2006年04月10日

カラカラカラメヤサイドカモリニンニクアブラブラ

またまた花見に行ってきた。
向かった先は代々木公園。もう四月中旬にならんとするところだし、「花が散ってたら木を見りゃいいよ」 と投げやりな感じで企画された今回の花見でしたが、僕たちの予想とは裏腹に、桜はまだまだ元気に咲き誇っていました。

代々木公園での花見は初めてでしたが、公園内のキチガイ率の高さにびっくり。ゴスロリの女と迷彩服の男が肩を組んで 「イッキッキのキ〜」と歌いながら一升瓶をがぶ飲みしてた。歩きながら。日本はもう終わりだ。

しかし相変わらず花見ってのは寒い。僕はいまだかつて寒くない花見というものをしたことがない。
みんなでブルブル震えながら酒を呑んでいると、友人の一人が朝日新聞を取り出した。
彼はこの四月から朝日新聞で働いている、記者のタマゴだ。
彼は言った。

「これをかぶるといいよ」

先輩記者たちの血と汗の結晶である新聞をただの防寒具として扱うその蛮行に、僕はいささか驚いた。 社員としての誇りとかそういうものは無いのか。
彼曰く、朝日新聞は特殊なインクを使っているので数ある新聞の中でも特に防寒効果が高く、それによって賞も受けたことがあるのだ、と。
ホントかウソかよくわかりませんが、朝日新聞がとっても暖かかったのはホントでした。

こうして朝日新聞はみなにひっぱりだことなり、こぼした酒を拭くのに使われたりしていた。印刷してある記事なんて誰も読みやしない。 「言葉は無力だ」という朝日新聞のキャッチコピーが悲しく響きます。「暖かい新聞」っていうキャッチコピーにするといいのに、って思った。

花見のあと、何人かは我が家へ泊まり、夜を明かした。

翌昼、みんなで剣神をやったりしてダラダラしてたらお腹が空いてきたので、近くのラーメン二郎に行くことにした。

img271

僕の家は異常に二郎に近い。
なので、家でゴロゴロしている時なんかは二郎の美味しそうな香りがプ〜ンとにおってきて、フラフラと食べに行ってしまうのだ。 僕は二郎が大好きなので、レポートを書き終えた後なんかに自分へのご褒美として食べに行ったりもする。クリスマスイブにも食べに行った。

そんな二郎の美味しさを、親愛なる友人たちにも教えてあげたいと思ったのだ。

 

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これが荻窪二郎のラーメンだ。
僕はいつも野菜増しをオーダーする。野菜増しは無料だし、なんといっても健康に良い(気がする)じゃないか。
量が多くて、安くて、栄養があって、その上美味しい。そんな二郎にきっと友人たちも満足してくれるはずだ。
(所持金63円の)僕は、(友人に金を借りて)食券を買った。

ハフハフ!ズルズルズル…。うん、今日もうまい!

食べ終わった僕が満足感をかみ締めていると、隣に座っていたakiさんが「食べきれないけど、残したくないから残り食べて」 と言ってきた。
こ、このアマ…!(#^ω^)ビキビキ・・・
まぁ女性にはちょっと量も多いし、しょうがないよね、と思った僕は残飯を処理した。

店を出たあと、皆に「おいしかったっしょ!?」と聞いてみると意外すぎる答えが帰ってきた。

「まずい」
「二度と食いたくない」
「すっぱい」
「麺が太くていやだ」
「臭い」
「チャーシューがパサパサしてた」
「店員が変な粉入れてた」
「行かなきゃよかった」

な、なにを言っているんだ、こいつら…。全員が全員、二郎の全てを全否定していやがる。可哀そうに、 本当に美味しいものってのを食べたことが無いんだな…。
僕は彼らに真人間になってもらいたくて必死で反論したが、それはあまりに孤独な戦いだった。

皆が帰ったあと、僕はひっそりとした家で一人考えた。

そもそもラーメンってのは下品で乱暴な食べ物だと僕は思う。だから、 どっちかというと最近のこじゃれたラーメンの方がラーメンの本質に反しているのではないか。
そんな邪道ラーメンに慣れきった初心者たちが、ラーメンのイデアを追求し続けている二郎に文句をつけるとは片腹痛い。うまい棒を食べて 「味が安っぽい」という批判をするのと同じぐらい的外れであると言えよう。

でも、今までけっこうな人数の友人を荻窪二郎に連れて行ったけど、ほとんどの人が否定的な見解を示していた。「お、うまいじゃん」 と言ってくれた友人は僕が覚えている限りでは一人しかいない。

そして、たしかに彼らが言っていた二郎への文句はある程度、的を得ている。
スープに酸味があるのも事実だし、麺が異常に太いのも事実だ。チャーシューは部分によってはパサパサしている日もあるし、 化学調味料もドカドカ入っている。

また、ニンニクがモリモリと入っているので、二郎後の口臭といったら凄まじいものがある。
二郎大好きっ子の僕でさえも、誰かと会う予定がある時には泣く泣く二郎を我慢する。かといって、 ニンニク抜きをオーダーすると味に締まりが無くなり、美味しくない。
つまり、美味しく二郎を食べるには臭くならなくてはならない。

スープは良く言えば豪快、悪く言えば乱暴な味だ。しょっぱくて甘くて酸っぱくて油っこい。
麺はうどんに迫る太さで、モサモサとしていてブツブツ切れる。その量は並盛でさえ普通のラーメン屋の2倍近くある。
野菜は大量にのっているが、モヤシ9割・キャベツ1割。栄養はほとんど無い。
店内はどこもかしくも油でベトベトしている。
そして二郎を食べた後はほぼ確実に、腹の調子が不穏になる。

そんなアンチヘルシーな二郎にヘビーローテーションで通いつめる猛者たちを、人々は尊敬と侮蔑をこめてジロリアンと呼ぶ。
ジロリアンたちは自らのジロリアンぶりを誇りとし、超大盛をスープまで完食したり、 都内に数十店存在する二郎をコンプリートすることに執念を燃やしている。
今回のタイトルに冠した『カラカラカラメヤサイドカモリニンニクアブラブラ』もジロリアンが好んで使用する呪文の一例であり、通訳すると『味は超濃いめで、野菜は超大盛で、にんにくを入れて、 脂は超多めでお願いします』という意味である。

けど、ちょっとこういうのはやりすぎですよねー。正直、僕は大盛を食べきるだけで吐き気を催すし、呪文とか恥ずかしくて使えないし、 味濃いめの脂超多めとか考えられません。僕が二郎に行くのも月に1、2回だし、毎日二郎を食べるなんて想像するだけで胃もたれしてきます。

まぁラーメン屋もいろいろあるし、好きなラーメンを好きなときに食べればいいんじゃないかなーって、考え疲れた僕は思いました。 おわり

 

※本文中の画像はラーメン二郎 PC店より引用させてもらいました。 なんでも二郎は店によってかなり味が違うらしい。とりあえずヒマなときに馬場店と吉祥寺店に行ってみよっかな。 みんなも近くの二郎を食べに行ってみてね!

この記事へのコメント
???
美味いじゃん、二郎。何でそんなに非難されてるのかわからないんだけど。
具材の良し悪しはともかく、あれだけドカドカ混ぜて味のバランスが崩れないのは結構レアだと思うんだが。
大体あのコッテリとしたスープに細麺なんて組み合わせてみろ、食えたもんじゃねぇよ。
まぁ、わからん人にはわからんのだろうけどなw
Posted by K at 2006年04月10日 21:44
自分の勧めたお店を腐されたときの腹の立ちようといったらないよねw
僕はやっぱり阿佐ヶ谷の「航海屋」が一番好きだな。
最近流行の、いわゆるパンチの効いたラーメンよりもこっちのほうがよっぽど長く付き合える気がする。値段もそこそこ、ネギも沢山入っててヘルシーだしね。
そういや「次郎」のラーメンは食べたことないなぁ。てか、吉祥寺にもあるんだ。今度挑戦してみるよ。
Posted by ume at 2006年04月11日 01:55
>>K
そうだな、君はズバズバ喰ってたよね。少し後遺症出たみたいだったけど。
なんかさ、二郎って「今日はご馳走だ!」みたいな感じで好きなんだよ、俺。量も味も麺の太さも全てが過剰で、すっごい満足できるんだ。
二郎を好きな人と嫌いな人の違いってどこから生まれるんだろ?
自ずから然るべき自然なのかな。


>>ume
確かに航海屋はうまい。あそこのチャーシューって上品さと下品さのバランスがすごく良いと思う。店の雰囲気もいいしね。深夜に食うと落ち着く。

吉祥寺の二郎は、成蹊のすぐ横だよ。「二郎」っていう看板が成蹊の学生にいたずらされて「生郎」になってるから気をつけて!
確か日中しかやってないんだよ、あそこ。
Posted by EBA at 2006年04月11日 02:56
二郎の京成大久保店は、いつも男子学生が並んでるよ。
この前、ずっとあたしの前を歩いていた
ごく普通のちょっとがっしりめの女の子が
突如、二郎の前の行列に女一人で並んだ時は、驚いたけど・・。
だって、大久保二郎は男女比9.9:0.1
Posted by ちー at 2006年04月11日 10:44
>>ちー
確かに荻窪でも、一人二郎してる女の子見たことない!
カップルとか家族連れで来る人はけっこういるんだけど。
カップルで来るとか、バカか!ニンニク臭いよ!と思うんだけど、二人とも臭けりゃ気にならないのかもね。

京成大久保店は君の学校のちかくなの?
Posted by EBA at 2006年04月11日 21:19
馬場の二郎は,どちらかというと上品な感じです。確か。
ヤサイマシマシアブラオオメ?
Posted by M2 at 2006年04月12日 01:57
>>M2さん
上品な感じの二郎、全く想像できません。どんなんなんだろ。
ちょっと調べてみたら、馬場二郎にはなんと油そばがあるらしいんですよ。すぐさま行こうと思います。
てかヤサイマシマシにすると、麺にたどり着く前に麺がノビノビになりませんか??
Posted by EBA at 2006年04月12日 02:50
京成大久保店は君の学校のちかくなの。目の前なの。
Posted by ちー at 2006年04月12日 10:35
うーん。

まぁ,好みではなかったかな。
だって,スープすっぱいんだもん。
Posted by あき at 2006年04月12日 20:56
>>ちー
へ〜。今度遠足しにいってみよっかな!
学校の目の前に二郎があるなんて…最高だね!
俺だったら、昼に二郎食って、「口臭が気になるから…」とか言いながら午後サボって家帰りそうだ。


>>あき
君が最初うまそうに食べてただけに、あの辛辣なコメントにはショックを受けた!

でもさ、ほら、二郎は日によってかなり味にばらつきがあるし、そもそも俺と君のスープがすでに全然味違ったじゃん。二郎は最低三回は行かないと本当の味はわからない…。って昔の偉い人が言ってたよ。
Posted by EBA at 2006年04月12日 23:12
大体君んちに泊まりこんだ日の翌日とかだよね。たぶん、それ以外の機会で行ったことがない。二日酔いだったり寝ぼけてたり、・・・だから、「うまい」とか口にした気もするけど、もはや味はどうでもいいのかもしれない。ただ、あの熱い汁と麺と具のかたまりを流し込むこんで、新たな一日の始まりへと己を駆り立てることに意味があるのかもね。まぁモヤシは好きだ。
Posted by ツイシィ at 2006年04月13日 00:11
>>ツイシィ
ひどいな、君の発言は。
「味はどうでもいい」、「まぁモヤシは好きだ」だぁ?
とひとしきりムカついたけど、良く考えたら二郎とのそういう付き合い方もありかもね。

でも一日の始まりには全くふさわしくないよ、二郎は。臭ぇから。
Posted by EBA at 2006年04月13日 10:23
大丈夫、ちゃんとあのあと歯をみがいてるよ・・・
Posted by ツイシィ at 2006年04月13日 11:34
いやー。
あれは最初もやしが旨そうだったからさ。
下から出てきたもやしよりも太い麺にひいてしまったよ。
粉っぽかったんだもの。。。
Posted by あき at 2006年04月13日 23:27
>>ツイシィ
歯を磨いてもあんまり臭くなくなった気しないんだよね…。
舌とか、胃から、そういうレベルで臭い気がするモジャ!
つまり、また俺んちで酒のんで二郎食おうぜ!ってこと。


>>あき
あれって、どんぐりの粉が練りこまれている自家製麺らしいよ!どうりで最高にうまいわけだね。

てか、ここまで二郎に対する風当たりが強いとは思ってもいなかったよ…。キュ-ン…。
Posted by EBA at 2006年04月15日 00:39
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