2006年06月07日

EBAの貴族的生活

ふと美味しいコーヒーを飲みたくなった。
「やっぱりコーヒーは淹れたてに限る」と言われたから。

グーグル先生に美味しいコーヒーの淹れ方を尋ねてみる。先生は瞬時に僕のほしい情報を持ってきてくれた。
やっぱり豆は淹れる直前にミルで挽くのが一番良いらしい。

しかしコーヒーミルなんて持ってないしな…。
ちょっと調べてみたら一万はしないみたいだし、サクッと買うか…。
気の大きくなってる僕はあやうく画面をクリックして購入しそうになった。

あ、でもそういえば、実家に古びた手動のコーヒーミルがあったな…。
なんでも手挽きのミルは、電動に比べると豆を挽く時に熱が出にくいので、コーヒーの味や香り(解説ページではしきりに「アロマ」 と表現していた)を損ないにくいらしい。

すぐさま実家に向かい、ほこりまみれになっていたミルを回収した。入念にミルを洗い、しっかりと乾かす。

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あとは豆だけだ。
近所の輸入食材専門店へ行って、物色してみた。たくさんの種類の豆が並べられているが、よくわからない。 とりあえずブルマンってのがやたらと高いことだけはわかった。うんうん、やっぱり体操着は短パンよりブルマンだよな。

色々な種類の豆をちょっとずつ買って好みの味を探そうと思っていたのだが、豆は200gからしか売ってくれないらしい。
200gというのがどれほどの分量なのかも分からないのだが、スペシャルブレンドとかいう無難なやつを購入した。安かったから。 ブルマの半額だった。いつかお金持ちになったらブルマを飲んでみよう。

これで準備は万端。ドキドキしながらミルに豆を流し込み、挽いてみる。

ゴリガリゴリ…。

楽しい。次々と吸い込まれては砕かれていく豆たち。見ていて飽きない。手にはガリガリという心地よい感触。 自分で豆を挽くっていいなぁ…。

しかし一向に挽き終わらない。え、まだ…?摩擦熱を極力抑えるため、静かに挽かなくてはいけないので、イライラしてくる。 レバーを回す右手よりも、ミル本体を抑えている左手が痛くなってきた。

しかも、最後の方になると、粉砕されたコーヒー豆のかけらがミルからぽんぽん飛び出しまくる。フタが付いてればなぁ…。
こうしてキッチンの床は豆の破片だらけ。ほうきとチリトリで床を掃除すれば、 それでコーヒー一杯淹れられるんじゃねぇかってぐらい散らばっていた。

ようやく豆を挽き終わった僕は、ドリッパーに豆をセットし、お湯を注いだ。
この工程にも決まりがあるらしくて、「最初に少しお湯を注いで、20秒間コーヒー粉を蒸らす」とか色々あって面倒だったが、 忠実にやってみた。
なんでも、繊細なお湯の注ぎ方のためには口が細いヤカンが必須らしい。当然そんな洒落たものを持ってない僕は、 口が豪快に広いヤカンで頑張った。手がプルプルした。

そして待つこと数分。ようやく一杯のコーヒーが完成した。総所要時間、約20分。
バカか、マジで…。まだ作業に慣れてないというのもあるが、毎朝こんなことやってたら毎日遅刻だわ…。

でも美味い。飲んでみたらこりゃ美味い。
変な苦味みたいのが全然無くて、とってもサワヤカな味なのだ。「コーヒーは苦けりゃいいんだよ」 と思いながらインスタントコーヒーを飲んでた今までの僕がバカみたいだ。
もちろん、時間かけて苦労して淹れた、という心理的効果も多少あるだろうが、本当に美味いぞ、これ。

上機嫌になった僕は、EBAコーヒー苦労ブレンドを啜りながら朝までゲームに興じた。新鮮なカフェインのおかげで、 徹夜も全然ヘッチャラだぜ。

それからというもの、目覚めるとまずヤカンを火にかけ、ミルで豆を挽くようになった。もうこの作業も苦にならない。
挽いた粉にお湯を注いで抽出している間に、布団をたたんだり部屋を換気したりする。それが終わったころに、 ちょうどコーヒーが出来上がるのだ。
なんて優雅な一日の始まりだろう。
もちろんそのコーヒーを味わいながら、朝のネット巡回。美味しいコーヒーを飲むと、タバコも進む。最高に幸せだ。

一つ困ったのは、今日メイド喫茶に行ったら、出てきたアイスコーヒーがマズくて飲みきれなかったこと。
もうメイド喫茶はやめだ。

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