2006年06月06日

Active Reading(笑)

良い読書法とは。

・題名・見出しをよく見る。それは著者自身による素晴らしい要約なのだから。
・パラグラフの最初と最後の文はキーセンテンスである場合が多い。
・わからない語はとばし、その前後から類推する。難解な語は平易な表現で解説されている場合が多い。
・自分の知識と書いてある内容を照らし合わせ、文章の5W1Hを考えながら読み進める。読書とは著者との対話なのである。
・つまり、受身ではない、積極的な読書をしようではないか。

特に目新しいことを言ってるわけでもなく、むしろ軽く陳腐な感じすらしますね。そもそも、 日本語ってそれほどパラグラフにうるさくないし〜、読者との対話をはなから拒否してるような著者だっていっぱいいるし〜。
でもこういう基本的なことほど、頭では分かってるのに、無意識にはできてないんだぞ、っていうお話。

というのも、僕がこの「文章の読み方」を教えられたのは英語の時間。
トフル対策の授業なんですが、トフルって素早く英文読めないと点取れないらしいの。まぁそりゃそうだな。
で、先生がこの速読法を語り出したんですが、僕は「そんなん知っとるがな」と適当に聞き流してたんですよ。ろくに英語読めないくせにね。

でもふと思った。
俺、日本語では効率いい読み方できてんのか?いいえ、できていません。
って。

少なくとも、効率よく読もうと意識してない。だからできてない。
ここでも何回か書いてますけど、教授主宰の読書会とか、僕ひどい有り様でしたからね。いっつも課題図書読み終わんないの。
なまじっか日本語には慣れてしまってるばかりに、工夫して効率よく読もうとか、考えたこともなかった。
皮肉にも、漢文とか英語とか中国語を読むときの方が、よっぽど上手な読み方をしてる気がする。
外国語は漫然と読んでてもわかんないから、必死で文章中に手掛かりを探しながら読まざるをえないのです。

というわけで、僕は英語の授業そっちのけで日本語の本の読み方を考えていた。
思うに、僕らの日本語読解を妨げる原因は5つ。

1.知識不足
2.文章に対する不慣れ
3.文章に対する慢心
4.その文章に対する無関心
5・時間的制約による焦り

1・2は同時に起こることが多いでしょうし、2・3も一見相反しているようで実は同時に起こり得ます。他ならぬ僕自身が2・ 3を同時に患っていますからね。
4はどうしようもないね。その本をゴミ箱にぶちこもう。
5、これは誰にでも経験があると思います。僕は試験とかではあんまり焦ったりしないんですが、勉強会の予習が終わらないッ! って時は本当に焦って、その結果、読みが乱れることが多々ありました。焦れば焦るほどに進まなくなってくるんだよね。 まぁ最近は毎回毎回予習が間に合わないから全く焦らなくなりましたけど。

なんにせよ慣れが大事です。
僕、日本語の小難しい学術書を読むのは下手くそですが、マンガと、あとネットの書き込みを読むスピードは異常に早いんですよ。

特にマンガはマジでやばい。月に20冊近くの雑誌を定期購読し続けてるだけあって、 ジャンプとかなら一冊丸々きっちり読んでも20分かかりませんからね。
マンガにおける文法みたいのを体で理解してるので、重要な部分とそうでない部分を瞬時に把握できますし、 話の流れにうまく乗って読んでいるので中々内容を忘れない。

ネットもそう。2ちゃんねるに対して「嘘ばっかりだから読む価値なんか無い」と言う人は多いですが、慣れれば必要な情報・ 正確な情報だけをすぐ取り出せるようになるはずです。このコツに関してはうまく言葉にできませんが、 とりあえず2ちゃんねるブラウザを導入しろ、と言っておこう。あとは2ちゃんねるしまくるんだ。読むんじゃない、感じるんだ。

しかし、学術書もマンガぐらい上手に読むことができたら楽しいんだけどなー。 まぁマンガ鑑賞にはもう15年以上のキャリアがあるからな…。とりあえず15年後にはちゃんと難しい本を読めるようになっておきたい。

というわけで、外国語学習ってのは根本的な部分で母国語に跳ね返ってくるから面白いですね。外国語を知ることで、 日本語の今まで知らなかった一面が色々とわかっちゃうのです。

これだから語学はやめられねぇんだよな…。中国語はキライだけど。

この記事へのコメント
あとは骨髄で読むべし。
だっけ?
Posted by merio at 2006年06月06日 01:58
>>merio
さすがに骨髄じゃ読めねぇな。井原かよ。脊髄だよ。
てか、「脊髄で蹴るんや」って本当にヒゲが言ってたような気になってきたよ。言いかねないじゃん?
Posted by EBA at 2006年06月07日 00:52
「来たボールをそのまま打ち返すんや!」

って俺の夢の中では言ってたけどね。
Posted by merio at 2006年06月07日 01:07
>>merio
それ、サッカーになんないじゃん。
無闇にアツく、それでいてバカっぽかったら、全部ヒゲの発言、ということにしておこう。
Posted by EBA at 2006年06月07日 04:07
僕は、難しげor長めな文章に出くわすと、もったいなさげにプリンを食べるみたいに、うすーく、うすーく、全体をまんべんなく削りとりながら、だんだん底のキャラメルに辿りつく(あ、カップのプリンをカップに入れたまま、かき混ぜずに上品に食べる感じね)、という読みが多い。これ、時間がかかってしょうがない。

一気に底に到達する妙案、何かある?君のジャンプ読みみたいな。
Posted by tsuisy at 2006年06月09日 00:30
>>tsuisy
プリン読みでしっかり意味とれるなら、それでいいんでないの?
難しげor長めな文章だと、どうしても身構えてしまって、そういう読み方になりやすいよな。

俺のジャンプ読みは、注意深く読むべきところと、読み飛ばしても差し支えないところを、見た瞬間に半ば無意識で選り分けて読んでる感じ。
マンガは「このコマが重要!」ってのが視覚的にわかりやすいからね。

文章で、一気に底まで貫通する読みってのはどうやればいいんだろね…?
僕も知りたいですにゃ。

経験を積むしかないのかな。
Posted by EBA at 2006年06月09日 18:58
同じ本とはいえ、マンガは2次元だからスピード上げやすいけど、文章は基本的に1次元だもんな。一本の線を並べてるだけだし。漢字圏は、アルファベット圏よりは文字に広がりを感じるとは思うけど、でもねぇ。

まぁ、習うより慣れろですな。
Posted by ツイシィ at 2006年06月10日 00:57
>>ツイシィ
漢字ってすごいよね。
何種類もの意味と音を内包している上に、部首とかのパーツからそれらを推測できるんだぜ。
しかも俺たちはそれに加えて平仮名とカタカナも同時に使いこなしているのだ!
そう考えると、大抵のことがたやすく感じられるな。
Posted by EBA at 2006年06月11日 07:28
漫画で十分慣れれば、読書自体が楽しくなります。速く読めるようになります。

息子が、最初ジャンプでさえ1時間近くかかっていたので、うそ〜!って、思ったのですが。さすが、漫画量が増えるにしたがい、徐々にはやくなって、高校生になった頃には、小説(ま〜電撃文庫とか、その程度、ですが)一日にどうかすると2冊読むぐらいまで速くなりました。

私も漫画、それこそ小学校の一年生ぐらいから、少年サンデーやマガジン、月刊誌の少年、少年画報、ぼくら、少年ブック、冒険王、等々、兄たちと一緒に読んでましたから。(長兄はかたい本も沢山よんでました、が)
それで、ちゃんと読み方が身に付くわけですから、漫画でもいい、と思いますよ。(もっとも、近頃の漫画は読むところが極端に少ない、ですが)
(山川惣治の絵物語ー少年ケニアとか、少年タイガーとか、サンナインーなど、よい読み物も昔はあったんですが。)
Posted by マ〜マ〜 at 2006年06月19日 12:46
>>マ〜マ〜さん
はじめましてこんにちは。
なんかとっても勇気付けられる意見をありがとうございます。
これからもガシガシとマンガを読んでいこうと思います。

ただ最近僕が痛感しているのは、やっぱり「かたい本」の読み辛さなんですよね。
僕も本を読むスピードには少なからず自信があったんですけど、学者先生が書いた難解(そう)な学術書を読む必要に迫られ、自信が崩壊しました。
全然進まないわ、要旨がいまいち把握できないわで、変な苦手意識ができているような状態です。
そこらへんの突破口を見つけたらまた日記に書こうと思います。

あと、最近のマンガはむしろ、読むところの多いマンガと少ないマンガの二極化が進んでいる気がしますね。昔のマンガについてはよく分からないですが…。
Posted by EBA at 2006年06月20日 00:14
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