2006年04月29日

なぜなんだぜ?

なんでメイド喫茶行った、って言うと気持ち悪がられるんでしょうか?

先日、ひさしぶりにメイド喫茶行ったんですよ。
いっつもおっぱいとかまつ毛の話ばっかりしてる某友人を突発的に飲みに誘ってみたら、「今風邪気味だから、 飲みじゃなくてメイド喫茶に行きたい!!」という強烈なリクエストを受けたのです。12円しか持ってないくせに「飲み行こう」 とか誘ってる僕にそこらへんの選択権は皆無なので、「しょうがないなぁ、メイド喫茶にしてやるよ、その代わりお金貸せよな」 と変な理屈で無理やりお金を借りました。

で、向かった先は当然秋葉原だ。メイド喫茶って単純につまらん、と数回行って思ってた僕は、あんまり気乗りがしなかった。

ところが行ってびっくり。一人、とっても可愛いメイドさんがいるではないですか。こ、これはクリティカルヒットだ!
僕と連れの友人とは美的感覚が全く異なっていて、正直、 僕は彼ご自慢のステディを見るたびに人間と動物の線引きについて深く考え込んでしまうのですが、今回は本当に珍しく二人の意見が一致した。 こりゃ最高にカワイイぞ、と。

閉店間近の22時頃、店内にはメイドが二人いたのですが、もう一人のメイドは岩石タイプのポケモンでした。 お前は一生モンスターボールに入ってろ、と心中で悪態をついていたら、よりにもよってオーダーを取りにくるのはポケモンの方なんですね。
「チェンジ」の声がノドから出掛かりましたが、まぁそんな便利なシステムはメイド喫茶にはありゃしないし、 なにより可憐なメイドたちの裏には屈強な黒服が控えてるってのも想像に難くないので、踏みとどまった。

それでも僕らは二人でジロジロとカワイコちゃんの方のメイドを眺め回しました。もうほとんど視姦ですよ。
その前日に不慮の事故でコンタクトレンズを失った僕は、しょうがないので家専用のなんか不気味なメガネをかけて視力を補強してました。

しかし見れば見るほど可愛らしい。あどけなさの残る笑顔、短いけど下品ではない、そんな長さのスカートからすらりと伸びた足、 少しオドオドしたその仕草、全てがツボだ。胸のネームプレートを見ると、彼女はしおりという名前らしい。

たいして美味しくもないのに値段だけは一丁前なコーヒーをすすりながら、一生懸命に働くしおりちゃんを鑑賞する。 これほどの幸せがあるであろうか、いや、ない。

「今日はメイド喫茶に来て本当に良かった。風邪をひいててくれて、本当にありがとう、あ、会計4649」

僕は心からのお礼を友人に言った。

つまるところ、僕が今までいまいちメイド喫茶に熱くなれなかったのは、単に、 カワイイと思えるメイドに出会ってなかったからなのでした。世の男たちはこうやってキャバクラとかにハマっていくのだろうなぁ。

メイド喫茶を出て、「しおりちゃんは俺に気があるみたいだ」、「いや、絶対俺の方が好感を持たれていたはず」、 「まぁとにかくまた行こうぜ」、「うん、絶対行こう」といった会話をしながら僕らは御茶ノ水へとフラフラ歩きました。で、駅に着いても、 まだまだしおりちゃんの魅力について全てを語りつくせていなかったので、 こじゃれたイタリアンレストランに入ってマルゲリータをつまみに日本酒飲みながら議論し続けてたら、終電無くなった。

 

という話を女友達にしたら、もう気持ちいいぐらいに気持ち悪がられましたよ。

僕は怒った。なんでメイド喫茶行くのが気持ち悪いんだぜ!?と。

彼女は言った、よくわかんないけど気持ち悪い、と。

その後なんらかの議論をした気がしますが、詳しくは忘れました。
たしか彼女は、「女の子目当てにメイド喫茶に行くという行為は、正常な人間関係を生み出せないから、そういうことする人は気持ち悪い」 みたいなことを言ってた気がする。
それに対して僕は、ネチネチと語の定義について問い直したり、クドクドと反例を挙げたりして彼女の意見を否定しました。我ながら、 自分の議論の仕方って相手を不愉快にさせるよなぁ、とちょっとウンザリしたけど、今回ばかりはしょうがない。 とにかくしおりちゃんはカワイイんだよッ!!

とりあえず、来週月曜日までにもう一度論旨をまとめ直してきやがれ!ということで、その話はひとまず終わりました。

僕が思うに、「メイド喫茶に行くこと・行く人は、気持ち悪い」という定説は、ある程度の市民権を得ています。それは認めざるを得ない。

しかし、この定説を条件反射的に振りかざす人は、えてしてメイド喫茶に行った経験がないと思います。
だって実際に行ってみれば分かるもん、メイド喫茶とは意外なほど、少々がっかりしてしまうぐらいに普通な空間だってことが。

ネズミーランドではミッキーとかの着ぐるみが歩いてますけど、メイド喫茶におけるメイドさんもそれと同じようなもんです。 ネズミーランドへアトラクションを楽しみに行く人もいれば、着ぐるみに会うのを楽しみにしてる人もいる。 メイド喫茶へコーヒーを飲みに行く人もいれば、メイドさんを見に行く人もいる。実のところ、メイド喫茶ってのは、 もはやただの観光地なのです。

しかし、実際のメイド喫茶を知らない人々は、「メイド喫茶」という言葉を聞くと、「アキバ、アニメ、エロゲー、二次元、オタク、 引きこもり、ロリコン、社会不適合者」といったエキセントリックかつ典型的な要素を数珠つなぎで連想し、 様々な分別するべき要素を混同したイメージを瞬時に抱いてしまうのでしょう。
要するに、彼らがやってることは、思考停止と、安易な連想ゲームだ。

もちろんこの思考停止というテクニックは誰もが使ってますよね。どっかの方面では思考停止をして、 物事をテキトーにラベリングしとかないと、この世界は膨大すぎて自分の中で処理し切れないからさ。僕も、コギャル→売春、 アイドル→うんちしない、みたいな安易で根拠レスな思考停止をやまほど行なってます。
この思考停止は、当然、偏見や差別や誤解の母体になりますけど、まぁしょうがないですよね。物理的に。
最低限、無知による思考停止がその原因なんだ、って分かってりゃいいんじゃないでしょうか。

というように、僕は僕でちょろっと考えてみたのですが、どうでしょう。
メイド喫茶に行く人って気持ち悪いですか?気持ち悪いなら、それはなんでですか?天下に広く意見を求む次第である。

 

てかこの日記読み返して思いましたけど、メイド喫茶行ってる時の僕は疑いようもなく気持ち悪いですね。完敗や。

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