2006年01月24日

勇者 その終わりなき挑戦

こんにちは。勇者です。

皆さんご存知の通り、僕は毎日お猿さんのように自宅で剣を振っています。
(参考:甦りし伝説の剣すべてが奇跡!!すべてが事実!! 《剣神》が大幸運を呼び寄せる!!

最近は、最強の敵・ゾーマを倒すことにも些か飽きてきたので、 より過酷な条件でゾーマを倒すことに腐心しています。

このゲームには、『世界樹の葉』という、体力がゼロになっても一回だけ復活できるアイテムがある。 僕も最初の頃は、このアイテムのお世話にならないとゾーマを倒すことができなかった。

だんだん実力がついてくると、僕はこのアイテムの使用を封印して、ゾーマを倒すことに挑戦しはじめた。勇者のくせに、 復活という保険をかけて勝負に挑むなんて卑怯ではないか。
気が遠くなるような回数の戦いを挑み、僕は世界樹の葉無しでゾーマを倒せるようになった。 ゾーマの攻撃をだんだんと見切れるようになってきたことが勝因だ。

次に僕は剣を左手に持ち替えた。なにかのアクシデントで僕が右手が使えないときにゾーマが襲ってきたら、世界を守りきれない。 勇者たるもの、常に万全の備えをしておくべきではないか。
利き腕ではない左手でプレイすることで、また難度が上がる。僕は基本に立ち返って、簡単なステージから入念にクリアしていき、 左手でのプレイに体を慣らした。やはり、左手では難しいような斬りの連係もあるので、そのような連係は特に意識しながら練習する。
そして僕は、左手でもゾーマを叩きのめした。

しかし世界樹の葉を使用しなくては、さすがに勝つことはできなかった。悔しい。

さらに僕はしつこくゾーマと戦い、左手で敵の攻撃を捌ききる特訓を行なった。世界樹の葉は、使いたくない。
いくら左手で戦うというハンデを自ら課そうが、僕だけが復活可能だなんて、正々堂々と挑んでくるゾーマに失礼ではないか。 僕とゾーマが今まで営々と続けてきたこの勝負の否定、冒涜だ…!
僕は一晩中、親の敵のように剣を振り続け、左手プレイ、かつ世界樹の葉無しでゾーマを滅殺した。これは本当に厳しかった。

この時に至って、僕はゾーマという敵に尊敬の念すら覚え始めた。

ゾーマは最後まであきらめない。勝負を投げ出すことなど絶対にしない。ただただ粛々と、愚直なまでに、 大魔王としての自らの義務をまっとうしようとする。自らの桁外れの強さに溺れ、敵である僕を侮るなんてことは決して無い。いつでも全力だ。 コンピューターだから当たり前だが。

大魔王にまるで似つかわしくない、ゾーマのそんなひたむきさに、僕は何回も叩きのめされた。
いける!勝てる!というところまで追い詰めながらも、そこから何回勝負をひっくり返されたことか。彼は決して、僕のミスを見逃さない。焦り、 恐れ、慢心、力み。そういった心の乱れは、剣筋の乱れに直結する。ゾーマの前では、その一瞬の逡巡が命取りだ。僕の心の乱れを、 彼は死を以って冷厳に断罪する。なんという好敵手か。
言うならばゾーマとは、僕の心の弱い部分を映す鏡なのだ。

そして気付いた。剣神ドラゴンクエストとは、己の心の弱さを己の剣で切り伏せていく、自分との戦いなんだ…!

この域まで達した僕は、自宅で一日一回、右手と左手両方でゾーマを倒すというトレーニングを始めた。
実際に体を動かすこのゲーム、一日練習をサボってしまえば、戦いのカンを取り戻すのに三日はかかる。一日たりとも休むわけにはいかない。
僕は勤勉にゾーマを殺し続けた。

しかし僕に流れる勇者の血が、そんなルーティンワークな毎日を許してくれない。僕の闘争本能は新たな試練を欲していた。

以前にもチラリと書いたが、ゾーマにダメージを与えるためには、ギガデインという呪文を使用する。 タイミングよくギガデインを当てられれば、一気にゾーマの体力の七割を奪い去ることができる。つまり、 ギガデインなら二発でゾーマを倒すことが出来るのだ。もちろん、その二発を当てるのが途方も無く難しいのだが。

僕は、ゾーマに対しての唯一無二の攻撃手段であったギガデインすらも、封印することにした。ギガデインに頼りきっているこの現状、 もしも僕のMPが無いときにゾーマが襲ってきたら、世界を守り抜けないではないか。勇者たるもの、呪文に頼るなんてのは男らしくない。 そもそもこのゲームは剣神という名前だ。僕は剣の攻撃のみでゾーマを昇天させることにした。使う呪文は、回復呪文(ベホイミ)と補助呪文 (スクルト・バイキルト)のみ。

とはいうものの、今までの戦いを顧みるに、これはあまりに無茶な挑戦だ。ゾーマが放つ光弾を弾き返す、ゾーマを剣で攻撃する、 その両方において、いまだかつて無いような凄まじい剣速が求められる。それを得るには、今までの特訓では生温すぎる。どうすればいいのか…。 考え抜いた結果、その結論は…。

 

P1010847

僕は右手に2Kgの重りを装着した。
この状態で簡単なステージから攻略していき、剣速のアップを図るのだ。

しかしこれが思った以上にきつい。ステージ1の最初、スライムを数匹倒した時点で、肩が悲鳴を上げ始めた。 剣を振り上げる動作が果てしなく苦しい。重りに振り回されて、剣の抑えが効かない。

僕は歯を食いしばって、冒険を続けた。
そのうちに、コツを掴んできた。

手の力だけで剣を振るから重労働なのだ。ヒザや腰のひねりを活用する、つまり下半身を使って振れば、軽やかに剣を振り回せる。 気がする。邪念を振り払うかのように、僕は剣を振り続けた。

こうして僕は、2Kgの重りをつけた状態ですらギガスラッシュを放てるまでになった。これならもしかして…!

重りをベリベリと外し、投げ捨てる。
ドサッ…。
まるでドラゴンボールの中のワンシーンだ。

そして剣を振ってみる。
ビヒュン、ビヒュン!
風を切る音が今までとは明らかに違う。
軽い。剣が羽毛のように軽く感じられる。羽毛なんて持ったことないが、とにかく軽い。
ドラクエで言うと、 破壊の鉄球をはやぶさの剣に持ち替えたぐらいの軽さだ。いけるぞ…!

僕はゾーマに挑んだ。

ボヒュッ、バヒュッ!フォンッ!ビュンビュン!ズババァッ!ピカーンッ!

「くらえっ!ギガスラッシュ!!」

ズゴゴゴゴゴッ!

「とどめだっ!」

ジャキーン……!ズババババッ!!

………。

……。

…。

 

P1010848

数十回に及ぶ敗北の後、僕はついに剣のみで、そして世界樹の葉を使わずに、ゾーマを浄化することに成功した。ついさっきの出来事だ。 本当に嬉しい。
心地よい達成感と、凄まじい肩の痛みに包まれながら、僕は剣神の電源を切った…。

 

しかし、僕の剣神はまだまだ終わらない。
明日からは、左手持ちの剣の攻撃のみで、ゾーマを倒す。
その次には、腕に重りをつけた状態で、ゾーマを倒す。
最終的には、足に重りをつけた状態で、左足に剣をくくりつけ、剣の攻撃のみでゾーマを倒す。

これが僕の今後の目標だ。これからも剣神を通じて、心と体を共に鍛え抜いていこうと思う。
勇者道に王道無し。頑張るぞ。

 

 

 

 

てかホントにキチガイじみてきたわ、俺…。

この記事へのコメント
僕もゾーマ倒したいよヽ(`Д´)ノウワァン
てか2P対戦ってもうしたの?!
対戦してみたらいいんじゃない?
Posted by マイクル at 2006年01月24日 23:18
あ、すまん
目隠しして心眼で戦ってくれ。
Posted by ゲイイチ at 2006年01月24日 23:41
よ、久しぶり。ワロタ。
もはやエバが剣神だね。
剣をオモリつけた足で持って戦うっていうのはどう?
こっちのほうが腹筋とか鍛えられそうだけど。
Posted by ゲイイチ at 2006年01月24日 23:42
相当な運動になってるね。
なんかすごい。勇者なり。
EBAは本当に勇者になっていくなり。
勇者は、かっこよい剣さばきをするなり。
剣をほおりなげて、一回転してキャッチして、
飛び上がりながら切りつけることができるなり。
Posted by ちー at 2006年01月25日 17:31
>>マイクル
春休みにみんなでゾーマ狩りしようぜ!沖縄で!
2P対戦はまだやってないよ、なんか説明書読む限り、メチャクチャつまらなそうなんだよね…。


>>ゲイイチ
目隠し、俺も考えたんだけど、敵の位置とかって音で分かるわけじゃないから普通にムリなんだよね…。
足はそのうちやるつもり。

ヒマしてんなら、ムレオとか誘って呑もうぜ〜


>>ちー
うん、俺もゴロゴロ転がったり、飛び上がったりしながらゾーマと戦いたいけど、うちの広さ的にムリなんだよね…。
思いっきり剣を振りかぶるだけで天井にぶつかるし…。

どっかの草原とか浜辺で、思いっきり剣神したい!!
Posted by EBA at 2006年01月25日 20:10
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Weblog: 好きな子選んで。
Tracked: 2006-01-24 07:12
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