2006年01月14日

すべてが奇跡!!すべてが事実!!《剣神》が大幸運を呼び寄せる!!

ただいまテスト週間の真っ只中です。もう泣きそう。
冬休みと春休みの間がわずか一週間という狂ったカリキュラムの我が大学では、正月ボケしたまま猛烈なテストラッシュに突入することになり、 正直、体がついていかない。

今日僕は3つのテストをかかえていたんですが、昨日の時点で全く準備をしていなかったんですよ。
後期に入ってからというものの、僕は授業をテキトーに聞き流すようになってしまい、普段からの積み重ねは全く無い。
そう、僕には「1を聞いて10を知った気になる」という致命的な悪癖があり、先生たちのありがたい話も「そんなん知ってるよアホー」 みたいな感じで馬耳東風していたのです。
アホーは僕の方だったと気付いたときには、既に残された時間は多くなかった。テスト週間に入ったら死ぬ気で対策しなきゃいかんざき!

と思ってたらなぜか僕はヒロポンの家にいた。
昨日は夕方から授業だったんですけど、「今からテストあるから電子辞書を貸してくれ」 という理由だけで僕は友人に朝っぱらから大学に呼び出され、夕方の授業まで死ぬほど空き時間があったのです。

ということで僕は昼間っからヒロポン家に入り浸り、 苺ましまろというロリコンアニメを鑑賞しながら水割りをあおり、生ハムを食べていた。 ヒロポンも5限にテストがあるというのに、なんのためらいもなく飲酒。アニメ。ゲーム。 そして剣神ドラゴンクエスト(詳らかには前々回の日記を参照すべし)。
このままテストとか授業なんかサボっちまえよ、という堕天使の声が頭をリフレインしましたが、なんとか二人揃って登校することができました。 たぶん登校中に100回ぐらいダリぃ〜って言ったと思う。

こうしてヒロポンは5限のテスト、僕は5・6限の授業を全うしたわけですが、まだまだこれでは終わらない。
6限を終えた僕は、既に帰宅していたヒロポンに「今から(また)お前んち行くから」 と一方的な電話をし、自転車を走らせてあの魔窟へと舞い戻った。翌日に控えていた中国思想史のテストのために、 彼が作ったまとめメモを写させてもらおうと思ったのです。僕、その授業の内容をほとんど覚えてませんでしたからね。 もはや先輩としてのプライドとかそういうのが、気持ちいいぐらいに無くなってる。

しかし、ちょろっと写してすぐ帰宅するつもりだったのに、気がついたら僕はペンの代わりに剣を握り、 剣神ドラゴンクエストをプレイしていました。

僕もヒロポンも、すでにラストボスである竜王を倒してこのゲームをクリアしているのですが、 実はまだ強大な隠しボスが残っていたのです。
奴の名はゾーマ。言わずと知れたドラクエ3のラストボスです。こいつを倒さなければ、 本当に剣神をクリアしたとは言えない!倒す!超倒す!本当に倒すべきものは実は僕のあまりに弱い意志なんですが、それは後回し。 今はゾーマを倒して世界に平和を取り戻すのが先決だ!
こうして僕らは不用に意気込みながら、ゾーマに挑んだのです。

P1010837

しかしゾーマは変態的に強かった。
猛烈なスピード、猛烈な数、そして猛烈な破壊力で繰り出されるゾーマの攻撃。さすがは大魔王と言うべきでしょうか、 僕らはゾーマに指一本触れないまま、何回も何回も惨殺されました。
一応、インターネットを駆使することでゾーマの攻略法は知っていたのですが、実際に剣を振ってプレイするこのゲームでは、 体がついていかないとどうしようもない。

基本的な作戦としては、遠距離からゾーマが放つ光弾を防御したり弾き返したりして凌ぎ、 しびれをきらしたゾーマが近づいてきたところに勇者の最強呪文・ギガデインを叩き込む、という流れ。なんですが、まず第一段階の 「ゾーマの攻撃を凌ぐ」という時点でムリ。

P1010838

ゾーマは、イオナズンや、光弾乱射、高速三連光弾で容赦なく僕らを殺し続けた。ちなみにゾーマの一連の攻撃は、 1分30秒ぐらい続きます。その間ずっと、プレイヤーは剣を構えたマヌケな格好をしながら、防御に徹しなければならないのです。

そしてなんとかゾーマの猛攻を耐え切り、「よし、反撃だッ!」とギガデインを発動しても、なぜかこちらが死ぬ。
よっぽどタイミングよくギガデインを打ち込まないと、 ゾーマのベギラゴンかがやく息で即死させられてしまうのです。

おまけに、ギガデインは2発当てないとゾーマを倒せないのですが、残り体力が半分以下になったゾーマはパワーアップして 一層激しい攻撃を仕掛けてくる。はっきり言ってやる気無くなるレベルの弾幕でしたよ、あれは。

それでもしつこく交互にチャレンジを繰り返す僕とヒロポン。
何回、何十回も敗北を重ねるうちに、ゾーマの行動パターンが読めてきました。このゲームは一人用ですけど、 二人でプレイすると一人でやるよりもずっと多くの発見があります。タバコを吸い吸い、焼酎を飲み飲み、剣を振り続ける二人の勇者。
実際に剣を振る方の人はゾーマの攻撃を凌ぐので精一杯なので、休憩している方の人間が様々な状況判断を行ないます。

「おい、ベホイミしろ!」

「次、赤い弾くるよ!!」

「そこでギガデインだっ!!!」

大の大人二人が血眼になって剣を振り、叫ぶ、その様子はまさにキチガイパラダイス。もう恥も外聞もありません。

が、それでも勝てない。気がついたらすでに深夜、日付が変わっていましたが、それでも勝てない。僕は手の甲の筋とか 肩の筋肉とかがありえないぐらい痛くなってましたし、ヒロポンに至ってはすでに心が折れていました。 「もう僕はゾーマ様に服従しますよ」と吐き捨てて、彼はふてくされていた。

しかし僕はあきらめませんでした。徐々にゾーマの攻撃を見切れるようになってきた自分に気付いたから。 実際に体を動かすこのゲームにおいては、自分の成長を感じると本当に嬉しいものです。
最初は全く見えなかったゾーマの高速攻撃も、だんだんと弾き返せるようになってきました。腕は痛いけど、楽しい! 最高に楽しいィィィィィィ!!

と言っても翌日に試験を3つ抱えている身としては、朝まで剣を振りつづけるわけにもいかない。どこかで区切りをつけて、 我が家に帰らなければ。

ちょうどヒロポンが「一時半からアニメを2本連続で見ます」と言ってたので、僕も一時半においとますることにしました。 体力的にももう限界だし、残り30分で、絶対にゾーマを倒してから帰る!

そして運命の時がやってきた。

僕はゾーマを倒しました。

写真の一枚や二枚ぐらい撮っておけば良かったんですけど、その時の僕は興奮と感動と疲労のあまりにそこまで考えが至らなかった。
時計を見ると、まもなく一時半。劇的な幕切れです。
僕はヒロポンと固く手を握り合い、喜びを分かち合いました。彼は「僕は今日、EBAさんに本当の勇者を見ましたよ!」と僕を称えてくれた。
ありがとうヒロポン!お前がいたから俺は何度も立ち上がれたんだ!勇者は最初から勇者なわけじゃない。決してあきらめない、 その心が少年を勇者にするんだ!

4,5時間に渡って剣を振り続け、ゾーマに挑むこと数十回。下手すると百回いってるかもしれない。ようやく世界の平和を取り戻し、 僕は強い達成感に包まれました。
でも、その反面、どこか寂しい気持ちもあった。目標に向かって必死に、何度も何度も努力し、徐々に成長していく…。 それは最高に楽しい時間だった。そしてひさしぶりに味わった感覚だった。
ありがとう、ゾーマ。俺、また明日から頑張れるよ…!

こうして僕が自宅に帰りついたのが、深夜二時半。
明日のテスト、何一つ勉強してないヨ!やばいヨやばいヨ! とか思いながらダラダラとネットサーフィンしてたら、いつのまにか朝七時になってました。人生オワタ\(^o^)/

4時間ほど仮眠をとり、大学へ。
僕も今まで相当堕落した人生を送ってきましたけど、ノー勉強で三つの試験に挑まんとする暴挙は、さすがに今回が初めてです。
単位はほしい!超ほしい!錯乱しながらヒロポンの作ったまとめノートを必死で模写する僕。あぁ、手が痛い!あぁ、あと10分でテスト始まる! ひぃぃぃぃ!
な〜んてことしてたら「こんなに往生際の悪い人は初めて見ましたよ」と彼に言われてしまいました。そう、最後まで勝負を捨てない、 それこそが勇者の勇者たる所以だからね!

まぁなんだかんだで、テストは結構できました。ゾーマとの戦いの後遺症で、字を書くたびに手の甲が痛かったんですけど、 なんとか頑張りましたよ。剣神をプレイすることで、粘り強さや集中力がアップしたおかげとしか思えません。まるで夢のようですが、 これが現実なんですね。剣神は一生手放せません!本当にありがとうございました。(匿名希望 東京都在住 22歳 勇者)

この記事へのコメント
勇者様ぁ〜!!

あたしの前でゾーマを倒してくださいよ!
じゃないと信じないよ!!
Posted by aki at 2006年01月15日 00:08
>>aki
よし!まかせろっ!!
俺今日もゾーマ倒しちゃったよ、これからは一日一回ゾーマ狩りじゃ!
てか俺左手でも余裕でギガスラッシュ出せるようになったよ、着々と最強勇者に近づいてゆ!
Posted by EBA at 2006年01月16日 01:04
なんてことだ!!

こうしちゃおれん!!
あたしも素振り始めよ!!
Posted by aki at 2006年01月16日 02:02
>>aki
素振れ素振れ!
ただ、度重なる強敵との戦いで、剣がボロボロになってきたのが心配だ。
腕の筋肉痛もいつまでたっても抜けません。毎日やってるからね!
Posted by EBA at 2006年01月17日 04:46
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。