点スタート)したかと思いきや、 流し満貫でトバされたりと、浮き沈みの激しい麻雀を打ちました。ゲームじゃなきゃこんな雑な麻雀、できない。

そうして3時間ほど麻雀を楽しんでいると、次々とクイズ戦士たちが到着します。皆、今日のクイズ大会にかける意気込みは相当なもの。

まずは、卒論提出を一ヵ月後に控え、全く完成のメドが立っていないながらも、「断腸の思いで今日は遊ぶことにした(本人談)」 あきさん。
次いで、開催日を間違えて24時間先にサファリに来てしまったはら(ミッキー族)さん。
更には、翌日提出の英語の宿題があるも、終わりそうにないので遊ぶことにしたumeさん。
そして、暇で暇で時間を持て余していた

てかあきさん、あなたが主催者でしょ、この企画は。なに断腸してるんですか。


僕らはかなりありえない枚数の100円玉を用意し、 クイズマジックアカデミーの筐体にデータを保存したカードを差し込みます。

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この右の可愛らしく理知的な少女こそが、僕(たち)の分身であるニャンピョです! 断じて左の鳥野郎ではありません。

さて、このクイズマジックアカデミーというゲーム、以前も書きましたが、全国と回線でつながっており、 リアルタイムで知らない人とクイズ対決ができるという優れものです。 画面はタッチパネルになっているので、操作感も非常によろしい。単純なゲームですが、 妙に熱くなってしまうんですよ。

まずは16人で予選スタート。予選のたびに下位4名が脱落していき、その予選を三回行なったあとに残った4名で決勝戦を行なう、 というシステムになっています。

ところがこの予選がクセモノ。予選では出題ジャンルと回答形式がランダムに決められるので、 オールラウンドなクイズ力を持っていなければ安定した予選突破は難しい。どう考えても一人だけの力では厳しいので、 僕らはこうしてチームを組んで挑戦しているわけです。

今回のチーム編成は主に、あきさんが理系学問・芸能、はらさんが理系学問・芸能・ スポーツ、umeさんが文系学問、そして僕がマンガ・ ゲーム担当といった感じ。なんか僕だけすごく使えない人な感じですが、気のせいでしょう。

こうしてクイズ大会を始めた僕たち。一見スキの無いチーム編成に見えますが、実はこのチームには大きな、そして致命的な弱点があった。

「アニメ・ゲーム」というジャンルに弱いんです。弱すぎる。僕を含めて全員ガリ勉くんなので、 こんなオタク文化のことは全く分からない。

「これらの番組ではロボットたちが合体しますが、これらの番組を合体するロボットの数が多い順に並べ替えてください」

分かるはずもない。多い順とかじゃなくて、みんな、その番組自体を知らない。
そのくせ僕らのライバルたちは、この手の問題にやたらと強いんですよ。すごい速さと正確さで正解してくのね。 どうやらこのゲームをやっているのはオタク君たちばっかりのようです。確かに、 その日僕の隣で一人でプレイしていた青年も異常な雰囲気をまとっていましたからね。
まぁそういうわけで、「アニメ・ゲーム」ジャンルだと僕らのニャンピョはいつもビリッケツでした。ごめんよ、ニャンピョ‥。

それに加えて、得意ジャンルの問題でも訳の分からない取りこぼしが目立ちました。

「次の数のうち、2倍しても2乗しても答えが同じになる数を選びなさい」

自信満々でという答えを選択するあきさん。いや、あんた、 1じゃなくてでしょ‥?
このゲーム、正解数はもちろん、早押しの要素もありますので、確かに回答を急ぐ必要があります。 その時間的プレッシャーがこのような凡ミスを生んでしまうのです‥。

というわけで、今回のクイズ大会はあまり振るわない結果に終わりました。一回しか優勝できなかったからね。アニメ・ ゲームオタクさえいてくれればもっと戦えたのに‥。キモヲタさんを求む!

そうそう、クイズ大会の最中、或る出来事がありました。
このゲーム、クイズマジックアカデミーの名のとおり、プレイヤーはマジックアカデミーという学校に入学し、 クイズをすることで魔法使いとして成長していく、という設定なんですね。で、当然、先生キャラクターもいるわけです。 さっきのニャンピョの写真で左にいた鳥野郎も、ガルーダ先生というキャラクターです。
で、ミランダ先生というキャラクターがいます。この先生、胸部が異常に発達しており、 巨大かつ豊満なんですよ。僕はよく知らないんですが、巨乳っていうんですか?こういうの。
それに加えてミランダ先生、とても扇情的な格好をしていらっしゃるんです。なんかビキニみたいなの着て授業するんです。 目のやり場に困るんです。

ふと気がつくと、僕は人差し指で画面上のミランダ先生の胸をタッチしていた。やっちまった、もしかして僕って変態? まさにNO REASON。僕が悪いんじゃない、この指が悪いんだっ、この指‥

プルンっ

え?
恐る恐るもう一回胸にタッチする僕。

プルルンっ

あまりに驚いて、僕は椅子から転げ落ちそうになった。ミランダ先生の胸に触ると、揺れるんです。どうしようもないほど揺れるんです。 震えるんです。

それからというもの、僕らはミランダ先生が登場するたびにその胸をタッチしまくった。南を甲子園に連れてって、 と言わんばかりにタッチしまくった。南を甲子園に連れてって、と言わんばかりにミランダ先生の胸も揺れまくった。おっぱい祭りの始まりだ。
僕たちは胸を連打しながら、こんなどうしようもない隠し要素をいれた開発者たちの頭を疑うとともに、深く感謝した‥。

というわけで、日曜日、クイズの成績は振るいませんでしたが、ミランダ先生のおっぱいは震いまくりましたとさ。おわり

2005年11月14日

にゃんぴょ@サファリ

今日はにゃんぴょ祭りをしました。

会場は池袋のゲームセンター・サファリ。その名の通り、 飢えた野獣のようなゲーマーがウロウロしている危険なゲームセンターです。

このサファリ、僕にとっては非常に思い出深い場所で、高校時代、そして浪人時代に僕はここで何百時間を過ごしたかわからない。
高校のころ、部活をやめたりやめさせられたりしたならず者たちが放課後に集まる場所、それがサファリだった。 もちろん中二になった途端に部活をやめさせられた僕も、ならず者集団の一員だ。僕は個人的に、この集団を『蛮族』 と呼んでいた。

学校が終わった瞬間、終礼やら掃除やらをすっぽかし、我先にとサファリへ走っていく蛮族たち。皆、 おのおのの分に応じて思い思いの方法でサファリを目指すのです。順当に有楽町線で向かう人、すこし歩いて丸の内線で向かう人、 電車にして僅か二駅の距離なのにタクシーで向かうブルジョアジー、トボトボと歩いて向かうプロレタリアート、自転車で向かうサイクリスト、 盗んだ自転車に二人乗りして向かうシーフ。いろんなタイプの蛮族がいた。

流れ集合した蛮族たちは、思い思いのゲームを楽しみます。その中でも蛮族たちの大好物は、3D格闘ゲーム・『鉄拳』 。奇声を上げながらプレイする蛮族たち。サファリ名物・50円コーラを飲みながら、 みんな本当に良い笑顔でゲームに興じていました。
当時は、この『鉄拳』というゲームの腕前によって現実世界の序列がつけられているような風潮すらあり、強い奴は尊敬され、弱い奴は蔑まれ、 逃げ腰なプレイをする奴は卑怯者・チキンなどと呼ばれ人格を否定されていた。確かにゲームのプレイスタイルには性格が如実に表れますけど、 今考えると恐ろしい風潮ですね。

さて、いつの頃からか、蛮族たちは自らを『サファリ部』と称していた。部活をやめた・ やめさせられた寂しさを少しでも紛らわせようとしていたのかもしれません。
この『サファリ部』というアホ丸出しの言葉は爆発的な流行を見せ、 僕の友達の君なんかは年賀状の裏に「サファリ部サファリ部サファろーぜ」 などと訳の分からない詩をデカデカと書いて送ってきましたし、高校の教師たちの間でも『サファリ部』 なるものが問題になる始末。
漢文の授業中、漢文教師の塚田とかいう奴にいきなり「おい、EBA、お前は今日もサファリ部の活動に行くのか?」 みたいな事を言われたときは唖然としたものです。

しかし、厳密に言うと僕は生粋のサファリ部というわけではなく、 むしろ神保町御茶ノ水界隈のゲームセンターに毎日行っており、 こっちにはこっちで別の毛色の蛮族たちが存在しました。
神保町の裏路地にはミッキーという老舗旅館のように巨大で不可思議な作りのゲームセンターがあって、 ある程度のレベルのプレイヤーが集まってたんですね。他にも、 お茶の水の明治大学の裏手にゲームセンター天国みたいな通りがありまして、 僕らは御茶ノ水→神保町→淡路町と、一日五軒ほどのゲームセンターをハシゴしていたんです。

この二つの蛮族、元々は通学路の違いにより別々の活動場所に落ち着いた、ってだけなのですが、 だんだん二つの蛮族にも個性が出てきます。
まず、やるゲームの違い。
池袋サファリ族の活動内容は、『鉄拳』に代表される3D格闘ゲーム、『ビートマニア』に代表される音ゲー、 あとはわけわからんレースゲームとか。
対して神保町ミッキー族は、2D格闘ゲーム、脱衣麻雀、スポーツゲームなど。

他の違いといえば、サファリ族は喫煙者が異常に多かった。ミッキー族は喫煙者いなかった。変な台湾人が葉巻吸ってましたけど。
そう、あの頃の僕は嫌煙者だったんですよ。朝起きて一服、朝食喰って一服、家から駅まで歩きながら一服、学校着いて一服、 授業終わって一服、昼食食べる前に一服、食べ終わって一服、(中略)‥寝る前に一服、という、 ニコチンまみれの今の僕からは想像もつきません。

あとは、ゲームセンター以外の活動内容の違いですね。
ミッキー族は、都会のど真ん中の公園で火を起こしてバーベキューをしてみたり、ガチャガチャを死ぬほど買ってみたり、 秋葉原でプラモデルを買ってみたり、月3回ぐらいのペースで焼肉食い放題に行ってみたりと、支離滅裂な行動を繰り返していました。
サファリ族はゲームセンター以外ではなにしてたんだろ‥?パチンコとかスロットかな?よくわからん。元サファリ族の人、 情報提供をお願いします。

このサファリ族とミッキー族、活動内容が違うとはいえ同じクズ同士とても仲が良く、僕らはよく「東のミッキー、 西のサファリ」などと言って、お互いを讃えあっていました。無駄にスポーツマンシップに満ち溢れています。

当時の僕は基本的にミッキー族だったんですが、非常勤講師としてサファリ族にもよく顔をだしていました。 同じクラスの友人たちはほとんどサファリ族だったからね。

話は変わりますが、我が高校には『学習院戦』という一大イベントがありました。 学習院とかいうよくわからない高校と年一回、いろんな部活で対抗戦をするのです。略して院戦。 僕がわずか一年でやめさせられた水泳部の鬼コーチも、たしか「院戦に負けたら殺すぞ」 みたいなことをおっしゃっていました。つまり院戦とは、早稲田における早慶戦のように必要以上に熱い行事なのです。

さて、サファリ族やらミッキー族やらの面々は当然ですが部活なんてやってません。つまり、院戦とかいう行事には一切関係がない、 部活アンタッチャブルな人々なのです。当然、せめて部活メンたちを応援しよう! なんて気持ちはさらさら無く、院戦当日も朝っぱらからサファリへ直行します。
でもまだ開店してなかったんですよ。ゲームセンターってのはだいたい朝10時開店ですからね。
早くゲームをしたくてしょうがない僕らは、サファリの入り口のガラス戸をドンドン叩きます。

「開けてくださーい!ゲームを、させてくださーい!」

中で困惑する店員たち。当たり前だ。あの光景を思い出して、今ゾッとしてしまいましたよ。最悪すぎて最高の思い出です。

そうそう、この二つの蛮族、たぶん総勢20人以上はいたと思うんですが、全員浪人しました。コーラを飲んだらゲップが出るぐらい当たり前の結末です。しかしただ一人だけ現役で大学生になった男がいて、よりにもよって東大生になりやがりました。 掃き溜めに鶴とはこのことでしょうか。
しかも、浪人してしまった蛮族たちは懲りもせずにサファリに集まります。浪人なのに、いや浪人だからこそなのか、 朝ゲームセンターに集合するのが僕たちの暗黙の了解になってた。予備校?なにそれ?大半の人が一浪ですんだのが奇跡です。 サファリの神様のご加護に違いない!

 

まぁこんな感じでサファリというゲームセンターは僕の中で特別な場所なんですね。で、 今日はほんとにひさしぶりにサファリ巡礼をしてみたのです。 それもこれもMJ2クイズマジックアカデミーをするため、 二人のにゃんぴょを使うため!(参照:9/26 僕と魅惑のにゃんぴょたち

ということで今日はにゃんぴょ祭のことを書こうと思ってたんですけど、長くなっちゃったから次回にします。 なんか懐かしい気分になって書いてたら長くなっちまった。
次回、いよいよ二人のにゃんぴょの写真を公開するよ!可愛いよ!乞うご期待!

てか‥今日一限あるのに‥こんな時間(午前五時すぎ)になっちゃった‥。一時間半だけ寝て、頑張って一限に出るぞ!

2005年11月12日

更新情報

とかいう人がホームページからブログに移行したので、『リンク』のリンク先を変えました。

倬彼漢雲 爲章于天

タイトルからして取っ付きにくいですが、ヒマな人は見てみろりん♪

2005年11月10日

ヽ( ・∀・)ノ●ウンコー

今朝は6時に起きて、洗濯・掃除に炊事をした。主夫まっしぐらです。

昨日ですね、大学の友達にとんでもないことを言われました。
その友人は女性なんですが、彼女が最近このブログの存在を知って、どれどれと閲覧してみたらしいんです。

「なんか‥すごい下品だった」

「すぐに読むのやめた」

みたいなことを、きわめて真顔で言われた。
まぁ確かに上品なブログでは無いわな。どっちかと言うとやや下品かも‥ぐらいの認識だった僕は驚きました。 彼女が本当にイヤそうな顔をしていたからね。ビックリして‥ち

それで気付いたんですが、普段の僕は、女性に面と向かってお下品なことを言ったりするような子じゃないんですよ。
女性の前では明朗快活で知性溢れる話題を振りまく。男性の前では支離滅裂で変態性溢れる話題をぶちまける。EBAってそんな人。だったのだ。

しかしここに来て、深刻な問題が発生してしまった。このネットという空間では、相手を見て話題を選ぶことができないのです。 ブログを始めた当初は、そのことについて色々悩んだりもしたんですよ。万人向けの最大公約数的な無難な話題を提供するか、 それとも好き勝手のやりたい放題にやるか。

で、結局やりたい放題路線でいきました。そもそも万人向けの話題なんて持っていないし、 ネットの日記で紳士的にふるまうってのもなんかめんどくさいし、それならブログ自体やる必要ないじゃん、と思ったので、 僕はジェンダーフリーな日記を書くことに決めた。

ということで、今まで女性に対してジェントルぶっていた僕の作戦はブチ壊しになりました。このブログを見られて、 女性にどう思われようがもう知らん。僕は僕であればええんとちゃう‥?

そして、今まである程度書きたいことを書いてきましたが、それに伴い必然的に下ネタも多くなっていきました。 今漢文を教えてくれてる先生もこないだこのブログを閲覧したらしいのですが、先生にまで言われてしまいましたよ。

「しかし下ネタ多いね、EBAくん。いいの?あれは?」

ってね。実際僕はそんなことばかり考えているんだから、これはしょうがない。やむをえないィィィィッ!

でね、まぁ自分でも気付いていたんですよ。ある一定以上の卑猥なことを日記に書くと、全くコメントが付かなくなるのね。 なんでこんな現象が起こるんだろう、と不思議に思っていたんですが、その友達に聞いてみたら明快な答えが返ってきた。

「自分がこの下品な記事を読んでしまったという痕跡を残したくないから」

なるほどね。納得した。いい年してみんな純情ぶっちゃって‥。このこの!


さて、ここまで長々と下ネタとブログの公共性について論じてきたわけですが、僕は今までと何も変わりません。むしろ意地になっちゃったぞ。 これからも表現の自由を身をもって示していこうと思います!

てか、最近エロトラックバックがこない‥。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

2005年11月08日

ありがとう早稲田祭2005

易カフェ、二日目。
大学に隕石でも落ちて文化祭中止になんねぇかな、なんて考えながらダラダラと朝食をとる僕。なんかもう本当にだるい。
布団に潜りこめばラクになれるのに‥というダークサイドEBAの声を振り切り、 一時間遅刻して登校しました。

そしたらね、なんか僕たちのブースの正面に、いきなり本格的な占いの店が出現してるんですよ。昨日まではそこで、 よく銭湯にあるような富士山の絵を描く職人が銭湯ペインティングを実演! なんていうファンキーな企画をやっていたのに。

で、その占いの店がこれまた流行ってるんですよ。ほんとかどうか知りませんが、テレビ・ 雑誌等で活躍中のプロ占い師が多数!500円で各種占い占い放題!って書いてあった。たしかに魅力的だ。 僕もお金払ってチャネリングやら姓名診断やらをやってほしかったですからね。

廊下の向こうのその店には長蛇の列が。「すいませーん!ただいま20分待ちになっておりまーす!」 などと景気のいい声が聞こえてきます。
馬鹿野郎、こっちは20分待ちどころじゃねぇぞ。俺たちは4時間待ちだぞ。俺たち自身がお客を4時間も待っているんだぞ! 11時から15時ぐらいまで誰一人として来ないんだぞ!

このように競合店が目の前に出現した場合は、普通はこっちも客引きに一層力を入れたりするものだと思うのですが、僕らは違った。 悔しいとか情けないとか、そんな気持ちすらももはや無かった。ただただ帰りたい。帰って寝たい。
初日に続き、あまりのヒマさに精神を蝕まれていくスタッフたち。僕は後輩に延々と下ネタを言い続けていた。後輩はそんな僕を無視していた。 Kなんか来週の勉強会の予習やってましたからね。雨も降り出し、陰鬱な雰囲気はマキシマムに。僕たちの涙雨だったに違いない。

しかし。
文化祭ももう終わろうかという時間になると、何故かお客さんがドカドカ来ました。なんか本当に20分待ちになってんの。
正直僕はその時にはすでに、占うなら向こうの店でチャネリングでもした方がいいよとか思ってたんですが、さすがにお客にはこんなこと言えない。 言い出せない。NOと言える日本人になりたいものです。

いちおう僕も易者の端くれですから、嫌々占いましたよ。初対面の女の子をさ。まぁテキトーに「超吉です」 とか言っときゃいいだろ‥
で、そういう時に限って末期的な結果が出るんですね。これ定番ネ。

「あなたの望みは決して叶わない、あなたの力が足りなさすぎるから」

って出やがった。
お人よしな僕は、彼女のために必死こいて無理やりな解釈を施し、

「今が最低の状態だから、ここからは上昇する一方さ」

と、歯が浮くような台詞を吐いていた。いろんな意味で疲れたよ‥


結局、二日間で客は10人ちょっと。そのうち1人を除いて全員がスタッフの関係者。
さらに僕は文化祭期間中はず〜っと学校にいたというのに、他の出店やら展示やらには一切行ってない。 昼飯も生協のパンとか食ってましたからね。文化祭に参加しているにも関わらず、 文化祭をここまで楽しまなかった人というのも珍しいのではないか。最高に最低な体験だった。また来年もやろうと思う。おわり

2005年11月06日

中間報告

早稲田祭2005『易カフェ』、おかげさまで一日目は無事、大盛況のうちに幕を閉じました。
なんと4人ものお客様が僕たちに占われに来てくれた。5時間で4人。事が無いと書いて無事と読む。ヒマすぎて死ぬかと思った。

そもそも、明らかに場所が悪いんですよ。僕たちが易カフェを開いている場所は、早稲田大学に4年近く在籍している3年生の僕でさえ迷子になってしまうような陸の孤島。ほとんどの人が、この建物で催し物が行なわれているという事実に気付かないまま家路につくだろう。僕も朝っぱらから家路につきたくてしょうがなかった。

というわけで気持ちいいぐらいに誰も来ないので、易者である僕の活動内容は主に喫煙所でタバコをプープーすることぐらいでした。いっそこのまま二日間で来場者が0人だったら話的に面白いんだけどな、とワクワクしてたんですが、物好きな人が4人も来場してくれました。

今日僕は3人を占ったんですが、実際、お金をとって人様を占うという行動は想像以上に疲れるものでした。人に説明するうちに、自分の知識の粗もボロボロ出てきますしね。まぁお客さんたちが僕の占いにそれなりに満足して帰っていったので、ホッと一安心。来てくれた人たち、ありがとう。

もしかしたらおそらくたぶん絶対間違いなく明日も洒落にならないレベルのヒマさなので、本当に誰か占われに来てほしい。人が来なさすぎるので占い料も40%オフしたよ!出血大サービスだよ!血が出るぐらいにヒマだよ!早稲田祭2005で、僕と握手!!

2005年11月05日

二十代しゃべり場

皆さんも既に気付いていると思いますが、このブログ、トラックバックがすごいね。
毎回毎回日記を更新するやいなや、アダルトブログからのトラックバックがビュンビュン飛んできます。とってもウブな僕は、その度に赤面してPCの前でモジモジしているんですが、これ、どうすればいいんですかね?

消すのは簡単だ。エロティックなブログから二度とトラックバックがこないようにするのも簡単だ。でも、本当にそれでいいんだろうか?

僕もね、猥褻トラックバック攻撃が始まった当初なんかは、高尚で潔癖な文章を綴っている僕のブログの品位が落ちるわいくそったれどもめ、な〜んて腹立たしく思っていたんですが、もはやここまできてしまうと、彼らに対して親愛の情とかそういう類の気持ちがムラムラと湧いてきちゃうんですよ。

だってもうスゴイじゃないですか、この公共道徳の欠片も無いブログ名たち。

調教医院

エロ過ぎ中○生

今夜誰に抱かれる

エロ画像おまんこ検索

★☆M字に開脚どまん中「濡れ濡れマンチョ」に極太挿入☆★

オナニー本舗☆

卑猥を極めつくしたブログ名たち。卑猥すぎて爽快だ。仮に人生がリセットできるなら、僕も人前でこんなに卑猥なことを叫んでみたいですよ。世界の中心で叫んでみたいですよ!

というわけで、最近はむしろ日記を書くたびにトラックバックを心待ちにする毎日です。
今日はどれだけ狂ったブログがトラックバックしてくるんだろう?どんな卑猥剛速球がとんでくるんだろう?楽しみで楽しみで筆が踊るように進みます。たまには「どれどれ」とトラックバックしてくれた卑猥ブログを訪問したりもします。だってにんげんだもの。

まぁこんなわけで僕は、エロトラックバック最高!という腐った頭になってしまったんですが、みなさんはどうお考えでしょうか?
こんな破廉恥なトラックバックたちは今すぐ消去するべきですわ!とか、僕は大いに活用しているので消してほしくない。とか、にゃんぴょ☆とか、様々な意見を聞かせてほしいです!ではおやすみ。

2005年11月04日

悔吝者、言乎其小疵也

ほんとにね、ちょっとしたことだと思うんですよ。ちょっとしたことで変わっていくんです。

例えば、今、僕の家はかなり危険なレベルで散らかってるんですけど、 なんでここまでエントロピーが増大した部屋になってしまったかといえば、ちょっとしたことの積み重ねが原因なわけです。
脱いだ服をハンガーに掛けなかったり、灰皿の吸殻を捨てなかったり、読んだマンガを本棚に戻さなかったり、 最近はクソ寒いというのになぜか未だに扇風機が置いてあったり、そういうことが積もり積もって、 気がつくととんでもない状態になってしまっている。全部が全部、ほんの数十秒あればできるようなことなのにさ。 自分がちょっとした努力を怠った結果であるこの乱れきった部屋を見て、暗澹たる気持ちになってしまう僕。

つまり、今僕が抱えている憂いは、僕の犯したちょっとした過ちのせいなのです。
まだ僕の場合は、部屋が汚い、とか結構どうでもいいめの憂いなので救いがありますけど、これは万人の万事に通じるのではないか。

ちょっとしたサボリを積み重ねた結果、もう取り返しのつかないところまで堕ちてしまう人、ちょっとした不摂生を繰り返した結果、 致命的な大病を患ってしまう人。このような例は枚挙に暇がありません。

こんなことを考えていたら、ふとこの日記のタイトルにした文を思い出したんです。

悔吝(かいりん)とは、その小疵を言ふなり。

『易経』の中に収められている『繋辞伝(けいじでん)』 の一節です。
『易経』とは、皆さんご存知の通り、占いの書ですが、そんじょそこらの占いじゃありません。中国において約2000年間、 キリスト教国における聖書のような高い地位を得ている経典です。
また、『繋辞伝』とは、易の思想を哲学的に解説した部分であり、後の中国の世界観に多大なる影響を与えました。

さて、悔吝というのは、憂いや怖れを暗示・象徴する言葉。小疵とは小さな傷、すなわちちょっとした過ちのことです。
易においては、占いの結果は抽象的かつ詩的な文章で表されるのですが、その中に吉・凶・悔・吝・无咎(とがなし) といった、運勢に対する評価の語が含まれています。
例えば、占いの結果、『恆(こう)』 という卦の九四の爻が得られたとしましょう。
易経のその部分を参照すると‥

恆、亨。无咎。利貞。利有攸往。

九四、田无禽。
象曰、久非其位。安得禽也。

とあります。書き下すと‥

恆は、亨(とお)る。咎(とが)なし。貞(ただ)しきに利あり。往くところ有るに利あり。

九四は、田(かり)して禽(えもの)なし。
象に曰はく、久しきもその位に非ざれば、安んぞ禽を得んや。

簡単に訳すと、

恆の卦は、恒久的なものの象徴であるので、良く願いは通る。なんの問題もないであろう。 あなたの行動が正しければの話だが。その場合は、前進したとしても利が有るだろう。

(しかし、)九四が得られた場合、狩りをしても獲物は無いであろう。
いくらその場所に恒久的に居続けても、そこはあなたにとってふさわしくない場所なのだから、どうして獲物を得ることができようか。

といった感じでしょうか。
当然僕たちは文明人なので狩猟なんてしやしませんが、これはあるシチュエーションの象徴なので、もっと漠然と考えていただきたい。
要するに、あなたの求めるものは得られないであろう、というような意味です。
実はこのお告げ、ついこないだ僕自身がある懸案事項を占った際にでたものなのですが、はっきり言って絶望しましたよ。なんですか、 狩りをしても獲物無しってのは!僕の相談に対するピンポイントすぎる回答です。

でもここで投げやりになったりしてはいけない。易の良いところは、 だとか獲物無しとか言われるにしても、なぜ凶なのか、 なぜ獲物が得られないのかという理由を教えてくれるところです。すなわちそこに、僕にとってのより良い未来へのヒントがあるわけ。
僕が得たお告げの場合は、「そこはあなたにとってふさわしくない場所なのだから」という部分ですね。 つまり、僕が自分自身の努力で、僕にふさわしい場所へと向かえばいいわけです。

実際のところ、『易』とは、僕たちに様々な気付きを促すものではないか。予言とか予知とか、 そんなオカルトチックなものでは無いと僕は思う。

「悔吝(かいりん)とは、その小疵を言ふなり」、つまり、『悔吝』という憂いや恐れを表す言葉が占いの結果に出てきた場合、 それはあなたのちょっとした過ちが原因なのだ、ということなのですが、これってハッキリ言って当たり前ですよね。 ちょっとした過ちが重なることで憂鬱や恐怖が生まれる、そんなのは誰にでも分かることです。
また、「あなたの行動が正しければ利があるだろう」なんてのも、 言われるまでもなくみんなが分かっていることです。

でもね、分かっている、という事と、日々実践していける、という事は、似ているようで大きく違うんじゃないでしょうか。
易で自らの問題を占い、そこに示された言葉で自分のことを省みる、そうすることで、当たり前だけど重要な、 そんな基本的な法則を再確認することができる。気付くことができる。
易ってのは、そういう『自分再確認ツール』なんじゃないかと僕は思うのです。

というわけで、来たる11月5日・6日、要するに今週の土日ですね、 早稲田祭2005にて、『易カフェ』を開催します。
正式名称は『(占)東洋エキオスク衣料販店 』。 僕の所属する東洋哲学専修と、デザインサークル・ メイルズのコラボレーション企画です。
『易』による占いと美味しいお茶をご提供、さらに易をフューチャリングしたTシャツなどのグッズも販売する予定です。『易』 に関する展示なんかもあるよ。

僕は易者として参加するので、時間がある人も無い人も皆さんご来場下さい! 5日・6日両日10:00〜17:00本部キャンパス16号館303教室にてお待ちしております。

(占)東洋エキオスク衣料販店
http://www.wasedasai.net/2005/events/general/gakujutsu/01.html#09

早稲田祭2005公式ホームページ
http://www.wasedasai.net/index.html

2005年11月01日

Tell me! PANDA

今日も授業を寝過ごしてしまった。どうもおかしい。
月曜1限、僕にとっては来年度卒業のためのキーパーソンである英語の授業があるのですが、 なぜかこの授業に出席できないのです。

誓って言いますが、僕は休むつもりなんて毛頭ありません。だって前日に予習までしているんですよ?しかも目覚ましを大音量・ 長時間で5個セット。当然、目覚ましは寝床のそばには設置しません。無意識のうちに止めてしまったり投げ捨てたりしてしまいますからね。

ここまでやっても、7:30に目覚ましをかけたはずなのに、それなのに、それでも、起きたら13時。 しかも目覚ましが鳴ってた記憶すらありません。
謎だ。まぁやることはやったんだから、せめて胸を張ってこの現実を受け入れよう。
今日の欠席により、この英語の授業、実に4回中3回、欠席率75%という高打率をマークしてしまいました。イチローもビックリ!イチロ、 ニッサン!変わらなきゃ!

こんな感じで起床した僕は、起きるなりPCを起動し、レッサーパンダはなぜ立つのか(参照: Stand up! PANDA)、その秘密を調べ始めた。教えて、グーグル大先生!
でもね、核心に迫るような情報はなかなか見つからない。けっこう真面目に調べたのに、出てくるのは 「○○動物園のレッサーパンダが立った」とか下らないものばかり。昼下がりの薄暗い部屋に響き続けるマウスのクリック音。

そのうちに、先週僕が見た、例のモザイクレッパンの番組のホームページが見つかりました。ここに真相が書いてあるかもしれない! 期待と興奮でいっぱいの僕は、震える手で入り口をクリック。

http://www.nhk.or.jp/daishizen/fbangumi4/panda.htm

うーん、番組のあらすじが紹介されてるけど、なぜ立つのかという問いに対する答えは見つからない。 確かにその答えがこの番組の目玉ですからねぇ。でもこのNHKのオフィシャルサイト、レッパンの写真が何枚か載ってるんで見てみてください。 かわいいよ。

てかね、そのサイトの一番下、 「地球・ふしぎ大自然」資料館 ってところを見てほしい。 そこのリンクをクリックしても、どこにも飛べませんよね?それもそのはず、これがどこにリンクされているかというと、

file:///C:/Documents%20and%20Settings/user/Local%20Settings/
Temporary%20Internet%20Files/Content.IE5/shiryoukan.html

ホームページを作ったことある人ならわかると思いますが、これ、あまりに恥ずかしいミスです。 お前のCドライブになんて誰も飛べないんだよ!NHKのホームページの、 あまりにずさんな作りにビックリしてしまいました。こんなずさんな会社には、受信料なんて絶対払わないぞ! と自分を正当化してみる。

まぁそれはおいといてですね、このクソホームページにも一つだけ有益な情報がありました。なんと今日(10/31)、 再放送があるらしいのです!これさえ見れば、僕が寝過ごしてしまったクライマックスを見られれば、 レッサーパンダがなぜ立つのか、それがわかるのです!ふむふむ、再放送は16時05分〜16時48分か。

ところが。僕はその時間は家にはいません。授業を全部寝過ごしたくせに、なぜか友達と大学でお茶する約束をしちゃったから。
困った困った、そうだ、誰かにかわりに見てもらおう、そんで後で教えてもらおう!ってことで、 月曜の真っ昼間から家でゴロゴロしてそうな輩を探しました。

よし、こいつだ!僕はあきさんに電話した。

僕の予想は大外れ、真面目なあきさんは大学に行っていました。でも彼女、今から家に帰るということで、 番組のクライマックスはバッチリと見ておいてやる、とのこと。やったぜ。

ふぅ、これでレッパンの謎も解明される、思い残すことはなにも無いな…と満足感に浸る僕。しかし現実は往々にして無惨、 そうは問屋がおろさなかった。

うん、なんかね、新内閣の人事発表やらなにやらで、レッパンの再放送は潰れたらしい。おいおい、新内閣なんてどうでもいいんだよ! どうせどのチャンネルでもやるんだから、NHKではやらなくてもいいじゃないか!
改革を、止めるな。 だかなんだか知りませんが、僕は小泉総理に一言物申したい。レッパンを、止めるな。

家に帰ってきてから僕は僅かな期待を胸に、NHKの番組表を調べてみましたが、どうやら再放送の再放送はもう無いようです…。終わった…。

僕はこの新内閣を、許さない。絶対に許さない。
今まで選挙なんかロクに行かなかった僕ですが、次の選挙には絶対投票しに行ってやる。新内閣なんか、ぶっ殺死てやる!
てか実のところ、僕はイマイチ選挙の仕組みとかわからないんですけど、たぶん僕の清き一票で新内閣をぶっ殺死させられますよね?
とにかく、一票じゃぶっ殺死できないなら、レッサーパンダたちの分も投票してきてやる!こないだオーストラリアかどっかで、 飼い主のイタズラによってペットの犬に投票用紙が送られてきた、って事件があったからな!

と、一通り怒ったところで気付いた。気付いてしまった。
うち、ビデオデッキあるじゃん…。あきさんに頼むまでもなく、留守録すればよかったじゃん…。

まぁどうせ録画してたとしても、肝心の再放送自体が潰れてたわけだしね…

と、一通り自分を慰めたところで気付いた。気付いてしまった。
そもそも、全部俺が寝過ごすからいけないんじゃん。番組のクライマックスを見逃したのも、今日の授業行けなかったのも、 最近の腹立たしい出来事は、全部僕自身のせいじゃん…。

レッサーパンダたちよ、ごめんな、おじさんは結局、君たちの秘密を知ることはできなかったよ…。どうか、こんな俺を、許して…く…… れ……zzzzzz…

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