2005年06月19日

君の笑顔がまぶしすぎて

今日は土曜日の授業にすごいひさしぶりに行ってみました!

卒業のためには絶対必要なドイツ語の授業なんですが、僕はこの授業、四月からすごい勢いでサボタージュしてたんです。多分まだ2回ぐらいしか行ってない。

僕の学部では、成績を評価する際の大原則というものがありまして、それは

「出席回数が授業回数の三分の二に満たない場合は成績を評価する対象にはならない」

という、ハンムラビ法典もびっくりな凶悪極まりないものなんです。

この法に照らし合わせると、どういう計算をしてみても、僕がこのドイツ語の単位を取得することはあり得ません。こういう時、僕はやたらとあきらめがよくて、「来年こそは頑張るぞ!」と決意を新たにしたのちに、気持ちをすぐに切り替え、思う存分休みまくるんです。

だいたいね、土曜の三限なんていう時間帯に学校に行けるわけがないでしょう。土曜日ってのは日没ぐらいまで寝てるのが、人間工学に基づいた正式な過ごし方ってもんです。僕のパパンもそうしてました。
そんなこんなでここ何週間かの土曜日は、授業があることに気付きもしないまま暮らしていたのでした。

しかし。平和な日々は長くは続かなかった。今週の木曜ぐらいにその授業の先生からメールが届いたんです。

なんだなんだ、死刑宣告かな、とメールを読んでみると、こんな感じの内容が。

『梅雨入りしましたがお元気でしょうか。
(中略)
次回の授業は〜〜の部分をやります。これまで休みが多かった人には少し長めの訳をお願いしたいと思います。1、2段落を一人でこなせるぐらいに気合を入れて準備してきてください。

ではあさってお会いしましょう。』

どうやらこの人、まだ僕に単位くれるつもりらしい。
なにがあっても休みぬく、という固い決意が少し揺らぎました。

だがこんな文書一通に騙されるような僕じゃありません。このご時世、そうそううまい話があるわけない。
これは何かの罠かもしれないじゃないですか。ラッキー、チョベリグ!とか言ってノコノコと授業に出たら、教室中の人間に取り囲まれ、休む気なんぞが二度と起きないように徹底的にリンチされるかもしれません。更にもしかしたら、屈強な男たちが待ち構えていて、抵抗もできないままに組み敷かれ、そしてレイプされてしまうかもしれません…。
俺は騙されないぞ!忍びが人を信用することは決して無いのです。

でもその授業を一緒に休んでる友人が、ラッキー、チョベリグ!一緒に出ようぜ!とバカ丸出しなことを言いだしたので、やっぱり僕も出てみることにしました。だって単位ほしいモン♪
あ、あと当然このも筋金入りのクズです。

こうして昨晩、僕はけっこうな分量の予習を、ヒィヒィ言いながらこなしてたんです。終わったのはもう夜が明けつつあるような時間でした…。

予習を完璧にやった故に疲れて授業を寝過ごす、という黄金パターンには今回ははまりませんでした。残念。

さて、学校に行ってみるとが気だるそうな顔で待ってました。聞いてみると、昨日キャンパスでナンパした子と一晩中☆☆☆してたらしい。だから予習を写させてほしい、と。
さすが僕の友人、空前絶後のクズっぷりです。僕がドイツ語でヒィヒィ言ってた、まさにその時、君は女の子をヒィヒィ言わせてたんだね…。

授業自体は特に何もなく終わりました。先生に当てられたは、僕がやってきた予習を元気良く読み上げてました。うんうん。

この授業、ドイツのHPを読む、という授業なんでPCルームで行われるんですが、これがひどい。後ろから見てると良く分かるんですけど、みんな好き勝手にネットサーフィンしまくってるんです。すごい勢いでキーボード叩いてる女性もいました。なんでドイツ語のHPを読解するのにキーボード叩きまくる必要があるんだよ。好きだ、俺と付き合ってくれ。

それを知ってか知らずか、教壇で淡々とドイツ語の訳を進めていく先生。たまに冗談なんかも言うんですが、誰一人として反応しません。みんながそれぞれ広大なサイバースペースにダイブしてますからね。しょうがないから僕も2ちゃんねるしてました。同じ教室にいながらも、やってる事はみんなてんでバラバラです。

この先生ね、とってもいい先生だと思うんですけど、とっても人気が無いんです。陰気な顏しててハゲてていい年なのに独身っぽいからでしょうか。

去年はこの先生が担当する、一年ドイツ語再々履っていう、名前からして掃き溜めみたいな授業を受けてたんですが、これはやばかった。
25人くらいが名簿には載ってるのに全然学生が来ない。出席が3人とか当たり前でしたからね。もちろん例のも当たり前のように休み続けてました。

そんな時この先生はこう言うんです。

「僕の授業に来てくれてありがとう。今日はみんな(3人)にドイツのお菓子をあげよう。」

そしてドイツのよくわかんないグミみたいのをくれるんです。何個でも取りなさい、とか言ってね。こころなしか、幼女を誘拐するときの変質者の台詞のように聞こえます。
あんまり不憫だったので、僕もしたくもない質問をしたりして彼を勇気づけてました。

こうなったら、今年も彼の授業にしっかり出て、僕の力で彼の笑顔を取り戻してあげようと思います。先生はやっぱり、笑った顔が一番かわいいよ。




てか一番面白いであろう展開は、先生が

「あくまで俺は、”これまで休みが多かった人には少し長めの訳をお願いしたいと思います。”って言っただけで、お前みたいな出席不良者に単位をやるなんてことは一言も言ってねぇよバーカバーカ」

って言って単位をくれないことですね。




この記事へのコメント
こういう先生は少しでも、出席してますアピールをすれば、チョロいと思います。
無邪気な素直な生徒のふりして単位をとるのが一番いいと思います。
winwinwinですね。
Posted by あき at 2005年06月19日 04:02
去年この先生の授業にしっかり出てたし成績もよかったから多分信用されてるはず!
いつも授業中は素直&ハキハキちゃんだぜ〜
Posted by EBA at 2005年06月19日 05:37
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。