2006年09月16日

準備万端

院試まであと2日だ。ようやく勉強のエンジンがかかってきた。

一心不乱に中国の思想について調べ、まとめ、覚える。
脳が疲れてきたな、と感じたら、英語の読解に移る。気分転換には語学が最適だ。
集中してる時は、勉強が楽しいし、何も言うことはないが、唯一不満なのは、タバコとコーヒーの消費量が跳ね上がったことかな。 一日で灰皿がいっぱいになっちまう…。


と、なんかカッコつけてみましたけど、実際はこんなに良いもんじゃない。
やればやるほど分かるんですよ、「あぁ、これ、時間、足りませんね」って。
新しい知識を得ると、その分だけ視界が広がって、さらに知らないこと・分からないことが出てくる。この繰り返し。
気が狂いそう。あと手が痛い。無駄に画数の多い漢字ばっか書いてるから。

だいたいね、中国三千年の思想史を一週間とかそこらで網羅しようってのが無茶な話なんですよ。馬鹿なんじゃないですか? ゲームとかして余裕かましてた僕は。

あと地味にやばいのが英語。
英語なんて余裕過ぎるぜ!と自惚れていた僕。いざ過去問を見てみると、これがまた読めないんですよ。
「この単語、どこかで見覚えがあるのだが…」の連続です。

分からない単語はサクサクとばしていくのが長文読解の鉄則ですが、そんな鉄則が成り立たないレベルで単語が分からない。 サクサクとばしたら後はもう焼け野原。何も残ってない。

さすがに焦った僕。もうなりふり構ってられません。
大学受験における基礎中の基礎、「速読英単語・必修編」をやり始めました。これ使うの五年ぶりだわ。

電車の中でこれを読んでいると、「へへ、まわりからは俺、何浪生に見えてんのかな…」とドキドキしっぱなしです。

 

そろそろ就職活動でも始めようかにゃ…。

2006年09月10日

やっぱりカレーとは全然ちがう

ついさっき、とてもバカげた事件に巻き込まれました。

友人たちとゲームセンターでしこたまクイズゲームをした帰りのことです。
クイズをしながらビールを飲んでた僕は、ほろ酔い気分で家へと向かっていました。

土曜深夜の電車はとても混んでいて、いささか気分が悪かったですが、ぬるい夜風が気持ちよかった。

中野駅で乗り換え、ホームで電車を待つ。もうすぐおうちだ。今日はクイズ頑張ったし、風呂入ってぐっすり寝よう…。

しかし一向に電車が来ない。
この野郎、俺は試験前なんだぞ。一分一秒も無駄にできないんだぞ。

ほいほいとゲームセンターに行った自分のことを棚に上げて、僕は怒った。

すると、駅員のアナウンスが。

なんでも、隣の高円寺駅で痴漢が現われたらしい。
そして、駅員に取り押さえられそうになった痴漢くんは、なんと線路に飛び降り、この中野駅方面へと走って逃走しているのだと。

こんなアホな理由で電車が止まるなんて、初体験です。
おそらくこのアナウンスを聞いた人すべてが思ったでしょう、「そんな痴漢は轢き殺してもいいから、早く電車動かせ」と。

結局それから30分ほど待ちましたが、逃げた痴漢は発見されず、徐行運転で電車は動き始めました。
そりゃ痴漢もバカ正直に隣駅まで来ませんよね。どこか適当なところでフェンスをよじ登って線路から出たことでしょう。

こうしてやっとこさ地元の駅に到着。なんだかドッと疲れました。
ため息をつきながら駅の階段を上がっていたら、そこにウンコがありました。

いや、ホントに唐突で意味が分からないんですけど、階段にウンコがあったんです。

で、それ、明らかに人糞なんですよ。量・臭いからして。

なんで駅構内の階段に人糞があるんだ…?ここで脱糞したのか?どれだけ豪気な戦士なんだ、このウンコのご主人様は。

一瞬なにかの動物のフンだろうかとも考えましたが、 むしろあれだけの量のフンをするような巨大な生物がそこらへんをうろついている方が怖いので、僕は考えることをやめた。

 

というわけで、痴漢に人糞と散々な一日だった。外出なんてするもんじゃない。

2006年09月07日

こういうことだったのか

一人暮しの最大の欠点、それは食生活の単調化と貧困化。
栄養のバランスが取れた一人分の食事を継続的に作るというのは意外に難しいものです。

同じ食材を買う量が多ければ多いほど一人分の材料費も安く済むわけですが、たくさん買ってきてしまうとすぐに飽きがきますし、 なによりこの季節、速攻で食材は腐っていく。
かといって、一人分の材料をちょこちょこと何種類も買うとお金がかかる。

しょうがないので妥協に妥協を重ね、当然この僕もご多分に洩れず、狂った食生活を送っているわけです。

例えばちょっと前の主食は、さきいか。
さきいかはすごいよ。片手でつまめるし、手も汚れないから、ゲームしながら食べるのに最適。安いし腹持ちも良いしね。やたら喉渇くけど。

そんな貧相な食事の反動か、数日前、僕は発作的に料理を作ってしまいました。それはカレー。みんなが大好きなカレーです。 カレーライスってなんかワクワクしますよね。
このカレー、肉は冷凍してあった牛スジ肉を使用。何回も入念に煮込んで油と臭みを取り除いたので、肉の下ごしらえだけで半日かかりました。 カレーも冷蔵庫で寝かせたので、完成までに24時間以上を擁した苦心作です。

で、食べてみると、まぁ普通にうまいんですよ。
深みのある味に、ほろほろと口の中でほどける柔らかいスジ肉。やっぱ自分の手料理はうめぇ。

…のに、僕は心からカレーを楽しめなかった。だってそのカレー、10人分もあったんだもの…。

そもそもね、カレールーがいけないんだよ。1箱で10人分なのに、ルーは8個にしか割れないんだぜ?
1人分作りたいときは、ルーは0.8個。2人分なら、ルーは1.6個。3人分だったら2.4個。
そんな細かく割れるか!と癇癪を起こした僕は、一気に10人分のカレーを作り始めたのでした。
あとカレーって油まみれの料理だから鍋洗うのとかめんどくさい、という横着も、僕の暴挙を積極的に後押ししました。

こうして出来た、鍋から溢れんばかりのカレー海。見た瞬間に、あ、やっちゃったなコレ、と感じざるをえない。

これが古きよき時代の日本ならば、お隣さんにおすそ分け、ということになるのですが、生憎ここは東京砂漠。
お隣さんとは全くの没交渉ですし、そもそも僕のお隣さんとやらは、清原と中村ノリを足して2乗したような怖いお兄さんと、その情婦(たぶん) 。鍋持ってったら頭からカレーひっかけられかねません。

そして僕の一人ぼっちの七日間戦争が始まったわけですが、もうホントに嫌になってくるのです。
カレーライス、カレーうどん、カレーナン、カレー焼きそば、カレーラーメンと、毎食カレー祭りしてんのに、 なんかの昔話みたいに鍋からはいっこうにカレーが減りません。家中がカレーくさくなったうえに、 自分からも絶え間無くカレーの臭いがするような気がしてきたし。インド人だってこんなにカレー食わねぇよ。

あぁ、もうカレー食いたくないなぁ…。僕は心底ユウウツだった。
カレーが嫌で嫌でしょうがない。だんだん食べ物に見えなくなってくる。

そして僕は、生まれて初めて本気で思った。

カレーってウンコにそっくりだな、って…。おわり

2006年09月04日

モジモジ…

こ、こんにちは…。僕、EBAっていいます。

とまぁ、破竹の勢いで更新をサボっていたわけですが、特に理由とか無いんですよ。

強いて言うなら、前のPCを緊急リカバリーした時、日記書くのに使うソフトとかが全部消えてしまったので、なんかめんどくさくなった、 という感じです。

まぁ最大の理由は、僕が精神的植物人間になっちゃったことかな?えへ。

こうして僕はこのブログを放置してることすら完全に忘れ去っていたんですが、 友人に脅迫まがいの要求をされてしまったので久しぶりに更新してみることにしました。

それからが大変だった。

まず、自分のブログの管理ページにログインするためのIDやパスワードを全部忘れている。
もう思いつく限りの文字列を打ち込んでやりましたよ。
そうしてなんとかログインできた時の達成感といったらなかったね。最高だ。

そしたら今度は、知らないうちにブログにいろんな機能が追加されてて、これがよく分からない。
『ドロップシッピング』?
『vlog』?
『ビデオポッドキャスト』?
『タブクラウド』?

何を言っているのかさっぱりですよ。

調査の結果、記事に25MBまでの動画を貼り付けられるようになったってことだけは分かりました。これは太っ腹ですね。
今度なんか動画撮ってきて貼り付けてみようと思います。

で、試しに色んな人のブログ見てみたら、この機能はいい!すごくいい!
季節柄、「今日は海に行ってきました☆」な〜んて言って、水着で泳いでる動画をアップしてる人が沢山いるの。 クソ暑い今年の夏に初めて感謝しました。

これがまた、結構カワイイ子が多いんですよ。まぁ容姿に自信が無かったら、ブログに自分の動画なんか載せないわな。
とにかく良い目の保養になった。あまりに大量の海動画を見たので、自分が女の子と海で楽しく泳いだような気すらしてきました。もう最高!

結局、この記事を書き始めるまでに6時間ぐらいかかりました。やっぱり久しぶりの更新ってのは大変です。日記執筆ってのは、 一日休んだら取り戻すのに三日かかるという過酷なスポーツですからね…。
まぁかかった時間の大半は、「ポロリねぇか、ポロリ!!」と目を血走らせながら水着動画を探し回ってたわけですが。

とにかく、またそれなりに頻繁に更新していこうと考えていなくもないので、よろしくお願いします (僕が一番信用できないのは自分なので、約束はできない)。

特に、この二ヶ月ぐらい、凍りついたように動かなかったこのブログに、何回も何回も無駄足を運んで下さった人たち、バ〜カ…、じゃなくて、 本当にすいませんでした!

 

 

 

そうそう、心機一転、ブログのデザインを変えてみよっかな、って思ったんですが、このテンプレートなんかどうですかね?

http://blog.seesaa.jp/pages/sample/index?id=106

世界初オタク系SNS「OTABA」とのコラボレーションで生まれたテンプレートらしいです。アホか、seesaa。

2006年07月05日

いろんな意味で困ったちゃん

なんで電車って子供は半額なんですか?
電車に限らず、映画とか遊園地とかそういうのも。

食べ放題なんかで子供の方が安いのは、あぁ子供は大人に比べてあんまり食べないからな、と納得がいくんですが、電車はむしろ逆だろ。子供の方がえてして大人より迷惑だろ。むしろ2倍払えって感じですよ。

僕は子供の頃は、親に「あんたは半額しか払ってないんだから席に座る資格はない」とか言われてずっと立たされてましたけど、最近のクソガキ様たちは堂々と座って暴れていらっしゃる。

まぁ無賃乗車しまくってた僕が言うのもなんですけど、とにかく、なんで子供料金とか学割なんてものが存在するのかよく分かりません。
割り引いてやる理由が見当たらないですよ。お金をあんまり持ってない年代への優遇に過ぎないのだろうか。もしくは身体的弱者だから?

でも大概は、そういう優遇されてる年代の人たちの方が困ったちゃんなのです。
子供と老人、これ最弱、かつ最強。

2006年06月20日

ヒトは所詮一人だ

昨日大学でちょっとした空き時間ができたんで、コンピュータールーム行ったんです。
勉強のことで調べ物があったし、なにより涼しいからね。

僕は一番後ろの席に陣取り、漢字だらけの気持ち悪いプリントを広げ始めた。勉強する気マンマンだ。

しかし、キョロキョロしてたら驚いた。
前の方の人がPC使って何をやってるのかと思ったら、mixiやってる。
しかも一人じゃない。ざっと見た限り、十人以上はmixiやってやがった。

こいつら、神聖な学校のPCで、一体なにやってんだよ…?(ビキビキ)と、怒りを堪えながら僕もmixiしました。

しかしね、最近のmixi人気、ちょっと怖くないですか?
mixi始めてわかったけど、みんなサルのようにmixiしまくってますよね。
僕、自分で自分のことをネットジャンキーだと思ってましたが、別にたいしてジャンキーじゃないってことに気付きました。

で、僕のmixi生活なんですが、最初なにをすればいいのかよく分からなかったので、 とりあえず色々なコミュニティに入ることにしました。
ダラダラと自己紹介するよりも、入ってるコミュニティを見てもらった方が、僕の人と為りがよく分かると思ったから。

で、100個のコミュニティに入ることにした。
ヘルプのページを見ても、一体何個までコミュに加入できるのか書いてないので、とりあえず100だ。

10個ちょい入ったところで、後悔し始めた。意外と無趣味な自分に気付く。

30個あたりで、自分の所属しているコミュが把握できなくなってきた。 なんで自分の所属コミュ一覧を任意に並べ替えできないんだよ!!見辛いわ!

50個で、折り返し地点だと思って一瞬勇気が出たが、残り50個と考えたら頭が痛くなってきた。

70個で、自分という人間について深く考える。内なる自分との対話が始まった。なぁ、EBA,お前は一体どういう人間なんだろうな?

90個で、意外にスルスルと加入したいコミュが思いつき始める。ラストスパートだ。

100個。ついに内なる自分との真の合一を果たすことができた。これからはブッダ(目覚めた者)と名乗ろう。

こうして、ほぼ丸一日かけて目標を達成した。苦行以外の何物でもなかった。
苦労の結晶である、僕の所属コミュニティ一覧を見ると、混沌としてもう何がなんだか分からない状態。
ますます僕の人と為りが分からなくなること請け合いだ。

なにはともあれ、自分を見つめ直す良い機会になった。
目を血走らせながらコミュに入りまくってたあの時間は、まるで禅を組んでいるかのような内観の時間だった。

明らかにmixiの楽しみ方を間違えている気がしますが、まぁいいだろ。

2006年06月19日

Happy Birthday

昨日、6月18日は、僕の大切な人のお誕生日でした。

というわけで、彼女のために、ヒロポンとささやかなパーティーを開きましたよ。
正直、ヒロポンはお邪魔虫でしたが、まぁ共通の友人でもあるし、場所を提供してもらったし、致し方ない。 僕もお祭り気分でウカれていたので広い心で彼を許してやることにしました。

日本×クロアチアの試合の後に集合という、いささか遅めのスタートでしたが、僕とヒロポンはケーキを買い、お酒を買って、 テンションはMAX最高にMAX。今か今かと彼女の到着を待ち侘びていました。

そこに現れた本日の主役の彼女。

ふふっ、いつ見ても可愛いなぁ。でも過剰に盛り上がっている僕らを見て、彼女は怪訝な顔をしているではないですか!


 

ANA 

 

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彼女の名前はアナ・コッポラちゃん、小学五年生の女の子だ。
僕らはピクリとも動かない彼女に話し掛けながら、ロウソクに火を付け始めました。
アナちゃん、感激のあまりに言葉を失ってるみたい…。アナちゃんに喜んでもらえて、俺も本当に嬉しい。


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なんともロマンチックな雰囲気になってきました。
ヒロポンが買ってきたケーキには、彼女の大好きな苺がたっぷりです。しかも「あなちゃん」と彼女の名前が入ったプレート付きだ。

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「あなちゃん、って入れて下さいな!」と店員さんにオーダーするヒロポンを想像すると、可哀そうでしょうがないですが、 彼にもまだ羞恥心があったようで、ロウソクは18歳分付いてました。本当は昨日はアナちゃんの12歳のお誕生日だったんですけどね。 通報されるとでも思ったんでしょうか。
ちなみに、中央に刺さっている長いろうそくが10歳分を表しているらしいです。ケチくせぇな、不二家。

こうして三人で仲良くケーキを食べましたとさ。


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照れちゃったアナちゃんがケーキに全然手を付けないので、ヒロポンが「アナちゃん、ア〜ン」と食べさせてあげていました。ちぇっ、 カッコ良すぎるゾ、ヒロポン!

ケーキ食べたのって今年の自分の誕生日以来で、4ヶ月ぶりぐらいでしたけど、すっごく美味しかったな。
やっぱり特別な人と一緒に食べるケーキって、いいよね。


パーティーは夜遅くまで続き、部屋からは途切れることなく笑い声が響いていました。
おかげで、今日も授業全部サボっちゃったよ。もう、アナちゃんが寝かせてくれないからだゾ!

また来年も再来年も、ず〜っと一緒にお祝いしようね。アナちゃん。

2006年06月16日

そうそう

ヒマだったからmixi始めた。

実は二年近く前もmixiやってたんですけど、知り合いが全然いないわ、なんかめんどくさいわで友達0人のまま放置してたら、 アカウント消されてました。

というわけで、umeさんに招待してもらって新しくアカウントを作り直しました。
普通に本名で登録してるんで、見かけたらよろしくね!

2006年06月16日

W杯には魔物が棲んでいる

W杯って恐ろしい。

月曜日、日本×オーストラリアでしたよね。
僕月曜は家庭教師に行く日なので、後半からしか見れないって思ってたんですよ。

ところが、生徒からいきなりメールが。

「今日は日本戦みるから休みね」

家庭教師は9時まで、日本戦は10時からなのに、なんで家庭教師を休む必要があるのか甚だ疑問ですが、 まぁ僕にとっても悪い申し出ではない。
僕は快諾し、家で一人テレビ観戦した。左サイドのクソ外人から日本国籍を剥奪しろや、とキレそうでしたが、 試合内容自体はここでは別にどうでもいいんです。

翌日火曜日、前日の振り替えとして、僕は家庭教師しにいった。
で、いつもどおりダラダラ将棋したりして終わったんですが、帰り道、 コンビニで立ち読みしてたらコンコンさんとかいう人から電話がかかってきた。この人司法浪人やってるんで、基本的に超ヒマなんですよ。 予定とかなんもないの。
彼は言った。

「今、どこいんの?え、新小岩?ラッキー、今から呑もうぜ」

 

僕の水曜日って異常にハードなんです。
1限から必修のゼミがあって、間髪入れずに二つ連続で勉強会をやり、さらに6限にまた授業。
朝9時から夜7時半まで勉強しっぱなしという、想像しただけで脳からゲロ吐きそうな一日。体調万全で臨みたいし、 なにより勉強会の予習をしとかなきゃいけない。
つまり、火曜の夜は絶対に呑んではいけないのだ。

頭ではそう理解していましたが、体はコンコンさんにこう返事していた。

「わかった、じゃあと20分ぐらいでそっち着くわ〜」
         ・
         ・
         ・
         ・
         ・
こうして、コンコンさんとアニメやギャルゲーの話をして楽しく過ごした。

コンコンさんの終電に合わせて、居酒屋を出る。
ふ〜っ、帰ってから予習やるのしんどいなぁ…、まぁ熱い風呂につかれば酔いもさっぱり抜けるだろ、がんばるぞ!
なんてことを考えてたら、コンコンさんが言いやがった。

「今からお前んちで徹夜でギャルゲーしようぜ!あとブラジル×クロアチアも見たいし!!」

な、なんて魅力的な提案なんだ…!この愛すべきクソ野郎め!
一瞬、二瞬、三瞬ぐらい悩んだ挙句、僕は快諾した。

「よっし、やるかぁ〜」

僕の快諾ぶりに、誘った本人が少々面食らっていたほどだった。

そして朝までギャルゲーした。
興奮したコンコンさんが、二次元の女の子が映ってるテレビの画面を携帯のカメラで撮影して、 三次元のリアル彼女に送りつけようとしてたのが印象的だった。意味がわからない。

 

で、水・木・金と学校全部休んだぞ、っと。
過去最大級の大惨事だ。
なんか急にやる気無くなっチャタヨ!張り詰めてる糸は、同時に切れやすくもあるんだぜ!?

思えば、生徒の「今日は日本戦みるから休みね」というメールが全ての発端だった。
普段どおり月曜に家庭教師やってれば、火曜にわざわざ新小岩行くこともなく、コンコンさんと呑みに行くこともなく、 徹夜でギャルゲーをすることもなく、画面の見すぎで頭痛がしてきて授業を休むようなこともなく、「休むなら、いっそとことん」 とかいって連日全てを休むことも無かったんだ!!あとサントス氏ね!!

本当にW杯って恐ろしい。

2006年06月12日

EBAの貴族的生活2

豆乳が好き。大豆は大して好きじゃないけど、豆乳は好き。
調整豆乳とかコーヒー豆乳とかは甘くておいしいし、無調整豆乳は青臭くておいしい。

しかし、豆乳の最高形態はなにかと聞かれたら、僕は迷わず湯葉だと答えるだろう。

作り方はいたって簡単。鍋で豆乳を70℃ぐらいに温め、しばし待つと、次第に膜が張ってくる。その膜こそが湯葉だ。
これに出汁やしょうゆをかけて食べる。クニュクニュ、トロリとした食感で、本当においしいのだ。
そして湯葉に飽きてきたら、残りの豆乳に適当ににがりを入れ、寄せ豆腐にしてフィニッシュ。なんて優雅な食事だろう。

そんな湯葉ですが、作るのがめんどくさいんですよね。手順が複雑ってわけじゃなくて、単純に時間がかかりすぎる。
なんせ、一枚の湯葉を引き上げるまで、平均約4分。調子が悪いときは全然膜が張ってくれないし、鍋一つにつき一枚しか作れませんし、 よっぽどヒマなときじゃないと湯葉祭りは不可能だ。
というか、ひとりで鍋を見つめながら湯葉ができるのを待ってる時間が、本当に寂しいです。 誰かと一緒に酒でも呑みながらだったら楽しく待てるんだろうなぁ。

しかし、僕は最近、それを補って余りあるほどの湯葉の可能性に気づいた。
きっかけは、大学の生協で『ゆば鳥丼』とかいうやつを食べて感動したこと。 鶏肉と湯葉を甘辛いタレにからめてご飯の上にのせた一品だったのですが、びっくりした。
湯葉ってこんな食い方もあるのか…。

それから、湯葉を使ったメニューを色々作ってみた。
湯葉と鳥のささみとほうれん草をダシで煮て、卵でとじて、丼にしたり、湯葉とゆでた野菜にゴマドレッシングをかけてサラダにしたり、 湯葉と豚肉を炒めてしょうゆで味付けした焼きうどん、などなど、どれも旨かった。湯葉を作るのは相変わらずめんどくさいが。

湯葉と付き合ってわかったことが一つ。
湯葉には絶対にしょうゆが欠かせない。どちらも大豆から作られてる、ってこともあるかもしれないけど、湯葉としょうゆの相性の良さは異常だ。

みんなもヒマなときは湯葉つくって食ってみて。

2006年06月07日

EBAの貴族的生活

ふと美味しいコーヒーを飲みたくなった。
「やっぱりコーヒーは淹れたてに限る」と言われたから。

グーグル先生に美味しいコーヒーの淹れ方を尋ねてみる。先生は瞬時に僕のほしい情報を持ってきてくれた。
やっぱり豆は淹れる直前にミルで挽くのが一番良いらしい。

しかしコーヒーミルなんて持ってないしな…。
ちょっと調べてみたら一万はしないみたいだし、サクッと買うか…。
気の大きくなってる僕はあやうく画面をクリックして購入しそうになった。

あ、でもそういえば、実家に古びた手動のコーヒーミルがあったな…。
なんでも手挽きのミルは、電動に比べると豆を挽く時に熱が出にくいので、コーヒーの味や香り(解説ページではしきりに「アロマ」 と表現していた)を損ないにくいらしい。

すぐさま実家に向かい、ほこりまみれになっていたミルを回収した。入念にミルを洗い、しっかりと乾かす。

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あとは豆だけだ。
近所の輸入食材専門店へ行って、物色してみた。たくさんの種類の豆が並べられているが、よくわからない。 とりあえずブルマンってのがやたらと高いことだけはわかった。うんうん、やっぱり体操着は短パンよりブルマンだよな。

色々な種類の豆をちょっとずつ買って好みの味を探そうと思っていたのだが、豆は200gからしか売ってくれないらしい。
200gというのがどれほどの分量なのかも分からないのだが、スペシャルブレンドとかいう無難なやつを購入した。安かったから。 ブルマの半額だった。いつかお金持ちになったらブルマを飲んでみよう。

これで準備は万端。ドキドキしながらミルに豆を流し込み、挽いてみる。

ゴリガリゴリ…。

楽しい。次々と吸い込まれては砕かれていく豆たち。見ていて飽きない。手にはガリガリという心地よい感触。 自分で豆を挽くっていいなぁ…。

しかし一向に挽き終わらない。え、まだ…?摩擦熱を極力抑えるため、静かに挽かなくてはいけないので、イライラしてくる。 レバーを回す右手よりも、ミル本体を抑えている左手が痛くなってきた。

しかも、最後の方になると、粉砕されたコーヒー豆のかけらがミルからぽんぽん飛び出しまくる。フタが付いてればなぁ…。
こうしてキッチンの床は豆の破片だらけ。ほうきとチリトリで床を掃除すれば、 それでコーヒー一杯淹れられるんじゃねぇかってぐらい散らばっていた。

ようやく豆を挽き終わった僕は、ドリッパーに豆をセットし、お湯を注いだ。
この工程にも決まりがあるらしくて、「最初に少しお湯を注いで、20秒間コーヒー粉を蒸らす」とか色々あって面倒だったが、 忠実にやってみた。
なんでも、繊細なお湯の注ぎ方のためには口が細いヤカンが必須らしい。当然そんな洒落たものを持ってない僕は、 口が豪快に広いヤカンで頑張った。手がプルプルした。

そして待つこと数分。ようやく一杯のコーヒーが完成した。総所要時間、約20分。
バカか、マジで…。まだ作業に慣れてないというのもあるが、毎朝こんなことやってたら毎日遅刻だわ…。

でも美味い。飲んでみたらこりゃ美味い。
変な苦味みたいのが全然無くて、とってもサワヤカな味なのだ。「コーヒーは苦けりゃいいんだよ」 と思いながらインスタントコーヒーを飲んでた今までの僕がバカみたいだ。
もちろん、時間かけて苦労して淹れた、という心理的効果も多少あるだろうが、本当に美味いぞ、これ。

上機嫌になった僕は、EBAコーヒー苦労ブレンドを啜りながら朝までゲームに興じた。新鮮なカフェインのおかげで、 徹夜も全然ヘッチャラだぜ。

それからというもの、目覚めるとまずヤカンを火にかけ、ミルで豆を挽くようになった。もうこの作業も苦にならない。
挽いた粉にお湯を注いで抽出している間に、布団をたたんだり部屋を換気したりする。それが終わったころに、 ちょうどコーヒーが出来上がるのだ。
なんて優雅な一日の始まりだろう。
もちろんそのコーヒーを味わいながら、朝のネット巡回。美味しいコーヒーを飲むと、タバコも進む。最高に幸せだ。

一つ困ったのは、今日メイド喫茶に行ったら、出てきたアイスコーヒーがマズくて飲みきれなかったこと。
もうメイド喫茶はやめだ。

2006年06月06日

Active Reading(笑)

良い読書法とは。

・題名・見出しをよく見る。それは著者自身による素晴らしい要約なのだから。
・パラグラフの最初と最後の文はキーセンテンスである場合が多い。
・わからない語はとばし、その前後から類推する。難解な語は平易な表現で解説されている場合が多い。
・自分の知識と書いてある内容を照らし合わせ、文章の5W1Hを考えながら読み進める。読書とは著者との対話なのである。
・つまり、受身ではない、積極的な読書をしようではないか。

特に目新しいことを言ってるわけでもなく、むしろ軽く陳腐な感じすらしますね。そもそも、 日本語ってそれほどパラグラフにうるさくないし〜、読者との対話をはなから拒否してるような著者だっていっぱいいるし〜。
でもこういう基本的なことほど、頭では分かってるのに、無意識にはできてないんだぞ、っていうお話。

というのも、僕がこの「文章の読み方」を教えられたのは英語の時間。
トフル対策の授業なんですが、トフルって素早く英文読めないと点取れないらしいの。まぁそりゃそうだな。
で、先生がこの速読法を語り出したんですが、僕は「そんなん知っとるがな」と適当に聞き流してたんですよ。ろくに英語読めないくせにね。

でもふと思った。
俺、日本語では効率いい読み方できてんのか?いいえ、できていません。
って。

少なくとも、効率よく読もうと意識してない。だからできてない。
ここでも何回か書いてますけど、教授主宰の読書会とか、僕ひどい有り様でしたからね。いっつも課題図書読み終わんないの。
なまじっか日本語には慣れてしまってるばかりに、工夫して効率よく読もうとか、考えたこともなかった。
皮肉にも、漢文とか英語とか中国語を読むときの方が、よっぽど上手な読み方をしてる気がする。
外国語は漫然と読んでてもわかんないから、必死で文章中に手掛かりを探しながら読まざるをえないのです。

というわけで、僕は英語の授業そっちのけで日本語の本の読み方を考えていた。
思うに、僕らの日本語読解を妨げる原因は5つ。

1.知識不足
2.文章に対する不慣れ
3.文章に対する慢心
4.その文章に対する無関心
5・時間的制約による焦り

1・2は同時に起こることが多いでしょうし、2・3も一見相反しているようで実は同時に起こり得ます。他ならぬ僕自身が2・ 3を同時に患っていますからね。
4はどうしようもないね。その本をゴミ箱にぶちこもう。
5、これは誰にでも経験があると思います。僕は試験とかではあんまり焦ったりしないんですが、勉強会の予習が終わらないッ! って時は本当に焦って、その結果、読みが乱れることが多々ありました。焦れば焦るほどに進まなくなってくるんだよね。 まぁ最近は毎回毎回予習が間に合わないから全く焦らなくなりましたけど。

なんにせよ慣れが大事です。
僕、日本語の小難しい学術書を読むのは下手くそですが、マンガと、あとネットの書き込みを読むスピードは異常に早いんですよ。

特にマンガはマジでやばい。月に20冊近くの雑誌を定期購読し続けてるだけあって、 ジャンプとかなら一冊丸々きっちり読んでも20分かかりませんからね。
マンガにおける文法みたいのを体で理解してるので、重要な部分とそうでない部分を瞬時に把握できますし、 話の流れにうまく乗って読んでいるので中々内容を忘れない。

ネットもそう。2ちゃんねるに対して「嘘ばっかりだから読む価値なんか無い」と言う人は多いですが、慣れれば必要な情報・ 正確な情報だけをすぐ取り出せるようになるはずです。このコツに関してはうまく言葉にできませんが、 とりあえず2ちゃんねるブラウザを導入しろ、と言っておこう。あとは2ちゃんねるしまくるんだ。読むんじゃない、感じるんだ。

しかし、学術書もマンガぐらい上手に読むことができたら楽しいんだけどなー。 まぁマンガ鑑賞にはもう15年以上のキャリアがあるからな…。とりあえず15年後にはちゃんと難しい本を読めるようになっておきたい。

というわけで、外国語学習ってのは根本的な部分で母国語に跳ね返ってくるから面白いですね。外国語を知ることで、 日本語の今まで知らなかった一面が色々とわかっちゃうのです。

これだから語学はやめられねぇんだよな…。中国語はキライだけど。

2006年06月02日

実にッ!ハレ晴レユカイだッ!!

あ、あれ?知らないうちに六月になってて本当にびっくりした。

僕、ついにお給料をもらいまして、晴れて極貧生活から脱出したんですよ。
先月末は、家庭教師やってる生徒のテスト期間ということで、7時間ぶっ続けで授業したりと熱心に働いたので、 給料袋の中では福沢諭吉先生が押し合いへし合いの大騒ぎ。

こうしてお金を手に入れた瞬間、ここ何ヶ月かの惨めな自分の姿が、走馬灯のように甦ってきました。

「申し訳ございません、おタバコの方、一本いただけないでしょうか…?」と友人たちに懇願する僕。
学食で、ライス(M)にうまい粉(うまい棒を握りつぶして粉にしたもの)をかけて食べてた僕。
勉強会で使うプリントをコピーするお金すら無かった僕。

そんな自分とは、もうさよならだ。
握り締めた万札から強烈なエナジーが流れ込んでくる。

「フ、フハハハハッ!素晴らしいぞ、この力!最高に「ハイ」ってヤツだアアアアアアハハハハハハハハーッ」

スーパーサイヤ人3みたいになった僕は、深夜にも関わらず、自転車を飛ばして、 前からやりたくてしょうがなかったゲームを買いに行った。可愛らしい2次元の女の子と仲良くなるために奮闘するゲーム、 いわゆるギャルゲーだ。

こうしてゲームを買ってから、僕の生活がなにやらおかしいことになってしまった。すでに、二日連続徹夜+授業全サボリの絶勉強状態。
昨日が特に酷かった。
僕、ゲームやって徹夜明けだったんですけど、それでも頑張って一限行こうとしたんですよ。 出席状況ももはや楽観視できないとこまで追い詰められてますからね。
よし、天気もいいし、自転車で元気に登校…しようと思ったら、大学まであと数分ってとこで、ダルそうに歩いているヒロポンと遭遇。 奴の家が僕の自転車での通学路上に在るのが、致命的に致命傷だった。

「ダルいし、一限サボりませんか?」

「じゃぁ、お前んちでギャルゲーやろうぜ」

こうして地獄の釜の蓋が開いた。

その後の勉強会や授業を全部無視してギャルゲー。ひたすらギャルゲー。
食事は宅配ピザとダイエットコーラ。コントローラーを操作しながら食べられるし、調理や外出の手間も無いから。やるならとことん!ってことで、 引きこもりゲーマー感を出すためにこのメニューをチョイスしました。
僕、ピザはともかく、ダイエットコーラなんか正直好きでもなんでもないんですけど、「全てを投げ出してギャルゲーをやりまくる」 という祭りの舞台装置として必要だった。まずは形から入る。

僕もヒロポンもお金が入って妙に豪気になってるので、クワトロなんちゃらとかいう超高いピザに、 別に食べたくもないポテトやらミネラルウォーターやらのサイドメニューを付けましたよ。
こないだまでは、一緒にメシ食うときはスーパー行って98円のカップラーメン買ってきたりしてたのに、大した出世ぶりです。 いつもの20倍ぐらい夕食に金使ったわ。

そんな感じで、キチガイみたいにギャルゲーやりました。翌日の授業も休んだから、20時間以上はやったかな? ほとんど睡眠をとってないくせに、テンションは常に高く保たれ、歓声、喚声が止むことは無かった。

こうして、 授業や勉強会で使うテキストとか本とかをリュックいっぱいに詰め込んできたってのに何一つそれらを使うことなく丸々二日間を棒に振った僕。 自らの行いを全く後悔していないところが我ながら怖い。
しかも、さっき久しぶりに我が家に帰ってきたばかりだというのに、今からまた徹夜でギャルゲーしようとしてますからね。うん、人生オワタ。

というわけで、あぁ、お金持つと俺はろくな事しないな…と早くも痛感しています。
でも、今まで我慢してたことができるようになるってのはやっぱり楽しい。お金無かった時は人を遊びに誘ったりもできなかったけど、 今の僕ならそれができるのだから。
どうせお金は無くなるもんだから、せめて楽しく使ってやろうと思います。
さようなら、僕の諭吉さんたち。せいぜい俺を楽しませてみろ。

2006年05月26日

俺は今機嫌がいい

俺は今機嫌がいい。
って学校で言ってたら「アンタ何様のつもりなの」と怒られましたが、それぐらい俺は今機嫌がいい。

なんかここ三日ぐらい僕やたらと荒んでたんですよ。勉強ばっかりしてたせいで。
参加している勉強会がついに7個とかになっちゃって、もういっぱいいっぱいで、バイトをサボってまでその予習をする始末。 なにかが確実に狂っているということは自分でも気付いてたんですが、予習が終わんないんだから仕方ない。

しかもこれ、一過性の忙しさじゃないですからね。院試とか卒論が終わるまで半年以上この生活が続くと思うと鬱々としてきて、 あぁ就職してぇ、とか思ったりもして、気付いたら「お〜いヒロポン、死んでいいぞ〜」とか叫んでる自分がいた。

ストレッサーの極めつけは本日行われた、卒論の中間発表。レジュメ作っていってみんなに発表しなきゃいけないの。 卒論のテーマも決まってないのにね。

でも作りましたよ。あ〜、俺風邪ひかねぇかな〜とか祈りながらも、作りましたよ。読んでた本を適当にまとめましたよ。 先行研究のつぎはぎ、言うならばフランケンシュタインを造りましたよ。

そしたら必死こいて書いてる途中、ビビッと来たんです。大いなる宇宙意志からの電波がね。
『天文暦法』、『数理』、『易』といった漠然と考えていたキーワードが、突然ケミストリーを起こして僕の頭の中で具体化された。あ、 これこれ!このテーマにしよっと!

で、それをユリアン教授に話してみたら意外に高評価だったので、本当にほっとしました。 アイディアが浮かぶ時ってのはこんなもんかもしれない。

やっぱり、『書く』という作業は大事です。書くという行為によって、その時点でできること・できないことが明確にわかるから。
教授も言ってたんですが、『考える』って行為はごまかしがきくんですよね。分かってない部分を保留したり無視したりして、 思考を先に進めることができちゃう。建物を、土台無視して屋根から作り始めるようなもんですよ。
でも『書く』ときはそうはいかない。下にちゃんとした支えが無いと、『書けない』。書くという行為は、かなりの責任を伴う重労働なのだ。

今日はその事を痛感しました。なんだかんだで、半泣きしながらレジュメ書いてよかったなぁ。

あと、教授がそれなりに僕を評価してくれてるのもわかったんで、嬉しかった。僕のように、数字アレルギーがなく、なおかつ漢文も好き、 っていうのは、業界ではレアポケモンらしいんですよ。『なみのり』が使えるピカチュウみたいなもんですね。ピカ〜☆ってな。

こうして無事に卒論ゼミを終えた僕は、異常に上機嫌になった。実際ここ一週間ぐらい、この行事にかなり重圧を感じてましたから。 テーマが決まらん…ってね。
僕はカップラーメンとタバコと発泡酒を買い込んでヒロポンの家に向かった。

で、まだ授業残ってるってのに、白昼堂々、酒をあおりながらのギャルゲー祭りですよ。正確に言うと、 『知らない人がマイクつけて実況しながら新発売のギャルゲーをプレイしているのをネットでリアルタイム配信している映像』を鑑賞しました。 もうなにがなんだかわかりませんが、これが最高に笑えるんですよ。実況してる彼、ゲームの展開に合わせてすごい勢いで一喜一憂してるのね。

「キタキタキタキターーー!!」

「むぅ、デートに誘える可能性は低い…」

「あァーーーッ!!ちょっ、ちょっと、あァーーー!!マジかよぉ…」

「あ、彼女の中の壁が壊れましたね」

「これは打開できないやもしれん…」

と、愉快な独り言を連発。
いつしか僕らもゲームの世界に引き込まれていき、コンピュータープログラムによって制御されている女の子の言動に一喜一憂しまくりんぐ。 すごい幸せだった。他人が体験してる仮想現実に過ぎないのに。

こうして僕はさらに上機嫌になった。そして今に至るわけ。来週バイトの給料入ったら、即このゲーム買おっと。

 

という風に、僕は勉強漬けの毎日を送っているのです。
おかしいな、今週は本気でキツかったのに、日記に書き起こすと、遊びまくってる印象しか受けないぞ…。

なぜだかよくわかりませんが、そろそろ筆を置いて勉強に戻ろうと思います。中国語の長文をきちんと全訳しとかないと、 教えてくれてる先輩に馬乗りされてボゴボゴにされちまいますからね。

そうそう、僕いよいよ本格的に中国語やばいんですよ。先生が「これは院試に間に合わない」と断言してたから間違いない、うん。
なんか僕、新しく勉強会に入ってきた二年生に、一日で中国語の発音追い抜かれたらしいですからね。 俺はもうかれこれ10ヶ月ぐらいやってんのによ。あ、またムカムカしてきた。

2006年05月22日

見張りのトトロ

今日はMEITENさんと、三鷹の森ジブリ美術館に行ってきました♪

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でも閉まってた。夜中だから当たり前だ。
というか、チケットは予約制で事前に入手しとかなきゃいけない、 ってことも知ってたんですが、深夜の井の頭公園でダラダラとタバコ吸ってたらいつの間にか、ジブリ美術館を見に行こうって話になってたの。

井の頭公園からテクテク歩くこと10分ぐらい、B−BOYたちがやかましくスケボーに興じている駐車場のそばに、 ジブリ美術館はあった。

固く閉ざされた正門の前から中を覗いてみると、小便ちびりそうな光景が。

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暗くてよくわからないと思いますが、真っ暗な建物の窓からこちらをジッ…と見張っている妖怪がいるのです。
そう、奴の名はトトロ。侵入者を威圧するためか、その無表情な瞳が本当に怖かった。

怯えた僕らは美術館の敷地のまわりをグルッと一周し、中の様子を物色したり、あわよくば侵入しようとか思ってたのですが、 いたるところに張ってある『SECOM』のマークに本当に萎えた。ジブリとSECOM、 あんまりコラボレーションしてほしくない組み合わせだ。そんなにSECOMが好きなら、 ナウシカも風の谷にセコムしときゃよかったじゃねぇか。

美術館を囲む塀の隙間からは、職員用の喫煙所が見えた。きっと昼間はそこで、シータやキキが「マジでクソガキどもの相手ダリぃわ」 とか言いながらタバコをプープー吸ってるに違いない。清純そうな彼女たちも、一人の人間ですからね…。

あとは、すぐに一周できてしまう敷地の狭さにも驚きました。え、こんなにちっちゃいの?ジブリ美術館っていうか、ジブリ小屋じゃん…。

でも、屋上にロボット兵がそびえたってるのを見て、ちょっと行きたくなった。公式HPを見たら、地下二階まであるらしいし、 この美術館、案外楽しめるのかもしれません。お金に余裕ができたら、愛しの雫ちゃんに会いに行ってみようと思います。

2006年05月17日

EBA心と秋の空

こんにちは。二次元が大好きなEBAです。
なんかふと気づいたらアニメについての日記を書いてる自分がいてちょっとビックリしてる。

こりゃいかんってことで別の話題で。

いま風邪ひいてるんですよ、僕。セキばっかり出るし、なぜか目が超痛い。先週の土曜日からだから、これはかなりの長期戦ですよ。

冗談抜きで体調が悪いので、普通に学校を休みたいのですが、そんな時に限って休めない授業が大量にある。
一年に一回の発表の番だったり、出席率の観点からすでにリーチ入ってたりと、もう勘弁してほしい。「わざわざ大学まで来て、 タバコ一服だけして授業出ないで帰るのってCOOLだよね」とか言って授業をサボってた先週の元気な自分を思い出して、 我ながら我をぶち殺したくなった。お前のせいで俺は…!

それに加えて、参加する勉強会もひとつ増えてしまった。道教の文献の読み会なんですけど、その文献、というか道教自体、 はっきり言って僕に全然関係ないの。いや、まだその文献全く読んでないから、正確には僕に関係ないかどうかもわからないのですが、 それでも関係ないと言い切れるぐらいに関係ない。

そこまで関係ないというのに、僕、主催の教授に向かって軽はずみに言ってしまったんですよね、「面白そうですね、 ぜひ参加させてください」って。
まわりで聞いてた友人たちはみんな呆れてた。院試、卒論を控えたこの時期にいきなり専門外の勉強会への参加を表明した僕に対して。

で、読む文献がまたバカみたいに長いんですよ、全訳してある本が広辞苑の厚さぐらいあるの。一週間に4丁(=8ページ) ずつ読んでいくことになったんですが、そのペースで行っても一年以上は余裕でかかるのね。おいおい、一年後とかって、 僕ここの大学院いるかわかりませんよ?

ひさしぶりの一大プロジェクトということで教授はやる気マンマン、「やるからには本気でいきますよ」みたいなこと言ってるし、 道教の基礎知識を身につけるためにその教授の授業を聴講することになったし、それがまた僕が学校ない日でしかもバイトの日で、 休みが一日減るわバイトの曜日をずらさないといけないわで、要するに地獄だ。

しかも、その地獄を招いたのは全部自分自身というアイロニー。僕、向こう見ずな発言が異常に多いんですよ。

これまでの勉強会でも、「次回の範囲を決めよう」ってときに先生が提示した範囲に対して、僕は「これじゃ少なくないですか? もっと多くしましょう」みたいなこと言って、周りの友人たちからヒンシュクをかっていました。「余計なこと言うなバカ」 「お前と違って俺は忙しいんだ」ってね。

まぁこれだけなら、EBA君は向上心あふれる優等生だ!ということで一件落着なのですが、僕がひどいのはその後。
次の勉強会が近づいてくるにつれて僕は、「予習終わんねーよ!誰だよ、こんなに範囲長くしたバカはよ!!」と怒りはじめるんですね。 自分で言っといて自分で怒るの。それで本当に予習終わんなかったりしますからね、言いだしっぺのくせに。

実際、「もっと範囲長くしましょう」とか「ぜひ参加させてください」とか言ってるときは、僕、本気でそう思ってるんですよ。 だいたいが、勉強し終わった後で学問への気持ちが昂ぶってるときだから。
でも、家に帰ってウダウダとネットしたりしてると、嘘みたいにやる気なくなってるの。ビックリするぐらい急速に。 人の心変わりって怖いですね。

ただ、大学に入ってからの4年間、こういった無謀な発言で自分自身を引っ張ってきた、ってのも事実なんですよ。
僕は、なんらかの強制力がないと本気で勉強に取り組めない可哀そうな子なので、無責任でもなんでもいいからとりあえず「やるやる!」 みたいなこと言って、それによって自分に無理やり勉強させる、という異端の学問感性を武器とする男…!

まぁね、これからもこのスタイルでいっかなって思った。一緒に勉強会してる人たちにはいい迷惑ですけどね。

2006年05月13日

気が動転しているんだ

午前三じ。
僕は家に向かって自転車を走っていました。

もうすぐ家だ、早く寝たい、眠い、眠すぐる!そう思って僕が気を緩めたとき、突然、不審な男たちが現れました。なんとも、 その腰には黒光りする拳銃が…!こんな奴らに素手で勝つるのか!?絶望的な絶望感がEBAを包んだ。

そう、彼らは警官。
金曜日の深夜の大通りなど、警官が点数稼ぎのための検問を貼っていても不思議ではない。

気分よく自転車こいでる時にいきなり止められて自転車泥棒扱いされるなんて、どちかというと最高にムカつくですが、この類の職務質問はすでに100回異常は受けているのでもういい加減に慣れっこな普段の僕なら「お疲れさmです」とか行って警官に愛想の一つや二つぐらいは売ってやるんだが イライラが有頂天になっていた今日の僕は極めて無愛想に振舞ってしまった

警官「おいィ?君、こんな時間までなにしてたの?」

おれ「学っ校」

警官「こんな遅くまで?」

おれ「あァ」

警官はクールなおれが全身からかもし出すエネルギー量がオーラとして見えそうになり 怯えながらそそくさと僕の自転車の防犯登録番号の照会を始めた。おれを強いと感じてしまう人は本能的に長寿タイプだ。

こうして私の乗っている自転車が僕のものであることが確定的にあきらかになったので俺は解放されると思って心をホッと安心した。

そうすると警官たちは述べたのです「ちょっとかばnの中も見せてもらえませんかね」と。

こんなことを言われたのは最初だ。少し堪忍袋の緒が切れたが 夜遅くまで大学で勉強を学んでいた僕には全くやましいところが何もなかったから、心地よくかばんを警官に渡してやった。

そのときの僕のかばんの中身

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漢文のプリんトとファイル

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図書館で貸りてきた本

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筆記用具と電子辞書

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タバコ、お茶、ガム、チョコレイト

勤勉な大学生そのものな中身ののです。

しかし僕のかばんの中身をゆっくりとチェックしていく警官が取り出したものを見て僕は想像を絶する焦りがEBAを襲った。

myの携帯電話
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ストラップの拡大写真
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(かわいい)

やってしまった。
こんな女子児童のフィギュアがついたストラップを警官に見られたら、 児童ポルノ法とか東京都迷惑行為防止条例とかでブタ箱にぶち込まれるんじゃないか?

なによりも、ただただ恥ずかしい。クールな受け答えしてたくせに、荷物調べたら真性のロリコンだったなんて!あまりの恥ずかしさに、 思わず僕の日本語障害も治ってしまった!

この愛くるしいストラップ、先日ふらりと立ち寄ったさびれたゲームセンターのガチャガチャに入っていたもので、 このキャラクターが当たったときは僕も年甲斐もなく声を出して喜んだものです。

それ以来、僕は携帯電話にこのストラップを装着し、会う人会う人に自慢してまわり、 ヒマさえあればフィギュアを眺めたりフィギュアに話しかけたりと、まぁ簡単に言うと頭が狂ってしまいました。

僕の唯一の救いは、このストラップを公共の場で堂々とちゃらつかせるのは恥ずかしすぎて耐えられない、ってこと。
僕、電車の中でケータイ使うときは、このストラップを隠しながらコソコソ使いますからね。当たり前っちゃ当たり前なんですが、 そこが僕の中の最終防衛ラインなのです。

そんな恥ずかしすぎるストラップを警官に見つかってしまい、泣きそうになった。とにかく現行犯逮捕されなくて良かった。 深夜の自転車外出はもう絶対にやめようと思った。
僕はどこまで気持ち悪くなれるんだろう。

2006年05月10日

朝型の罠

朝型の生活にしてからというもの、すこぶる調子がよろしい。

この前数年ぶりに健康診断行ってみたら、問診のおばちゃんがしつこいぐらいに説教してきたんですよ、「アンタ、 規則正しい生活しなさい!」ってね。
もうなんか必要以上に鬼気迫る感じで、この人、朝型教とかそういう宗教やってんのかな、って思った。

まぁ確かに、ためしてガッテンでも「朝にちゃんと起きて日光を浴びると、体内時計が正常にチューニングされる」 みたいなこと言ってたし、なにより、夕方や夜まで惰眠を貪ってしまったときの深い不快な虚脱感は、もうあんまり味わいたくない。 寝れば寝るほど疲労が溜まりますからね。

こうして僕は朝型戦士に転職したわけですが、なるほど、けっこう良いじゃないか、朝型ってのも。七時半ぐらいに勝手に目が覚め、 天気が良ければお洗濯をし、朝食をのんびりと作り、自転車でトロトロと大学へ向かう。まぁ…気持ち良くなくはない。

しかし。朝型生活には罠があったのです。

深夜型生活をしていたときの僕は、だいたい夜中の3時4時ぐらいまでダラダラとネットをして、 その後に勉強とか予習とかをするっていうスタイルだった。
このタイムスケジュール(というかネットスケジュール)が僕の体に染み付いて、未だに取れないのです。

朝に早起きしたのも忘れて、草木も眠る丑三つ時までネットをすると、もうネットしてても眠くてしょうがない。 マウスを握ったまま机に突っ伏したりしてますからね、僕。
ましてや、その後に控える勉強なんかムリ。

しかも、「よし、今日はアレとアレの予習は早めに終わらせとくか!」って日に限ってスカイプでチャットしてくる人がいたりして、 なんだかんだで楽しくチャットしてしまったりする。

それでもその日の内にやらなくてはいけない課題ってのは確実に存在しますので、 ニコチンパワーで脳と肺に喝をいれながら漢字とかと格闘するわけです。

その結果、毎日3時間とか4時間しか睡眠時間が取れなくなる。
僕は基本的にあんまり睡眠要らない方なんで、4時間寝れば十分なんですけど、2時間半とかだとさすがにきつい。
起きようとする意志の強さとか設置した目覚ましの数とかに関係なく、物理的にどうやっても起きれない睡眠時間って存在するのです。

というわけで、僕はいま、こんな日記を書いているわけ。一限とその後の勉強会を寝過ごしたから。4時半に寝て7時に起きようとしたのが間違いだった。

みんなも朝型生活には要注意だ!

2006年05月07日

アナ・コッポラ

今日はママとお買い物に行ったよ。
昨夜、「ヘソクリが入ったからズボンをおごってやる」という豪気な電話がマイマザーからかかってきまして、プロレタリアートな僕はワンワン! と尻尾を振って飛びついたわけです。

なぜ彼女がこんな訳のわからない大盤振る舞いをしようとしたのか、 それは僕のジーパンにけっこうあり得ない目な大きさの穴があいていたから。

日々の苦しい暮らし、摩擦の多い現代社会で、僕は身も、心も、そしてジーパンもボロボロになっていました。で、穴があいた。 まぁ胃じゃなくてジーパンの方でよかった。

また開いた穴の位置がおかしくてですね、時と場合によっては、僕の大事な部分がコンニチワ!!(・∀・ )/って顔を覗かせるんじゃないか、という極めて卑猥な位置なんですよ。とりあえず常にそこからトランクスが見えてる。 見せパンならぬ見せトラだ。

もし僕が美少女だったら、きっと世の男どもは僕の穴あきズボンを見て大喜びするんだろうな、イッヒッヒ! などとニヤニヤしながら僕は穴を放置し続けた。まさに無為自然の境地だ。

さらにさまざまな出来事を経て穴はどんどん広がっていきまして、 そこから僕の羞恥心とかやる気とか金銭運とか自尊心とかそういう大事なものがボロボロとこぼれ落ちていく始末。
新しいジーパン買おっかなとも思いましたが、いかんせん僕には先立つものがございません。無理なものは無理。

穴があきたてホヤホヤの時期には、まだ僕にも恥じらいの気持ちもあったんですが、慣れてくると本当にどうでもよくなってきて、 隠そうという気持ちすら無くなった。会う人会う人に「穴あいてるよ」と指摘される毎日。場所が場所だけに、 僕に指摘できずにドン引きしてた人も多かったでしょう。

しかも、かばんもタバコを落としたせいで穴開いちゃったし、Tシャツも以前に濃硫酸ぶっかけたせいで穴開いてるし、 靴下も普通に穴開いてるしで、僕、本当にかわいそうな子みたいになってたわけ。「通気性バツグンじゃい!!」 と強がる姿が、我ながら痛々しすぎる。

そこへ舞い降りたマミィからの福音。こうして僕は無事に、穴があいてないズボンを手に入れることができました。 本当に僕のママっていい奴だと思った。最近は人の好意にのっかりっ放しで、すこし心苦しい。

穴あいてない服を着られるぐらいの暮らしができるよう、がんばってお金を稼げる人になろうと僕は誓った。とりあえず漢文だな、漢文。

2006年05月04日

盗作じゃない、インスパイアだ

今日バイト行ったんですよ、バイト。

で、レンタルビデオ屋の前通ってたら、ギャルがヤンキーと手組んで出てきやがったんです。

ギャルは言った、「ぃま『火垂るの墓』ぁったょ〜、ぁれってすっごくシュールだょねぇ〜」

ヤンキーは答えた、「オォ、アレは今までオレが見た映画の中でも、一番シュールだな!」

どこをどう解釈すればあの映画がシュールに見えるんだ、っと。
お前はいつもどんだけシュールじゃない映画ばかりを見ているのか、っと。
お前らの脳みそこそが、今まで僕が見た脳みその中でも一番シュールだぞ、っと。

彼らの愉快な会話をずっと聞いていたかったのですが、僕はおなかペコペコだったのでまっすぐお家に帰りました。

やっぱり新小岩はシュールだね。

2006年05月03日

呪!一周年

実は今日で、このブログ始めて一年になります。

思えば去年のゴールデンウィーク。ヒマでヒマで死んじまう!ってことで手慰みに作ったのがこのブログでした。
あれから一年。今年のゴールデンウイークは勉強に遊びに大忙しで、本当にありがたいことです。 まぁ一年も続いたのも読者のみなさんのおかげだから心から感謝って思った。

そんなめでたい日に拍車をかけるように、パソコンがぶっ壊れました。もう泣きそう。

僕が某女子高の制服についてGoogleしようとした時、その異変は起こった。
検索窓に文字を打ち込んでたら、いきなりフリーズしたんですよ。まぁ僕のPCでは意味不明なフリーズなんて日常茶飯事なんで、 気にせず再度ブラウザを立ち上げて検索を開始したのですが、またもや文字を打ち込んでる途中でフリーズしたんです。しかも全く同じ場所で。
それから色々検証した結果、日本語を入力しようとすると、三文字目であらゆるアプリケーションが必ずフリーズするということが分かりました。 メモ帳でさえも。

な、なんだこれは…。こんなふざけたウィルスがあんのか?
いちおうウィルススキャンをしてみましたが、特に異常無し。
こういう時はネットで似たような症例を探したりして解決するのが常道ですが、いかんせん文字が入力できないので検索ができません。 地味に凶悪な症状です。

とりあえず文字入力まわりがおかしい、ということでIMEの設定を見直したり、 それがうまくいったら今度は動画や音楽が再生不能になったり、それがうまくいったら今度はもう一回文字入力がおかしくなったり、 これを何セットか繰り返したら終いには再起動すらまともにできなくなったりと、まさに地獄のような半日を過ごしました。

というか、パソコンが調子悪くなるだけで僕の体の調子までおかしくなってきたのにびっくり。お前はどれだけ依存してるんだと。

実際僕は家にいる時間の80%以上はPCに向かってるし、最近は漢文の勉強においてもPCが必須になってきてますので、 PCがダウンしたらもはや社会生活を営めません。喩えるならば翼をもがれた鳥、牙を抜かれた虎、柔道ができない谷亮子みたいなもんですよ。 要するにもうオシマイってこと。

このゴールデンウィーク中にPCの中身を整理したりメンテナンスしたりして、マイPCをいたわってやろうと思います。
失いかけて初めて、本当に大事なものに気づいたよ。鈍くてごめんな。これからはもう、一生離さないからね…。

2006年05月02日

Skypeしようよ

友人に誘われて、スカイプってのを始めました。

スカイプとは、簡単に言うと無料のネット電話です。スカイプ同士だったら、たとえ100万光年話したとしてもタダなのだ。 まぁ光年ってのは時間じゃなくて距離の単位なんだけどな。
また、Webカメラを使えばテレビ電話もできるんです。電話中のアホ顔なんて相手に見られたくないけどね…。

スカイプするのに必要なのは、パソコン、ネット回線、スピーカー、マイク。
僕はビッグカメラでヘッドホンとマイクが一体化しているヘッドセットというやつを購入しました。 オペレーターとかが着けてるようなカッチョイイやつです。お値段980円。

家に帰って早速スカイプしてみました。
最初こそ、手に電話を持ってないのに電話してるっていう状況に恥じらいましたが、慣れてしまうと本当に快適だ。両手が使えるから。
ケータイで電話してる時って、片手ふさがってて大した行動できないせいか、そこらへんのプリントに変な図形を書き殴ったり、 机の上を跳ね回ったりと意味不明な動きをしてしまいがちですけど、スカイプならそんな心配もありません。両手が空いてるって最高!

いざスカイプしてみると、だいぶ音質がいいし、タイムラグもありません。しかも、 電話しながらチャットできたりファイル送れたりするんですよ。
「電話しながらチャットだぁ…?バカかこの機能わ!」と最初は思いましたが、これが案外楽しいのだ。 お気に入りのサイトのアドレスをチャットで送って、そのサイトを見ながら話したり、愉快なコピペを貼って笑い合ったりと、 ネットジャンキーの僕にはたまらない。

結局その夜は明け方まで4時間近く話し続けてしまい、「これ本当にやばいから、もうスカイプ禁止ね」とまで言われてしまいました。 お前が誘ったんじゃねぇかYO!

というわけで、スカイプはやばいぐらい楽しいですよ。最大5人までで同時に話せるので、勉強会なんかもできちゃう。 レジュメとかもチャットしながら送れるしね。
とりあえず僕はスカイプ飲みしようと計画中。何人かで示し合わせて、それぞれの家でスカイプ使って話しながら呑むのだ。 これなら終電とかの心配もいらないぞ!Webカメラがあるともっと楽しいかも。
部屋で独り、ヘッドセットを着けて酒を飲みながらPCのディスプレイに話し掛ける…どうだい、楽しそうだろう? 家族に見られたら死ぬほど恥ずかしいけどな!

スカイプにはまだまだ他にも愉快な使い方がある気がします。みんな、スカイプしよ〜(^O^)/

スカイプの解説サイト
http://www.geocities.jp/hibiyank/manuzume.htm

2006年04月29日

なぜなんだぜ?

なんでメイド喫茶行った、って言うと気持ち悪がられるんでしょうか?

先日、ひさしぶりにメイド喫茶行ったんですよ。
いっつもおっぱいとかまつ毛の話ばっかりしてる某友人を突発的に飲みに誘ってみたら、「今風邪気味だから、 飲みじゃなくてメイド喫茶に行きたい!!」という強烈なリクエストを受けたのです。12円しか持ってないくせに「飲み行こう」 とか誘ってる僕にそこらへんの選択権は皆無なので、「しょうがないなぁ、メイド喫茶にしてやるよ、その代わりお金貸せよな」 と変な理屈で無理やりお金を借りました。

で、向かった先は当然秋葉原だ。メイド喫茶って単純につまらん、と数回行って思ってた僕は、あんまり気乗りがしなかった。

ところが行ってびっくり。一人、とっても可愛いメイドさんがいるではないですか。こ、これはクリティカルヒットだ!
僕と連れの友人とは美的感覚が全く異なっていて、正直、 僕は彼ご自慢のステディを見るたびに人間と動物の線引きについて深く考え込んでしまうのですが、今回は本当に珍しく二人の意見が一致した。 こりゃ最高にカワイイぞ、と。

閉店間近の22時頃、店内にはメイドが二人いたのですが、もう一人のメイドは岩石タイプのポケモンでした。 お前は一生モンスターボールに入ってろ、と心中で悪態をついていたら、よりにもよってオーダーを取りにくるのはポケモンの方なんですね。
「チェンジ」の声がノドから出掛かりましたが、まぁそんな便利なシステムはメイド喫茶にはありゃしないし、 なにより可憐なメイドたちの裏には屈強な黒服が控えてるってのも想像に難くないので、踏みとどまった。

それでも僕らは二人でジロジロとカワイコちゃんの方のメイドを眺め回しました。もうほとんど視姦ですよ。
その前日に不慮の事故でコンタクトレンズを失った僕は、しょうがないので家専用のなんか不気味なメガネをかけて視力を補強してました。

しかし見れば見るほど可愛らしい。あどけなさの残る笑顔、短いけど下品ではない、そんな長さのスカートからすらりと伸びた足、 少しオドオドしたその仕草、全てがツボだ。胸のネームプレートを見ると、彼女はしおりという名前らしい。

たいして美味しくもないのに値段だけは一丁前なコーヒーをすすりながら、一生懸命に働くしおりちゃんを鑑賞する。 これほどの幸せがあるであろうか、いや、ない。

「今日はメイド喫茶に来て本当に良かった。風邪をひいててくれて、本当にありがとう、あ、会計4649」

僕は心からのお礼を友人に言った。

つまるところ、僕が今までいまいちメイド喫茶に熱くなれなかったのは、単に、 カワイイと思えるメイドに出会ってなかったからなのでした。世の男たちはこうやってキャバクラとかにハマっていくのだろうなぁ。

メイド喫茶を出て、「しおりちゃんは俺に気があるみたいだ」、「いや、絶対俺の方が好感を持たれていたはず」、 「まぁとにかくまた行こうぜ」、「うん、絶対行こう」といった会話をしながら僕らは御茶ノ水へとフラフラ歩きました。で、駅に着いても、 まだまだしおりちゃんの魅力について全てを語りつくせていなかったので、 こじゃれたイタリアンレストランに入ってマルゲリータをつまみに日本酒飲みながら議論し続けてたら、終電無くなった。

 

という話を女友達にしたら、もう気持ちいいぐらいに気持ち悪がられましたよ。

僕は怒った。なんでメイド喫茶行くのが気持ち悪いんだぜ!?と。

彼女は言った、よくわかんないけど気持ち悪い、と。

その後なんらかの議論をした気がしますが、詳しくは忘れました。
たしか彼女は、「女の子目当てにメイド喫茶に行くという行為は、正常な人間関係を生み出せないから、そういうことする人は気持ち悪い」 みたいなことを言ってた気がする。
それに対して僕は、ネチネチと語の定義について問い直したり、クドクドと反例を挙げたりして彼女の意見を否定しました。我ながら、 自分の議論の仕方って相手を不愉快にさせるよなぁ、とちょっとウンザリしたけど、今回ばかりはしょうがない。 とにかくしおりちゃんはカワイイんだよッ!!

とりあえず、来週月曜日までにもう一度論旨をまとめ直してきやがれ!ということで、その話はひとまず終わりました。

僕が思うに、「メイド喫茶に行くこと・行く人は、気持ち悪い」という定説は、ある程度の市民権を得ています。それは認めざるを得ない。

しかし、この定説を条件反射的に振りかざす人は、えてしてメイド喫茶に行った経験がないと思います。
だって実際に行ってみれば分かるもん、メイド喫茶とは意外なほど、少々がっかりしてしまうぐらいに普通な空間だってことが。

ネズミーランドではミッキーとかの着ぐるみが歩いてますけど、メイド喫茶におけるメイドさんもそれと同じようなもんです。 ネズミーランドへアトラクションを楽しみに行く人もいれば、着ぐるみに会うのを楽しみにしてる人もいる。 メイド喫茶へコーヒーを飲みに行く人もいれば、メイドさんを見に行く人もいる。実のところ、メイド喫茶ってのは、 もはやただの観光地なのです。

しかし、実際のメイド喫茶を知らない人々は、「メイド喫茶」という言葉を聞くと、「アキバ、アニメ、エロゲー、二次元、オタク、 引きこもり、ロリコン、社会不適合者」といったエキセントリックかつ典型的な要素を数珠つなぎで連想し、 様々な分別するべき要素を混同したイメージを瞬時に抱いてしまうのでしょう。
要するに、彼らがやってることは、思考停止と、安易な連想ゲームだ。

もちろんこの思考停止というテクニックは誰もが使ってますよね。どっかの方面では思考停止をして、 物事をテキトーにラベリングしとかないと、この世界は膨大すぎて自分の中で処理し切れないからさ。僕も、コギャル→売春、 アイドル→うんちしない、みたいな安易で根拠レスな思考停止をやまほど行なってます。
この思考停止は、当然、偏見や差別や誤解の母体になりますけど、まぁしょうがないですよね。物理的に。
最低限、無知による思考停止がその原因なんだ、って分かってりゃいいんじゃないでしょうか。

というように、僕は僕でちょろっと考えてみたのですが、どうでしょう。
メイド喫茶に行く人って気持ち悪いですか?気持ち悪いなら、それはなんでですか?天下に広く意見を求む次第である。

 

てかこの日記読み返して思いましたけど、メイド喫茶行ってる時の僕は疑いようもなく気持ち悪いですね。完敗や。

2006年04月28日

道可道、非常道

最近いろいろあって、学問への意欲がモリモリと湧いてきてて、それに伴って中期的な目標も定まって、さぁ頑張るぞーといった感じで、 毎日が充実しているのです。
といった少し真面目な話を今回は書こうと思いましたが、よく考えたらなんかめんどくさくなってきたので、食い物の話でもしようと思う。

 

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これが今現在のマイ・フェィバレット食べ物、ナガラ食品のホルモン鍋(¥294)だ。
甘辛いスープでじっくりと煮込まれたホルモン鍋を最新の技術によって急速冷凍、旨みを逃がすことなく長期保存・簡単調理を可能にした、 至高の冷凍食品なのです。

このホルモン鍋と僕の出会い…それは、「2ちゃんねるのごくごく一部で大ヒットしている食品がある」 というマル秘情報をヒロポンが教えてくれたことでした。ふん、ネット中毒者どももたまには役に立つじゃねぇか。

しかしこのホルモン鍋、入手するにはかなりのコツを要します。素人にはおすすめできない所以だ。
なんかよくわからないんですけど、これ、ローソンの冷凍食品コーナーにしかないんですよ。

初めてそれを聞いた僕は、ふざけるな、そんなわけがないだろう、物流大国日本をなめるんじゃぁない! と怒り狂ってホルモン鍋を探すために街中を徘徊したのですが、調査の結果、正直ローソンにしかない、とほとんど断言できます。 行く先々のコンビニ・スーパーで探し回ったんだから間違いない。

普段はコンビニ行って冷凍食品コーナーを見ることなんてまず無いわけで、しかもローソン限定ときたらこれはもう、 普通に暮らしてたらその存在に気付きませんよ。実はこのホルモン鍋、かなりのロングセラーらしいのですが。

もちろん、全てのローソンにホルモン鍋が置いてある、というわけではないので注意。 僕の近所のローソンには見事に売っていなかったからね。
その時の僕は「は〜、今日は疲れた、ちょっと奮発して夕食はホルモン鍋といきますか!」って感じだったから、 ブチ切れそうになりましたにゃん。

しょうがないので、僕はバイト先の新小岩にあるローソンで買っていくことにしています。 だいたいホルモン鍋食いたくなるのはバイト後だってのもありますしね。
しかしホルモン鍋片手に45分も電車に揺られてる僕はちょっと考えてもかなりアホっぽいので、 まとまったお金が入ったら大量に買いこんで冷凍庫に備蓄しておこうと思う。

 

前置きが長くなりましたが、いよいよここから、皆にホルモン道を伝授していくぞ。

まず、上にかかっている「ホルモン鍋」とデカデカと書かれたビニールラップを、ベリベリと剥がします。
ここで、早くホルモンしたいあまりに力任せにビニールを破るなんてのは、超NG。
ホルモンが入っているアルミ製の鍋(のようなもの)は思ってる以上に脆いので、乱暴に扱うとすぐに変形してしまうのです。 鍋が変形してしまうと、大事なスープが端からこぼれるわ、火の通りが不均一になるわ、 コンロに置いたときに安定しないわで大変なことになるから気をつけましょう。小さな女の子にイタズラするときのように、優しく、優しく、 剥がしていくのがポイントです。

無事ビニールを剥がすことができたら、いよいよ調理開始。ホルモン鍋の重心をしっかりと把握してコンロに設置し、火にかけます。
ここでも注意!ガスが止められてたりするとコンロから火が出ませんので、ガス料金は毎月欠かさず払い込んでおきましょう。 僕はそろそろガス止められそうだ。

冗談はともかく、ここではトロ火がポイント。最大火力で最短調理しようとすると、多分とんでもないことになります。 炭素フリークにしかオススメできない。

僕が推奨するのは、火にかける時にフタをしておくこと。
手ごろな大きさの鍋のフタをかぶせたり、アルミホイルで覆ったりすると良いでしょう。火の通りも早くなりますし、 なによりスープのカサがあまり減りません。スープは味が濃いので、煮詰めてしまうと辛くてしょうがないと思います。 僕ぐらいのジャンク舌の持ち主ならばそれも余裕ですが、薄味主体、 栄養バランスばっちりの家庭料理を食べてきたトーシロさんにはオススメできない。
また、後で様々なオプションをホルモン鍋に追加する際にも、スープが多く残っているということは重要なのだ。

ここまでの工程を無事終えれば、あとはただひたすら待つのみ。コンロの前でぼけーっとしていてもしょうがないので、 インターネットでもしてましょう。10分ぐらいするとキッチンからいい匂いがしてくるはずです。

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あとは食べるだけ!
しかしその前に最後の関門があります。煮えたぎったアルミ鍋はとても熱いのです。鍋つかみ、または湿らせたティッシュなどを使って持ち上げ、 慎重に食卓まで運びましょう。
運ぶ前に、食卓には鍋敷きを設置しておくこと。新聞紙とか、厚手の雑誌でもいいですね。参考までに、ヒロポンは大学のシラバス (2006年度版)を敷いていました。

あとは無心でホルモンを口に運ぶのみ。アルミ鍋は極端に冷めやすいので、一気に食べてしまいましょう。
食べ終わったらすぐさまタバコに点火。辛いホルモン鍋の後の一服は最高ですよ。

というわけで、みなさん、お疲れ様でした。これでホルモン道の基礎編はおわりです。

続いて応用編。

A:ホルモン鍋をおかずから主食へランクアップする
@ご飯にかける
出来上がったホルモン鍋をどんぶりに盛ったごはんにかける。うまいぞ。

Aご飯を煮込む
ホルモン鍋が上の写真のように煮立ったら、暖かいごはんを投入して、スープを全部吸い込むまで煮込む。うまいぞ。
スープがある程度残っていないと焦げるので、フタの使用を推奨。

B麺類を煮込む
うどんやらラーメンやらそばやらを投入して煮込む。
個人的には、麺類はたっぷりの熱湯で茹でないとおいしくないと思うので、あまりオススメできない。少なくとも、 デフォルトのスープ量では明らかに水分が足りないと思われる。スープの水増しをすれば可能か?今後の課題とする。

B:ホルモン鍋の栄養バランス・味を強化する
@野菜を入れる
ホルモン鍋に野菜なんていりません。却下。

と言いたいところですが、さすがにホルモン常習者になると健康が不安になってくるので、たまには野菜を入れることにしている。ネギ、 キャベツ、モヤシあたりが本線か。キノコ類もおいしいぞ。全体の味もマイルドになるので、濃い味が苦手な人にもオススメ。

A溶き卵をかける
ホルモン鍋が煮立ったら溶き卵を回しがけし、フタをして火を止めて余熱で火を通す。火にかけていると簡単にコゲるので注意だ。
辛さをやわらげてくれる上に、栄養・彩りも強化してくれるナイスなオプションだ。オススメ。

Bゴマ油をたらす
ゴマ油をたらす。香りがよくなるぞ。また、油の膜のおかげで少し冷めにくくなる…気がする。

Cビールを飲む
冷蔵庫でキンキンに冷やしておいたビールを飲みながら食べる。ホルモン鍋を作り始めると同時に、冷蔵庫に入れていたビールを冷凍庫に移すと、 いい感じでキンキンになるぞ。
ホルモン鍋は辛いので、ビールが進むこと請け合いだ。ビールは瓶ではなく缶で、さらに発泡酒にすることで、 「生活苦しいけど今日は奮発してホルモン鍋だぜ」というジャンク感を味わえる。オススメ。


今のところ、僕が試したのはこれぐらいですかね。極めてスタンダードな食べ方ばかりです。 コンビーフとのコラボレーションとかもチラッと考えたんですが、やめた。
現在の僕のオススメは、A−A + B−A・B・Cの組み合わせ。マジでウマイ。どうしてホルモン鍋がこんなにうまいのはなぜなんだぜ?


老子は言いました、道の道とすべきは、常の道にあらず、と。
ホルモン道に決まりなんてない。極まりもない。皆さんも自分だけのホルモン道を見つけて、僕にそっと教えてください。

2006年04月22日

ホルモンとアートマン

号外、号外!大ニュースです!!
なんかね、アートマンって、恒常不変らしいぞ!!

この夏に院試を控えている僕は、今年度は仏教の授業を取ろうと思いました。院試では、儒教・仏教・インドなどと、 幅広い範囲から問題が出ますので、大嫌いな仏教も勉強せざるを得ないのです。
というわけで、仏教概論という授業を取ってみることにしました。今はまだ仏教のことなにも分からないけど、頑張ってブッダになってやる! 絶対だ!

そして迎えた初回の授業、僕はいきなり自主休講した。授業が始まるまでヒロポンちで時間潰してたら、 知らぬ間にベッドで熟睡してしまったのです。まさに知らぬが仏。知らぬが仏教概論だ!

2回目の授業。またもやヒロポンちでゴロゴロしていた僕ですが、鉄の意志を以て大学へ向かいました。あの光景、 ビデオに撮っときゃよかった!ってぐらいその時の僕は輝いていた。

で、登校するだけで全精力を使い果たした僕はうつらうつらしながら授業を聞いていたんですけど、 先生の或る一言でハッと目が覚めたのです。

「現世で頑張れない人はねー、来世でも頑張れませんよ」

………!

その日は、仏教に先行する思想である、ウパニシャッドの世界観についての講義だったのですが、 ウパニシャッドの輪廻の概念って酷いんですよ。
なんでも、何回輪廻してもその人の本質は変わらないんだと。輪廻の中には、その人をその人たらしめる連続性が存在するんだと。 その連続性の原因となるのが、アートマンと呼ばれる個人原理で、これは恒常不変なんだと。

もう現世は適当に流して、来世から真人間として頑張ろう!と企んでいた僕とヒロポンは、それを聞いて本当に焦った。
来世でも今と同じようなクズとして生きなきゃいけないってことですか?僕のクズ性は恒常不変なのですか? 僕の前世もクズだったってことなのですか?その前も、その前も?
このままでは、「EBAはあらゆる前世でクズであった」という命題が、数学的帰納法により証明されてしまう!

半泣きになってる僕(を含めた数十人の学生たち)に向かって先生は言った。
「現世をしっかり生きてからですよ、来世の話なんてのは。」

正直、僕は感動しましたね。
そうだよ、今頑張れば、次も頑張れるんだよな!すっごいやる気湧いてきた!

よし、パーティーだ!今日は無事に授業にも行けたし、なによりも、今までの弱い自分にサヨナラするための区切りとして、 パーティーだッ!
僕とヒロポンは意味不明なハイテンションでローソンへ向かい、ディナーを買い込みました。

ホルモン鍋(冷凍食品) 294円×2
白米(レトルト) 105円×2
発泡酒 131円

ホルモン鍋に白米を入れて煮込み、ホルモン雑炊にするのだ。しかし発泡酒ってのは異様に安いな…。
あいも変わらず貧乏な僕を見かねて、このディナーはヒロポンが全部オゴってくれました。ありがとう。借りは絶対に返すよ、来世で。

こうしてヒロポン家で食べたホルモン雑炊と発泡酒は、とても美味かった。やっぱ仏教概論のあとのホルモンは最高だね!

 

最近思うのは、以前と比べて、結構どうでもいいことで幸せを感じるようになった、ということ。
かれこれ一ヶ月近く金欠にあえいでいるせいでしょうか、 ホルモン雑炊と発泡酒のディナーは客観的に見てむしろかなり貧相な夕食の部類に入ると思いますけど、 僕にとっては本気のご馳走に感じられました。脳内麻薬超出た。

同じように、ここのところ、まわりの人たちのちょっとした好意の行為がやたらと身にしみます。
お前の生活ランクが落ちただけだろ、と言われればそれまでですが、 より多くの物事から幸せを感じられる方がより楽しい人生になるに決まってる。
金欠というのも悪いことばかりではないな、と思いました。

というわけで、今ならちょっとしたコストで、EBAを幸せにしてあげたり、EBAに感謝されたりできますよ! 感謝感激のバーゲンセールです。四月末までの期間限定イベントなのでお早めに!お肉食べたい!お酒飲みたい!

2006年04月16日

僕と沖縄

なんだかんだで新学期が始まってしまったわけで、すっごいヒマです。なんせ週休4日の上に、さらに授業サボったりしてるからね。 90分もお行儀良く先生のお話を聞くなんて、多動性学習障害(ADHD)の僕には無理。ギブアーーップ!

話はとびますが、沖縄料理を食べたよ。
週末深夜、DJのMEITENさんに突然呼び出されて吉祥寺に繰り出した時に偶然見つけた店なのですが、とても良かった。

薄暗く、落ち着いた雰囲気の店内。
豊富に揃えられた泡盛と古酒。カクテルも好みに応じて作ってくれる。
南国感溢れる料理の数々。
そして、すごくキレイな店員さん。
最高だ。

とにかく、その店員さんに僕はときめいた。仲間由紀恵を人懐っこくしたような感じの美人だったんですけど、 可愛いなぁと顔を眺めてるとニコッと笑ってくれたんで、正直、萌えすぎて死ぬかと思いました。

あ、あと、料理もおいしかった。ゴーヤチャンプル、豚耳のピリ辛炒め、ソーキそばといったスタンダードな沖縄料理を頼んだんですが、 僕はやっぱり南国のメシが好きだなぁ、と再確認しました。まぁどんなメシでも大抵好きなんですけどね。

驚いたのは、ゴーヤチャンプルにSPAMが入っていたこと。(SPAMについては、好きな肉が、 できました。を参考すべし。)
なんか落ち着く味がするなぁ…と思ったら、細切れになったSPAMが一緒に炒められてたのです。 塩辛いSPAMが卵とか野菜の水気でフニャフニャになってて、これがまた美味いのだ。
確かに沖縄の人は周りに在日米軍がうじゃうじゃしてるってことで、もりもりSPAMを食べるらしいのですが、こんな調理法があるとはね。 思いつかなかった。今度自分でもSPAMチャンプルを作ってみようと思う。

こうして美味い美味いと沖縄料理を食べていると、自然と話題が沖縄のことへと移っていった。 僕とMEITENさんは高校の同級生であり、ともに修学旅行で沖縄に行ったわけですが、それがまた酷かったんですよ。

同級生たちが沖縄を満喫しているというのに、僕やMEITENさんの一味は一日中ゲームセンターに入りびたり。 対戦格闘ゲームに興じていたのです。

その時の僕は本当に真摯にゲームに打ち込んでおり、「ミスターストイック」と呼ばれたり呼ばれなかったりしてて、実際、 ゲーマーとして一番脂が乗っていた時期だった。
僕は向かってくる沖縄県民をゲームでボコボコにしまくって「やっぱり現地の人との生の交流が大事だよね」と喜んでいた。 ゲームし疲れた僕は、ゲームセンターでグーグー寝てさえいた。

そして同級生たちが市場やらなにやらで沖縄独自の食を満喫しているというのに、 僕たちはカップラーメンやら無印良品のお菓子やらを食べていました。 「やっぱりカップラーメンって全国どこでも均一な品質を保ってるからすごいよね」などと言いながら。てか僕、 修学旅行のおやつとしてビックリマンチョコを一箱持っていきましたからね。沖縄文化全無視です。

僕はあまり昔のことを悔やんだりしないタチですが、この高校の修学旅行だけは悔やんでも悔やみきれない。 あとから他の同級生に聞いてみると、なんかみんな色々やってるんですよ。気になるあの娘と急接近したりとか、 そういう共学専用のセンチメンタルなイベントをさ。

僕は全然違った。
修学旅行中に女の子と話した記憶は全く無い。男たちで集まってドロケイしたり、ゲームしたり(なぜかテレビゲーム持ち込み可だったのだ)、 本当にミスターストイックだった。
僕のまわりの友人たちときたら、なぜか修学旅行にアダルトビデオを持参したバカ(ビデオデッキなんかどこにも無い)や、 部屋でタバコ吸ってるのを見つかって強制送還されたアホ(彼は修学旅行実行委員の一人だった)や、 ドロケイで逃げ惑って女湯に突っ込んだキチガイ(突っ込んだ先では偶然彼女が脱衣してて、その後大喧嘩になったらしい)などなど、 よりどりみどりだった。

こういうわけで、沖縄という島は僕の中でトラウマになっており、いつかリベンジを果たそうと思っているのである。

 

…といった話をMEITENさんとしていると、なんと前日が彼の誕生日だったということが分かった。 もう長い付き合いだというのにすっかりバースデーを忘れていた僕は、お祝い代わりに彼にオゴってあげることにした。 ちょっと前に吉祥寺のバーで彼にしこたまオゴってもらいましたからね。僕がお金全く持ってなかったから。

しかしここで気付いた。
前回の日記を書いた時点では僕の所持金は63円だったが、その後0円になり、さらにその後、 色々な人のご厚意によって5000円にまで持ち直していた。
この5000円を以て、四月いっぱいの生活費、二ヶ月間滞納している電気・ガス・水道代、こまごまとした借金の返済、学生保険の更新料、 新しい授業の教科書代と為さんとす。
つまり、虎の子の5000円だ。かけがえが無さすぎる。というかこんな赤字財政なのに、なんでほいほいと飲みに来てるんでしょう、僕は。

しかも、彼にオゴるにしても、5000円だけでは二人の飲み食い代には足りない。困った。困ったぞ。

僕は言った。

「よし、今日は俺がオゴってやるよ。ただ、俺の有り金全部出してもちょっと足りないから、足りない分は貸してくれるかな? ハッピーバースデー」

こうして僕はMEITENさんにお金を借りてMEITENさんにオゴった。またもや財布の中はからっぽだ。

僕らは店を出て井の頭公園へ向かい、缶コーヒーをすすりながら昇りゆく朝日を眺めた。 缶コーヒーはMEITENさんにオゴってもらった。ハッピーバースデー。

2006年04月10日

カラカラカラメヤサイドカモリニンニクアブラブラ

またまた花見に行ってきた。
向かった先は代々木公園。もう四月中旬にならんとするところだし、「花が散ってたら木を見りゃいいよ」 と投げやりな感じで企画された今回の花見でしたが、僕たちの予想とは裏腹に、桜はまだまだ元気に咲き誇っていました。

代々木公園での花見は初めてでしたが、公園内のキチガイ率の高さにびっくり。ゴスロリの女と迷彩服の男が肩を組んで 「イッキッキのキ〜」と歌いながら一升瓶をがぶ飲みしてた。歩きながら。日本はもう終わりだ。

しかし相変わらず花見ってのは寒い。僕はいまだかつて寒くない花見というものをしたことがない。
みんなでブルブル震えながら酒を呑んでいると、友人の一人が朝日新聞を取り出した。
彼はこの四月から朝日新聞で働いている、記者のタマゴだ。
彼は言った。

「これをかぶるといいよ」

先輩記者たちの血と汗の結晶である新聞をただの防寒具として扱うその蛮行に、僕はいささか驚いた。 社員としての誇りとかそういうものは無いのか。
彼曰く、朝日新聞は特殊なインクを使っているので数ある新聞の中でも特に防寒効果が高く、それによって賞も受けたことがあるのだ、と。
ホントかウソかよくわかりませんが、朝日新聞がとっても暖かかったのはホントでした。

こうして朝日新聞はみなにひっぱりだことなり、こぼした酒を拭くのに使われたりしていた。印刷してある記事なんて誰も読みやしない。 「言葉は無力だ」という朝日新聞のキャッチコピーが悲しく響きます。「暖かい新聞」っていうキャッチコピーにするといいのに、って思った。

花見のあと、何人かは我が家へ泊まり、夜を明かした。

翌昼、みんなで剣神をやったりしてダラダラしてたらお腹が空いてきたので、近くのラーメン二郎に行くことにした。

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僕の家は異常に二郎に近い。
なので、家でゴロゴロしている時なんかは二郎の美味しそうな香りがプ〜ンとにおってきて、フラフラと食べに行ってしまうのだ。 僕は二郎が大好きなので、レポートを書き終えた後なんかに自分へのご褒美として食べに行ったりもする。クリスマスイブにも食べに行った。

そんな二郎の美味しさを、親愛なる友人たちにも教えてあげたいと思ったのだ。

 

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これが荻窪二郎のラーメンだ。
僕はいつも野菜増しをオーダーする。野菜増しは無料だし、なんといっても健康に良い(気がする)じゃないか。
量が多くて、安くて、栄養があって、その上美味しい。そんな二郎にきっと友人たちも満足してくれるはずだ。
(所持金63円の)僕は、(友人に金を借りて)食券を買った。

ハフハフ!ズルズルズル…。うん、今日もうまい!

食べ終わった僕が満足感をかみ締めていると、隣に座っていたakiさんが「食べきれないけど、残したくないから残り食べて」 と言ってきた。
こ、このアマ…!(#^ω^)ビキビキ・・・
まぁ女性にはちょっと量も多いし、しょうがないよね、と思った僕は残飯を処理した。

店を出たあと、皆に「おいしかったっしょ!?」と聞いてみると意外すぎる答えが帰ってきた。

「まずい」
「二度と食いたくない」
「すっぱい」
「麺が太くていやだ」
「臭い」
「チャーシューがパサパサしてた」
「店員が変な粉入れてた」
「行かなきゃよかった」

な、なにを言っているんだ、こいつら…。全員が全員、二郎の全てを全否定していやがる。可哀そうに、 本当に美味しいものってのを食べたことが無いんだな…。
僕は彼らに真人間になってもらいたくて必死で反論したが、それはあまりに孤独な戦いだった。

皆が帰ったあと、僕はひっそりとした家で一人考えた。

そもそもラーメンってのは下品で乱暴な食べ物だと僕は思う。だから、 どっちかというと最近のこじゃれたラーメンの方がラーメンの本質に反しているのではないか。
そんな邪道ラーメンに慣れきった初心者たちが、ラーメンのイデアを追求し続けている二郎に文句をつけるとは片腹痛い。うまい棒を食べて 「味が安っぽい」という批判をするのと同じぐらい的外れであると言えよう。

でも、今までけっこうな人数の友人を荻窪二郎に連れて行ったけど、ほとんどの人が否定的な見解を示していた。「お、うまいじゃん」 と言ってくれた友人は僕が覚えている限りでは一人しかいない。

そして、たしかに彼らが言っていた二郎への文句はある程度、的を得ている。
スープに酸味があるのも事実だし、麺が異常に太いのも事実だ。チャーシューは部分によってはパサパサしている日もあるし、 化学調味料もドカドカ入っている。

また、ニンニクがモリモリと入っているので、二郎後の口臭といったら凄まじいものがある。
二郎大好きっ子の僕でさえも、誰かと会う予定がある時には泣く泣く二郎を我慢する。かといって、 ニンニク抜きをオーダーすると味に締まりが無くなり、美味しくない。
つまり、美味しく二郎を食べるには臭くならなくてはならない。

スープは良く言えば豪快、悪く言えば乱暴な味だ。しょっぱくて甘くて酸っぱくて油っこい。
麺はうどんに迫る太さで、モサモサとしていてブツブツ切れる。その量は並盛でさえ普通のラーメン屋の2倍近くある。
野菜は大量にのっているが、モヤシ9割・キャベツ1割。栄養はほとんど無い。
店内はどこもかしくも油でベトベトしている。
そして二郎を食べた後はほぼ確実に、腹の調子が不穏になる。

そんなアンチヘルシーな二郎にヘビーローテーションで通いつめる猛者たちを、人々は尊敬と侮蔑をこめてジロリアンと呼ぶ。
ジロリアンたちは自らのジロリアンぶりを誇りとし、超大盛をスープまで完食したり、 都内に数十店存在する二郎をコンプリートすることに執念を燃やしている。
今回のタイトルに冠した『カラカラカラメヤサイドカモリニンニクアブラブラ』もジロリアンが好んで使用する呪文の一例であり、通訳すると『味は超濃いめで、野菜は超大盛で、にんにくを入れて、 脂は超多めでお願いします』という意味である。

けど、ちょっとこういうのはやりすぎですよねー。正直、僕は大盛を食べきるだけで吐き気を催すし、呪文とか恥ずかしくて使えないし、 味濃いめの脂超多めとか考えられません。僕が二郎に行くのも月に1、2回だし、毎日二郎を食べるなんて想像するだけで胃もたれしてきます。

まぁラーメン屋もいろいろあるし、好きなラーメンを好きなときに食べればいいんじゃないかなーって、考え疲れた僕は思いました。 おわり

 

※本文中の画像はラーメン二郎 PC店より引用させてもらいました。 なんでも二郎は店によってかなり味が違うらしい。とりあえずヒマなときに馬場店と吉祥寺店に行ってみよっかな。 みんなも近くの二郎を食べに行ってみてね!

2006年04月07日

新生活 社会人になって

ご無沙汰しております。なんとか社会人になりました。は〜、忙しい忙しい。
三月末の卒業式から始まって四月の入社式、ひっきりなしの研修と、環境がめまぐるしく変わっていって息つく暇もありません。
このブログの更新もだいぶ滞ってしまいました。なんとか新生活に慣れたら、またちゃんと更新しようと思います。

って感じのことを書いてみたいんだけど、書けません。僕はこの四月から四年生になる、ただのクズ大学生ですからね。正直、ヒマでヒマでしょうがない。
環境の変化も無い。
急いでやるべきことも無い。
バイトも無い。
お金も無い。
やる気も無い。

無い無いパラダイスだ!無いばっかりが有る。

なにより、お金が無いのが致命傷です。時間だけはたっぷりあるので、誰かと飲み行きたいなぁ、と思うのですが、 金が無い身としては誰も誘えません。というか、誘う資格がありません。
いくら厚顔無恥な僕でも、「飲み行こうぜ〜、あ、あとお金貸してくれ、なんならオゴってくれてもいいぞ」などとはさすがに言えない。 昔は言ってたけど。

僕はバイト代を毎月末にもらうので、本来なら今のような月始めは金が有り余ってて、夜道が暗ければ「ほほ、これで明るくなるじゃろ」 と万札に火をつけて明かりにするような大富豪なんですけど、三月は家庭教師を一回しかやらなかったので超金が無い。現在、財布には63円。 季節は移り変わり、草木萌える春が来たというのに63円。確かに小泉政権になってから勝ち組と負け組みの格差が大きくなったように思います。 小泉、金くれよ。

前にも書きましたけど、僕の受け持っている生徒が三月頭に緊急入院して、家庭教師できなかったのが痛い。彼、 入院してからサボリ癖がひどくなったみたいで、退院してからも意味の分からない理由で僕の生命線である家庭教師をホイホイと休みまくる。
「今日学校あって疲れたから」、「明日試合だから」などと、理由にならない理由ばっかりがメールで送られてくる。「わかった、 授業無しにしてもいいから、給料はくれよ」と何回返信しそうになったことか。

このように僕はお金が無いので、外出できません。
一日中家にいるしかないのですが、ここでまた困った。いざ一日中ヒマになってしまうと、一体何をしていいのか分からないのです。
今日はたっぷりインターネットでもするか、と考えましたが、今日とかどうとか言う以前にいつもたっぷりネットやってるし、 もうこれ以上はできない。
こういう時はプラモデルを作ると、楽しいし充実感も得られるしで最高なのですが、いかんせんプラモを買う金なんか無い。 63円のプラモはさすがに見たことないよ。

しょうがないから布団に潜り込んで本を読みました。この前ブックオフで買ってきた、『検屍官』シリーズ最新刊です。 あまりのつまらなさに、僕はすぐ眠ってしまいました。検屍官シリーズを読むと誰もが屍になってしまうのです。

この昼寝はだいたい3〜4時間で目が覚めます。元々眠くもなんともないんだから当たり前です。
そしたら一時間ぐらいネットをチェックして、また同じように寝ます。

これを5セット繰り返したら一日が終わってた。

あ〜、新生活って、大変だ。

2006年04月06日

自分を見つめ直してみた

龍頭さんが紹介していた 『成分解析』
そうか、ちょっと前に2ちゃんねるで流行っていたのはこれだったのか。

このフリーソフト、あらゆる事物の構成成分を瞬時に解析するスグレモノである。
普段から気になっているモノがなにで構成されているのか、解析してみた。

うまい棒の成分解析結果 :

うまい棒の42%は度胸で出来ています。
うまい棒の29%は歌で出来ています。
うまい棒の22%はかわいさで出来ています。
うまい棒の5%は鉛で出来ています。
うまい棒の1%は希望で出来ています。
うまい棒の1%は成功の鍵で出来ています。

コンビーフの成分解析結果 :

コンビーフの83%は勢いで出来ています。
コンビーフの17%は電力で出来ています。

ふむふむ。興味深い解析結果だ。
美味しいものってのは、度胸や勢いといった精神的なもので出来てるんだな。

EBAの成分解析結果 :

EBAの61%はむなしさで出来ています。
EBAの20%は根性で出来ています。
EBAの15%は歌で出来ています。
EBAの4%は睡眠薬で出来ています。

最近の虚無感の原因はこれか。僕自身、大半が虚無で構成されていたからなんだね。

てか、この成分解析、入力する言葉の大文字・小文字、半角・全角などでころころと結果が変わりますので、 解析結果が気に入らなかったら、ちょこっと変えてみるといいかも。

ebaの成分解析結果 :

ebaの42%はむなしさで出来ています。
ebaの38%は鉛で出来ています。
ebaの18%は気合で出来ています。
ebaの2%は野望で出来ています。

もっと酷くなった。鉛男になっちゃった。どっちにしろ空しいんだな。

納得がいかないので、ネット上の名前とかじゃなくて、本名で解析してみた。
そう、本当の僕はもっと素晴らしいもので構成されているはずなのだ、いや、されていなくてはならないのだッ…!

****(いちおう伏せ字で)の成分解析結果 :

****の半分はやらしさで出来ています。
****の27%はむなしさで出来ています。
****の22%は白い何かで出来ています。
****の1%は小麦粉で出来ています。

もっともっと酷くなった。
でもあながち間違ってもいない気がする。てか、やっぱり空しいんだな。

おっぱいの成分解析結果 :

おっぱいの71%はマイナスイオンで出来ています。
おっぱいの9%は愛で出来ています。
おっぱいの7%は乙女心で出来ています。
おっぱいの5%は鉄の意志で出来ています。
おっぱいの5%は魔法で出来ています。
おっぱいの1%は真空で出来ています。
おっぱいの1%はミスリルで出来ています。
おっぱいの1%は言葉で出来ています。

なるほど、道理で癒されるわけだ…。良かったな、コンコンさん


こうして僕は延々と解析を続けていたんですが、製作者の意図的なプログラムをいくつか見つけたんですよ。
例えば、

ツンデレの成分解析結果 :

ツンデレはすべてやさしさで出来ています。

とか、

自慰の成分解析結果 :

自慰はすべて電波で出来ています。

とかね。どっちも正鵠を得ています。
しかし次のやつには驚いた。

漢文の成分解析結果 :

漢文はすべて知識で出来ています。

こんな時だけ真面目な答え返さないでくれよ!

ちなみに古文は、

古文の成分解析結果 :

古文の70%は食塩で出来ています。
古文の17%は厳しさで出来ています。
古文の6%は海水で出来ています。
古文の5%は鍛錬で出来ています。
古文の1%は愛で出来ています。
古文の1%は呪詛で出来ています。

と、メチャクチャでした。
この製作者さんは、漢文だけに特別な思い入れがあったりするんでしょうか?

みんなも色んなものを解析しよう。きっと示唆に富んだ解析結果が得られるはず。
★カドルコア世代☆の「・ 無駄道具」のコーナーからダウンロードできますよ。

2006年04月04日

なんで桜って一年中咲いてないの?

風邪が治りません。
その凄まじさといったら、まさに風林火山。
一陣の風のように素早く風邪をひき、世界中の林を伐採するような勢いで豪快にティッシュを消費する。もちろん鼻をチーンするためだ。
さらに、燃え盛る業火の如く、ノドが痛い。ときどき吐く鮮血も、見ようによっては火に喩えることができるね。
そして、どっしりとした山の如く、体がだるい。

なぜか下痢も併発したので、もう大変なことになってる。
上は大洪水、下も大洪水、これな〜んだ?
答えはEBAでした!パチパチパチ!

僕がこんなにボロボロになってしまった原因は、タバコとお花見。これに尽きるだろう。

今回の風邪は最初からノドに来たのですが、僕は頑なにタバコを控えようとしなかった。
猛毒の煙を一吸いするごとにノドに痛みが走る。その上、体調不良のせいか、普段は大好きな毒の煙が不味くてしょうがない。
でも、歯を食いしばって僕は吸った。男なら、いや、男だからこそ、譲っちゃいけない一線があると思うから。

そしたらすっごいノド痛いのね。
本来の痛み+ニコチンによる痛み+咳のしすぎによる痛みの三位一体(トリニティ)だ。
ニコチンのパワーでノドを消毒してるんだ!と甘く考えてた僕は、吐き捨てた痰に血がどっぷり混じってるのを見て深く後悔した。

そしてお花見。
僕は前世がお花見だったんじゃないかと思うぐらいお花見が大好きだから、4日連続でお花見した。 一日に二回花見しちゃったぐらいの花見っぷりだ。

男二人の日中花見、女子高生(に扮した女子大生)との花見、日の出を見ながら穏やかな花見、 そして酔っ払いたちとちょっとバイオレンスな花見。
実は僕、何日でも自宅に引きこもれるというインドア属性と屋外に行くとはしゃいでしまうというアウトドア属性を持ち合わせた両刀使いなので、 結局どこにいても大抵ははしゃいでしまう。花見なんて言わずもがな。まるで頭の悪い犬のようだ。

しかし四月になったといえども、まだまだ夜は冷える。僕はブルブルしながらグビグビし、懲りずにプープーしてはゲホゲホしていた。 要するに、寒い中で酒とタバコを好き放題に摂取してたらまた体調を崩したってことだ。当たり前すぎる。

でも不思議なことに、花見してるときは体調の悪さとか全然気にならないのね。家に帰って一息つくとドッと疲労がくるんだけど、 桜の下にいればいつでも元気ハツラツ。もう一生お花見してよっかな、と本気で思った。

何度でも言うが、ほんとに花見って楽しい。
この4日であらゆる時間帯の桜を見たけど、時間によってガラッと雰囲気が変わるからおもしろいのだ。

昼間の優しい桜。
夕方の寂しい桜。
夜の卑猥な桜。
明け方の荘厳な桜。

まぁ酒呑むばっかでロクに花なんか見ちゃいないんですけどね。
どうやら屋外+桜+酒の三要素によって人間は秘められたキチガイパワーを引き出されてしまうらしく、奇行・ 蛮行の類がまかりとおっていました。

通常の飲み会と比べて、花見は破廉恥度、暴力度ともに二段階ぐらいアップします。
屋外という動きやすいフィールド、みんなでシートに座るという距離感、「花」という物体が持つ根源的ないやらしさ、などなど、 数多くの条件が絡み合って特殊な場が形成されるのでしょう。僕は気がついたらヒロポンを膝枕しててビックリした。「あったかいナリ〜」 じゃねぇよ。俺もあったかいよ。

花見という非日常の場では、友人たちの普段見れない一面が見れる。女子高生のコスプレとかね。
そして同時に、普段では気付かない自分に気付くことも多い。僕はこの一連の花見で、自分の意外なウブさに気付いてしまいました。きゃっ、 恥ずかしい。

まぁ連日の花見で体調は絶悪になってしまったけど、無理して花見してよかった。 とりあえず今からヒロポン家に入院しにいこうと思います。チャオ。

2006年03月30日

コクヨのヨコク♪

家でだらだらとテレビを見てたら、ふと『ダ・ヴィンチ・コード』が読みたくなった。なんでだかさっぱり分かりませんけど。
まぁ前からちょっと気になってはいたんですよ。僕、暗号とか予言とかそういうの大好きだからね。MMRも大好きだった。な、 何だってーー!?

なんでも『ダ・ヴィンチ・コード』、最近文庫版が出たらしくて、それがバカ売れしているらしい。 そんなら旧来のハードカバー版は値崩れしてるだろ…ということで、近所のブックオフに行ってみた。210円もあれば上下巻揃うだろう。

ブックオフに行くのは久しぶりだ。
高2の夏休みにこのブックオフができた時には、僕はその品揃えの良さにいたく感動して、日がな一日マンガを立ち読みしてたもんだ。
でも最近は訳あって立ち読みなんかしなくなった。

ブラブラと105円の小説コーナーを眺めてると、懐かしいシリーズを見つけた。
パトリシア・コーンウェルとかいう外人のおばさんが書いている、『検屍官』シリーズだ。

猟奇殺人とかそういう血生臭い題材の小説を集めてた時期があって、 当時の僕はよくこのシリーズを105円で買ってきては読んでたもんだ。シリーズの12作目までは持っている。
で、その13作目が今日、105円で売られてたんです。正直、13作目が出てたことも知らなかったんで、おっ!と思って手に取ってみた。
そしたら嫌な記憶が甦ってきた。

このシリーズね、つまんないんですよ。

原作がつまんないのか、訳者が下手くそなのかなんだか知らないですが、普通につまらないの。
うまく言語化できないけど、なんというか、淡々とした落ち着いたつまらなさなんですよね。

じゃぁ12冊も買うなよ、って話なんですけど、僕はこういう続き物に弱いんです。前作の登場人物が登場したり、 回収されてない伏線があったりすると、ちょっとつまんなくても続篇も読まなきゃ、って気になってしまうのです。

こうして、つまらないつまらない言いながらこの『検屍官』シリーズを読破してきた僕ですが、もう本当につまらなくて、 読んでる途中で毎回、心が折れそうになるんですね。
そんな時に僕に勇気を与えてくれるのが、裏表紙のカバーに書いてあるちょっとしたあらすじ。

『意を決し、死刑囚監房を訪れたスカーペッタに、<狼男>が告げた衝撃の事実とは?警察を辞めたマリーノ、 信じる道を歩きはじめたルーシーも、それぞれ決死の覚悟を胸に行動を起こす。錯綜する謎、めくるめく急展開の果てに、 驚愕の真相が待ち受ける!この結末の前では、すべての過去は伏線に過ぎない。』

例えばこんな感じ。どうです?おもしろそうでしょ?
これだけ読むと本当に面白そうなので、「大丈夫、もうちょっとガマンして読み進めれば、『めくるめく急展開』が待っているんだ、がんばれ、 俺!」と自分を奮い立たせることができるのです。
毎回気持ちいいぐらいに裏切られて不完全燃焼で終わるんだけどな。

そんなことを考えてたら、ふと気付いた。ダイジェストとか予告とかって、やたらと面白そうに感じますよね。
映画の予告なんていい例だ。
たま〜に映画見に行くと、色々な映画の予告編がバカみたいに流れますけど、どれもこれも面白そうに見えてしまう。 実際に見てみると退屈でしょうがないんだよ。

音楽もそうだ。CMとか歌番組とかでサビだけがさっと流れると、「お、なんか良さそうな曲だな」なんて思わされてしまう。

そして僕が最も予告の恐ろしさを感じてしまうのは、マンガ。
マンガ雑誌には、各マンガの最終ページの柱とか、巻末のページとかに、次号予告が書いてある。
それがまたおもしろそうなのだ。

『次号、決着…!刮目せよ!!』

こんな次号予告されたら、ワクワクするじゃないですか。次号も読んでしまうじゃないですか。

この次号予告、各マンガ雑誌ごとに個性があって、見てると面白いものです。
例えば週刊マガジンなんかは、けっこう正確かつ、次号を盛り上げるような予告をする。サンデーは実直な予告といった印象だ。
大人向けの雑誌だと、アフタヌーンとかウルトラジャンプあたりの次号予告は、趣があって好きだ。

そんな中、最も悪質な次号予告をするのはなんと、「努力・友情・勝利」をスローガンに掲げる週刊少年ジャンプ。
僕はもう小2か小3のころからジャンプを読んでいるが、これは酷すぎる。
簡単に言ってしまえば、大抵の予告が誇大広告なのだ。誇大ならまだしも、完全に嘘のときもしばしばある。

ジャンプには二箇所の次号予告があって、一つは各作品の最終ページ、もう一つはジャンプ全体の最終ページにあるのだが、 この二つの予告が全く違う内容であることも多かった。少なくともどっちか一個がウソってことじゃないか。まぁ大体の場合、 二個両方ともウソなんだけどね!

最近だと、なんと五週ぐらい連続で『次号、決着…!』という次号予告をし続けた某忍者マンガがあった。 編集者は頭おかしいんでしょうか?

今現在のスレきった僕なら、「またやってるよ、ジャンプは懲りないなぁ」などと笑えるんですが、 小学生の僕はジャンプの杜撰すぎる予告に本当に憤っていたものです。 「予告を信じて一週間ずっとワクワクしながら待っていた僕の時間を返せっ!返せよっ!」てな感じです。

しかし、インチキ次号予告というのは、法的にはどうなんでしょうかね?楽しげな次号予告に騙されて、ワクワクしながらジャンプ買って、 読んでみたら全然違う、つまんない、と泣き寝入りしてる少年たちが日本にたくさんいるような気がするのですが。 まぁ僕はジャンプは買わないで、毎週ゴミ箱漁って入手してたんで、訴訟を起こす権利なんかありませんけど。

このように、『予告』というものは、人間に過大な期待を持たせ、結果としてガッカリさせてしまうことが多い気がする。 まぁダイジェストとか予告ってのは、全体の中からいいとこ取りして作ったものだから、魅力的に感じるのはむしろ当たり前なのかもしれない。

みなさんも魅力的な予告には気をつけましょう。
「絶対君を幸せにするよ」とか、「一生君を愛し続けるよ」なんていう予告は信じちゃダメダメ!ジャンプの予告みたいなもんだからね!

 

結局、『ダ・ヴィンチ・コード』は買えなかった。ブックオフのくせに、1500円とかいうありえない金額で売っていやがったから。 足元見やがって!ブックオフは黙って百円で本売ってりゃいいんだよ!

でも、ひょっとしたら、こうして『ダ・ヴィンチ・コード』を読みたがってる今こそが、いちばん『ダ・ヴィンチ・コード』 を楽しめているのかもしれませんね。このまま読めなくてもいいや。

2006年03月25日

自炊のススメ

三ヶ月に渡る春休みも、いよいよ終盤戦だ。
厳しかった冬に別れを告げるため、僕は身を粉にして遊び続けている。

ここんとこの10日間で、実に7回も夜を徹して遊んでしまった。
ここまでやるとね、疲れが体にこびりついて取れやしないんですよ。今日勉強会行ったら、先生に「顔が土色だ」って言われました。

そういうときこそシッカリとした食生活をしなくてはいけないのに、もうメシを作る気力も湧きません。
というか、外泊ばっかして家でメシを作らないせいで、冷蔵庫の中の食材が軒並み変な味になってるんですよね。 それを見ていよいよ自炊する気力が無くなってきた。すごい悪循環。

でも、外食する金も無いし、買い物に行くのもめんどくさいし、せっかくの食材を捨てるのももったいないしで、 泣く泣く冷蔵庫内の超熟成素材でメシを作ってみた。
とりあえず、異臭を放ってるエビとホタテを煮てスープを作ったんですよ。これは一週間ぐらい前に半額で買って来たんだけど、 けっこう高かったの。意地でも捨てられない。

まずは日本酒でエビとホタテをよく洗う。そうすることで、変な臭いのヌメヌメがとれるのだ。 いつも料理用に使ってるゴミ日本酒が無かったので、泣く泣く大吟醸を使ってしまった。
腐った食材を捨てることをケチらんがために、けっこうなお値段だった大吟醸を使うなんて、なにかの本末が転倒してる気がしましたが、 気のせいだと思うことにした。きっと疲れてるんだろう。

そしてシーフードを鍋に投入。煮込むうちに、海の幸とは程遠い、海の不幸そのものみたいなニオイがしてきたので、 ここでも日本酒を豪快に投入して中和。酒で煮れば腐った食材だってみずみずしく甦るんだ!ましてや大吟醸だぞ!
その結果、よく分からないけどスープが緑色になって気持ち悪かった。新手のポーションですか、これ?

ちょっと味見したら、なんか得体の知れない味がしたので、醤油でさらに中和。緑色のスープがどす黒く変色していく。 高校の時の化学の実験を思い出した。
何はともあれ、匂いと味の二段階中和で完璧だ!

苦心の末に出来上がったパーフェクトスープに、賞味期限一週間切れのうどんを投入。僕の経験則上、麺類は2週間の超過までならOKだ。
さらにうどんが煮える直前に、賞味期限二週間切れの卵を投入。僕の経験則上、卵は1ヶ月の超過までならOKだ。

こうしてパーフェクト鍋焼きうどんが完成した。
魚介類の贅沢なスープにシコシコうどん、さらにトロトロの半熟卵。不味いなんてことがあろうはずもない。

いただきまーす!ハフハフ、ズルズル、ズババーッ!

うん、けっこう旨いじゃん。どことなく不穏な味ですが、言われなきゃ気付かない程度だ。と信じたい。

思うんですけど、自分で作ったメシってかなり美味しさ補正がかかりますよね。よっぽど酷い味じゃなければ美味しく感じられてしまう。
他人のウンコはすっごい臭いのに、自分のウンコは大して臭くないってのとおんなじだ。あ、 別にこの鍋焼きうどんがウンコみたいな味したってわけじゃないですよ?

お腹いっぱいになって満足した僕は、翌日の勉強会の予習のため、一晩中漢文をシコシコと読みまくった。

 

そしたら下痢した。
漢文ばっか読んでたからに違いない。これからは漢文の読みすぎに気を付けようと思った。

 

てか誰かマジでごはん作りに来て下さい。剣神やらせてあげるから。お願い。
草をふんだんに使ったヘルシアなごはんが食べたいです。

2006年03月15日

有言不実行

無事に五体満足で合宿から帰還いたしました。

最大の懸案事項であった読書会もなんとか乗り切ることができた。
僕、合宿前日の夜までヒロポン家でモンスターをハントしていたんですけど、前日深夜と当日朝に頑張りましたよ。自分で自分を褒めてあげたい。 よしよし、偉いでちゅね〜、ちゅっちゅっ。

そんなガンバリストな僕を労うためか、旅館のメシが異常にゴージャスだった。
次々と運ばれてくる山と川の幸たち。なんでこんなにおかずの皿がいっぱいあるの?食卓に載りきらないよ…!
もうね、野菜と魚の舞い踊りですよ。自分がアラブの石油王であるかのような錯覚を起こしました。

普段は主食一皿とおかず一皿という食生活なので、僕はこの豪勢な食事にありついてバカみたいにはしゃいでいた。

「ヒロポン殿ヒロポン殿、もしやこれは…?」

「おぉ、なんと!これは蟹ですぞ、EBA氏(うじ)!」

「蟹…!都市伝説かと思っていた…。本当に存在していたのか…!」

同じく貧民であるヒロポンもまた、発狂していた。

 

そんな僕らを見て先生や学友たちは、「ゾウリムシ」と「コケ」というありがたい蔑称を授けてくれました。前者が僕、後者がヒロポンだ。
なんでも、現世で犯した数々の罪を贖うために、来世で僕らはこの下等生物たちに転生するらしい、いや、転生しなくてはならないらしい。 そっか、生きても地獄、死んでも地獄ってことか…。

鞭毛を用いて様々な所に移動できるゾウリムシと、光合成によって動かずしてエネルギーを生産できるコケ、 どちらが優れているかでかなり揉めましたが、どちらにも人権が無いという点では一緒です、クソが。来世では、 僕の逞しい鞭毛で人間たちをこの世から一掃してやろうと思います。

 

そうそう、前回高らかに宣言した山登りですが、見事に失敗しました。
御嶽山を登るには、駅から出ているバスで登山口まで行かなければならないのですが、 バスがなかなか来なかったので僕らは歩いて登山口に向かったんですよ。
これが失敗だった。

急勾配の坂道を歩くうちに、僕は絶望的な気分になってきた。簡単に言うと、疲れた。登山の言いだしっぺのくせに、「どこのバカだ、 こんな企画を立てたのは!」と怒髪天を衝きそうになった。うん、企画したのは、ここのゾウリムシだよ。
ニコチン子さんとかに至っては、登山口にたどり着く遥か手前から死にそうになってた。ニコチンばっか摂取してっからだよ。 タバコを吸いながらゼーゼーしている僕は思った。

結局、予定を大幅にオーバーしてやっと登山口にたどり着きました。
ここから登山するとなると、確実に山頂での集合時刻には間に合わない。なにより、死人がでるかもしれない。他ならぬ僕が死んじまいそうだ。

という訳で、あっさりとロープウェーに乗りました。ここらへんの切り替えの速さが、僕の良いところです。

ブ〜〜ン!

すごい速さで山を駆け上がっていくロープウェー。間違いなく、人類史上最高の発明品だ。
自らの足での登山なんてのは、重度のマゾか自殺志願者がやるような亡国遊戯ですよ。早めに気付けて本当によかった。ロープウェー最高!
来世はゾウリムシじゃなくて、ロープウェーに生まれたい。

2006年03月13日

有言実行

明日、というか今日から一泊二日の合宿に行ってきます。
行き先は御嶽山。山頂の鄙びた民宿に泊まってなぜかお勉強しまくる、そんな合宿だ。

山頂まではロープウェーが出ているのですが、僕は徒歩で登るつもりだ。

僕は昔から、遠足・旅行・合宿の時にはあまりに気分が高揚しすぎて眠ることができない子なんです。前日の夜も興奮して眠れないのに、 当日の夜も興奮してて眠れないというキチガイぶり。
去年の合宿では、深夜、皆がまさに眠らんとしているところで一人、「おい寝るなよ、そうだ、恋愛の話をしよーぜ!はーい、じゃ、スタート!」 などとはしゃいでて、ヒンシュクをかいまくった。

僕のテンションが深夜に至っても全く落ちないのが原因なんだ。
それならば、無理やり山登りなんかをして自身の体を痛めつけておけば、皆と同じタイミングで眠くなれるのではないだろうか? なんて素晴らしいアイディアだろう!

と思いましたけど、よくよく考えたら、去年も山登りしたのに眠れなかったんだった。今年はどうなるのだろう。

 

ちなみに、この合宿の主な目的は勉強です。断じて、登山とか恋愛の話とかではありません。
当然、今回の合宿においてもユリアン教授から二冊の課題図書が出されており、当然、僕は読み終わってない。今から夜明けまでが勝負だ。
読書会に読書しないで行くのは毎度のことですけど、もういい加減に自分で自分にうんざりしてきましたよ。

昔の僕は、口ではグダグダ言いながらも、なんだかんだでやる事はキッチリやる男だったのに、 最近ときたら口では相変わらずグダグダ言うわ、やる事もグダグダだわで、まぁ言うならば有言実行な男になっちまった。悪い意味での。

明日からの合宿、御嶽山の険しい道と清涼な空気の下で、この腐った性根を叩きなおしてこようと思います。
まぁ、タバコ吸いながらダラダラ登っても一時間ぐらいで着いちゃうぐらいの、全く険しくない山道なんですけどね…。
でも、山頂からの夜景はとっても綺麗なので楽しみです。東京を一望できるんだぜ。

では行ってきます⊂二二( ^ω^)二⊃ ブーン

2006年03月10日

耳をすまそうぜ

今日テレビで『耳をすませば』やってましたよね。
前にもちょろっと書きましたけど、僕これ大好きなんですよ。筆舌に尽くしがたいほど好き。とか言って筆舌に尽くしてるじゃん、 という野暮なツッコミはともかく、ただただ好き。

でもね、始まる時間が21時からだった。運悪く、今日の僕のバイトは21時まで。
バイトを休もうかどうか、結構本気で悩んだんですけど、今日バイト行って先月分のお給料を貰わないと、先月の家賃も光熱費も払えないわ、 来週の合宿の費用も無いわで破滅しかねないので、降りしきる雨の中、泣く泣く新小岩へ向かいましたよ。この雨は、僕の涙雨だったに違いない。

そして21時ちょうどに生徒宅を飛び出し、疾風のように帰宅。疾風っていうか、ただグーグー寝ながら電車乗ってただけだけどな。
家に飛び込んで急いでテレビをつけると、ちょうど雫ちゃんが「決めた!わたし、物語を書く!」って言ってた。ちぇっ、 一時間半ぐらい見損ねちゃったよ…。

生徒に対する理不尽な怒りを必死で抑えつつ、コタツに入って鑑賞を始めます。

やっぱりクソ萌えるわ、雫ちゃん。雫ちゃんの萌え度は異常。

もちろんこの作品、萌えだけではなく、全編に漂う甘酸っぱい雰囲気が最高です。胸がキュンキュンする。
僕は、中学生のころの自分を思い出して切なくなりました。雫ちゃんと同じように、恋に、夢に、一生懸命だった昔の僕…。 恋も夢もどっちも無かったけどな。普通はあるもんなんですか、そういうの?

まぁとにかく、雫ちゃんは最高だ。健康的で、まっすぐなところがいいですよね。眩しすぎる。
コタツに入ってタバコをプープー吸いながら澱んだ目つきで画面を見つめている僕は思った。人は自分に無いところに憧れるもんですな。

僕が軽く落ち込んでる間に、場面はクライマックスへ。
朝焼けを見つめながらの告白シーンです。

「雫、俺と結婚してくれないか!」

ちょっ、おまっ、雫ちゃんと結婚するのは俺だっつーの!しゃしゃりでてくんな、このケツの青いガキめが!
ついに僕は狂ったようです。これぐらい、この映画が好きだ。

とりあえず今から家にあるビデオを引っ張り出して、もう一回この作品を最初から鑑賞しようと思います。 明日の勉強会の予習とか全くやってないけど、もうどうでもいいや。耳をすまそうじゃないか。

てか、ビデオあんならわざわざ疾風のように帰ってくんなって話ですよね。焦りすぎて忘れていました。もう一度、 人としての大事なことに耳をすませてみようと思います。

2006年03月08日

「秘部」

先日ある事件があった。
このブログにコメントを書き込んでくれた或る人に、僕は返事のコメントを書き込もうとしたんです。

そしたら書き込めないの。
何回書き込んでもコメントに反映されないの。

はぁ?なんだこれ?

文字数オーバーかな、と思ったけど、僕は直前にもっと長い文章を書き込んでいる。

NGワードに引っかかったかな、とも思った。
際限無きエロトラックバックに苦しめられている人のために、僕の使っているseesaaブログでは、 書き込みの内容について制限をつけることができるのです。例えば、管理者画面で「うんぽっき」をNGワードに設定すれば、「うんぽっき」 という文字列を含んだ書き込みを拒否することができる。そんな書き込みしてくる人いねーけどな。

しかし、皆さんご存知の通り、僕はNGワードなんて全く設定していない。あらゆるエロトラックバックがフリーパスですよ。 むしろ歓迎中。てか最近あんまりエロトラックバックこないなぁ…。
念のため管理画面で確認してみたが、やっぱり僕はNGワードを一切設定していない。

では僕のブラウザの問題だろうか?
そう思って、ブラウザのキャッシュを消してからもう一回書き込んでみたけど、ダメ。
さらに別のブラウザを使って書き込んでみたけど、ダメ。ブラウザに関係なくダメなようだ。

じゃぁseesaaブログ自体の不具合かな?この前も突然seesaaのサーバーが落ちて、しばらく閲覧不可能になりましたからね。
というわけで、2ちゃんねるのブログ板、seesaaスレッドに行ってみたけど、 コメントが書き込めないなんていう不具合を報告している2ちゃんねらーは一人もいなかった。どうやら僕だけの症状のようだ。

それならこのブログのHTMLがいけないのか?
一応確認してみたけど、特に問題は無いようだ。そもそも、HTMLは半年ぐらい前に大改造して以来全くいじってないんだから、 今になって突然不具合が起きるわけがない。

う〜ん、困った。このままコメントが書き込めないとなると大問題だぞ。

ホームページとかブログをやってる人なら分かると思いますけど、読者からのなんらかのレスポンスってのは思った以上に嬉しいものです。 読者の存在がコメントって形で分かると、実際かなりホッとするし、やる気も起きてくるってもんです。

こういうわけで、コメント機能封印ってのはこのブログの存続に関わる大問題だ。僕の中では。

僕は原因を探りつづけた。
でもどうしても分からん。考えられる原因は全部調べてみたんだけど。

困り果てた僕は、もう一回、文字数について検証してみようと思った。
具体的に何文字(何バイト)までコメントに書き込めるのか分かんなかったからね。

とりあえず、書き込もうとしてたコメントを前後二つに分割して書き込んでみた。まず前半を書き込んでみる。

あれ、書き込めちゃった…。

続いて後半。

こっちはやっぱり書き込めない…。

書き込めない原因は、後半部分に潜んでいるようだ。
前半と後半の文字数はほぼ同じ。むしろ後半の方が文字数が少ないので、後半部分が書き込めない原因は文字数ではない、ということが分かった。

僕は前半と後半の文章を比べてみた。そして気付いた。

後半の文章は卑猥だ。
「秘部」っていう単語が使われている。こいつが原因か…?

試しに、その文章から「秘部」だけをカットして書き込んでみた。そしたら余裕で書き込めた。

そうか、「秘部」こそがすべての元凶だったんだ!悪の枢軸だったんだ!

 

どうやらseesaaブログは「秘部」という単語をNGワードにしているらしい。 管理者の意向に関わらず。
他のseesaaのブログにも匿名で「秘部」と書き込んでみたけど、やっぱり書き込めなかったから、 これは間違いない。

でもホント意味がわからないですよね。なんでこんな微妙な淫語を会社ぐるみでNGワードにするんですか?これは悪質な情報統制ですよ!

僕はムキになって、思いつく限りの様々な淫語をコメントに書き込みまくって検証しました。もう官能小説もビックリの淫語祭りですよ。
けど、NGワードなのは「秘部」だけだった。
というか、深夜に自分のブログへ延々と淫語を書き込んでは消していくような人は、たぶんこの星で僕だけだろう。 オンリーワンであると同時にナンバーワンですよ。バカの。

というわけで皆さん。コメントを付けてくれるときは、「秘部」 という単語を使わないようにしてくださいね。よい子のお約束だよ。

 

2006年03月07日

病院に行くと必ず暗い気持ちになるよね

今日はお見舞いに行ってきた。

先週月曜日。
勉強会を終えた僕は、時間潰しのためにヒロポンちに向かっていました。家庭教師に行くまで微妙に時間が空いていたのです。

僕の生徒であるK助くんが期末テストを一週間後に控えていたので、 その週は特別シフトが敷かれていました。簡単に言うと、週8コマ。
あれ?一週間って7日だよね?
はっきり言って「面倒くさい」以外に形容する言葉が無いのですが、今年も生徒のパパからお年玉貰っちゃったし、 4月からはK助くんも高3だし、いいかげん赤点祭りはもう卒業させてあげたい。

僕は、K助くんの家に行ってコーラ飲みながら将棋したりマンガ読んだりするだけで時給3000円も貰っているカリスマ講師なので、 週8回とか授業、てか将棋したら収入も物凄いことになる。ヨーロッパのどっかの小国の国家予算ぐらいいくんじゃないだろか。

お金はだいじだよ〜、と可愛いお姉さんがテレビで言ってたように、お金は大事です。
お金は物品やサービスと交換するという本来の機能の他にも、人間としての尊厳を保つ効用がある。お金が無いと心が荒む。卑屈になる。 少なくとも僕はそうだ。まぁ有ろうが無かろうが荒んでるんだけどな。

というわけで、僕は「働きたくない」、「お金が欲しい」という、 人として最も下賎な欲に板ばさみにされながらヒロポンの家へと歩いていた。

そこへ一本の電話が。
「もっしも〜し」と腑抜けた声で出てみると、なんとK助くんのパパ。考えてたことが考えてたことだけに、ドキッとしましたよ。
でもパパの次の発言にもっとドキッとした。あ、別にパパに告白されたとかそういうわけじゃないよ?

「K助が今日学校で倒れましてね、入院しちゃったんですよ」

なんでも、脳から出血していたとかなんとか。パパも焦っているのか、説明が要領を得ない。とにかく結構一大事のようです。

僕はかなり後ろめたい気持ちになりました。バイト行きたくねぇ、とか考えてたらこんな形で行かない羽目になってしまったからね。
もしかして、俺がそんなことばっかり考えてたから…?って思っちゃうじゃないですか。

とりあえず、「また詳しいことが分かったら連絡します、家庭教師はしばらくお休みにさせてほしい」とのこと。
また、その日はちょうど僕がお給料を貰う日だったので、「良かったらお金、届けましょうか?」とパパは言ってくれたんですが、僕は 「今はそんなに困ってないんで、また今度で大丈夫ですよ。K助くんにお大事にとお伝え下さい、それでは」などと言ってしまった。 超お金に困ってんのに。どんぐらいかっていうと、今月の家賃が払えないぐらい。変なとこで見栄を張るからEBAって困る。

急に一週間分のバイトが消滅した僕は、当初の予定通りヒロポンちに行き、とりあえず剣神をした。困ったら剣神、これは基本だ。
僕が家で一人でメソメソしてても、K助の病気が良くなるわけじゃないですからね。彼が大変なときだからこそ、 僕は歯を食いしばって笑っていなきゃ。

こうして僕はヒロポンちで朝までゲームをした。楽しかったです。

 

その後、K助とも連絡が取れ、まぁ命に別状はない、ということで僕もホッと一安心しました。
実際、相手の病状が分からないときが一番不安ですよね。もしかして死ん…、とか考えてしまうから。

僕は今まで幸いにも、情が移っている大事な人を失ったことが無いので、人が死ぬってことがどういうことなのか、いまいち分からない。 だから余計に怖い。
あまり関係無い人の葬式には何回か行ったことがあるんですが、正直何も感じなかった。まぁ家族とかは辛いんだろうな、ぐらい。

葬式ってのは死者のためじゃなくて、残された人たちがその悲しい現実に区切りを付けるための儀式だと思うから、 あまり関係無い人の葬式に参列するってのはナンセンスなんじゃないでしょうか。
死んだ人も、あまり関係ない人に死に顔を見られるのは普通にイヤだと思うんですけどね。

なんか冷たい感じの発言だけど、僕から見たら、遺族とかの悲しみもロクにわからないのに、さも「共感できます、悲しいですよね、 元気だして下さいね」みたいに悲しむぶる人の方がよっぽど冷たい。
図々しくないですか?人の気持ちを勝手にわかったつもりになるなんてさ。わかるはずないだろ。そういう人は、 遺族に共感している自分に共感しているだけだ。
そんなことを考えてるせいで、入院してる人の前でどんな顔すればいいのか、僕はいつもわからなくなってしまうんですよ。誰か教えて。

 

話がだいぶ横道にそれましたけど、そういう訳で今日は、はるばる市川の病院にまでお見舞いに行ったわけです。市川と言えばもう千葉県、 空気が美味しいです。嘘です。ただただ遠いと思った。
全然知らない人の病室に間違えて入りそうになったりしながら、勉強会後のタバコ臭い服で病室に入ると、 K助はテレビを見ながらチュッパチャップスをしゃぶっていた。いつもと何も変わらん。

ちょっと話してみると、どうやらK助、明日退院のようです。可愛いナースいた?尿瓶やってもらった?気持ちよかった?とか聞いたら、 ひどくバカにされました。
それにしてもヒマでしょうがない、などと彼が喚いていたので僕らは将棋を指した。

そして。
僕もちょっとボーッとしてたんですが、負けてしまいました。初めて。今まで百連勝ぐらいしてたのに。

どうやら勝った本人である彼は、「EBAが病み上がりの自分に気を使ってわざと負けた」と思ったらしく、「手抜くなよ!」 などと怒っていましたが、残念、俺、普通に負けたんだよ。
でも悔しいから「バレたか、今回は特別大サービスで勝たせてやったぞ、もっと精進しろ」などと言っておきました。 これで家庭教師としてのプライドはぎりぎり保てたようだな。

それにしてもK助の成長には目を見張るものがある。将棋に関してだけだが。

「休んでしまった期末テストはどうなるの?追試みたいのやるんじゃねーの?」と聞いてみたら、なんと追試は無いらしい。 なんか全科目の成績が自動的に4になるらしい。

「なにそれ、超ラッキーじゃん!」

「うん、超ラッキーだよ、これからは試験の度に入院しようと思う!」

バカかこいつは。
更に次の発言で驚いた。彼はこう言ったのです。

「あ〜、でも体育が4になっちゃうのは勿体無いな〜」

「なんで?いつもは5なの?」

「いや、9か10」

そうか、彼の学校は10段階評定だったんだね。僕、5段階かと思ってた。
そして、K助くん、君は全科目の成績が10段階中で4になることを、あんなに力一杯喜んでいたんだね。どれだけ志が低いんだ、お前は。

何はともあれ、彼がいつものようにバカだったので安心しました。
また来週から、お前んちで将棋しような!給料泥棒の僕はそう思った。

2006年03月06日

少年よ 勇気を持て

勇気って大事ですよね。
もちろん勇者である以上、強大なモンスターに挑む勇気が必要なわけですが、今日言いたいのはそんなに大それた勇気じゃない。

僕に必要な勇気は、退く勇気。やめる勇気。
そういうのが僕には決定的に欠けているということが、この一週間で分かりました。

とにかく今週はゲームばっかりしていました。ヒロポンんちで。てか「ヒロポンんち」って言いづらいね。縮めて「ヒロポンち」にしよう。 ヒロポンチ。障害者みたいだお!

「モンスターハンター2」ってゲームが二月中旬に発売されまして、 前作からのヘビープレイヤーであるヒロポンはすぐさまこのゲームをやりだしたんです。簡単に言うと、タイトルの通り、 巨大なモンスターを剣とかで殴って殺すゲームです。

僕は最初は全然興味なくて、 こんなにのめりこんでいるヒロポンって本当にイカレポンチなんじゃないかと心配しながら彼のプレイを見ていたのですが、彼がプレイしながら 「キターーーー!!」とか「しまった!!」とか「おぉーーっ」とか本気で叫んでいるのを見ているうちにやりたくなってきた。 手がムズムズしてきた。

んで、ヒロポンに頼んでやらせてもらうと、これがまた面白い。あまりに複雑な操作方法やシステムに戸惑いながらも、 僕はどんどんハンターとしての試練を突破していった。ババコンガとかいう糞を投げつけてくるでっかい猿には本当に何回も殺されました。

そのうち僕も、プレイしながら「くそっ!」とか「勝ちたい、本当に勝ちたい」とか「ちょっとイージーに避けすぎたな」などと、 どっぷりゲーム世界に浸かった発言をするようになってしまった。 2月16日に発売されたゲームなのにすでに150時間以上プレイしているという事実が、このゲームの中毒性を物語っています。

こうして僕は月・木・土と3回も彼の家に泊まり、延々とモンスターと殺し合いました。
一回彼の家に遊びに行くと僕は確実に24時間以上滞在するので、今週は一週間のまるまる半分をヒロポンちで過ごしたことになる。 まさにイカレポンチだ。
こんな状況でも週3回の勉強会の予習はなんとかこなしていたのですが、実際他にも色々とやるべき事があるんですよ。
来週に迫った春合宿に向けて二冊の課題図書を読まなきゃいけないし、卒論の準備も始めなきゃいけない。断じて、 巨大なサルを狩って喜んでいる場合ではない。

僕とヒロポンは、だいたい明け方ぐらいまでゲームに興じて、倒れて、昼過ぎに目覚めて、またゲームやって、 夜9時ぐらいにやっとこさ僕が帰るという悪魔的なスケジュールで生活していました。このモンスターハンターというゲーム、 約50分間も最大集中して五感を研ぎ澄まさなければならないゲームなんで、本当に脳が疲れます。脳髄が痛くなる。 シナプスが焼け切れそうになる。まぁその分、モンスター討伐後の一服のタバコが美味しいんだけど。

もう最後の方とか、体がゲームすることを拒否してるんですよ。僕は脳ミソが痛くなったり肩がバキバキに凝ったりするし、ヒロポンは 「目が爆発しそう」って叫んでるし、なにが楽しくて自分がゲームしてんのか本気で分からなくなる。

それでも惰性でやり続け、毎回毎回おのれのアホさに大後悔時代な僕ら。ゲームを切り上げる勇気こそが、 今まさに求められているものなのです。
てか一番迷惑してるのは明らかにヒロポンなんですよね。訳の分からない先輩が一週間の半分も家に居座ってゲームをしてるなんて、 本当にこの世の地獄だと思う。僕だったら110番しますよ。


また、昨日は勉強会の後にみんなで呑みに行ったんですけど、そこでも僕は退く勇気を失っていた。
簡単に言うと飲みすぎて酔っ払った。まるで世界が分身の術をしているかのようでした。

人数も多いし、こっそりとバカ高いお酒頼んじゃおっと、この無濾過酒っての飲んでみたかったんだお〜、すいませ〜ん、 これボトルで一本下さ〜い、と、邪な気持ちで日本酒を流し込み続けてたら、血液中のアルデヒドが異常に増加してしまったのです。 会計も異常に増加してしまったのは、全部僕のせいだお!

酔っ払う前から既に「このままだと今日は悪酔いするな」と確信してたのに、惰性で飲み続けた結果がこれですよ。
こういう飲み方は美味しいお酒に失礼だし、なにより周りの人たちに失礼ですよね。
僕、飲みながら延々と「お金ほしいお、さもなきゃ死にたいお〜」みたいな愚痴を吐いていた気がします。 本当に死にたいなら何も言わずにすぐさま死ねよ、って思います。へへ。
あ、あと愚痴のほかにゲロも吐きそうでしたけど、なんとか堤防の決壊は防ぐことができました。危なかった、本気で。

でも今回は色々と考えました。
もう若くないってことと、自分はお金が無いってことを自覚して、これからは身の丈にあった飲み方をしようと思った。
俺は今まで蛮勇と勇気を履き違えていたんだ。飲まない勇気を持てるようになろう!体内からのリバースを堪えながら僕は誓った。

まぁ一晩寝たら忘れるんですけど。
その足でヒロポンちへ向かって、彼がゲーム始めた横で倒れて、二時間ぐらいで起きてすぐさまモンスター討伐に向かいましたからね。新しいモンスターをたくさん倒したぞ!

とにかく、地味だけど真っ当な勇気を持っている、そんな勇者を僕は目指したい。退くということは、一番勇気がいることなんだ。
みなさん、僕が退く勇気を本当に身に付けたかどうかを測るためにも、じゃんじゃん飲みに誘ってくださいね。

2006年03月01日

言い訳

3月になりました。
結局2月に書いた日記は7件。またまた月あたりの最小件数を更新してしまいました。

僕がろくに日記を書かないのに増えていくカウンタの数値を見ていると、いささか後ろめたい気持ちになります。
このブログを訪れる人はやっぱり何らかの期待をしてわざわざアクセスしてくれるわけで、その期待に応えられないのが、真面目な話、 申し訳ないなと思うのです。

ここでちょこっと言い訳をさせてもらうと、2月はけっこう忙しかった。
勉強会は週三回に増えて(増やしてもらって)、予習の大変さが3倍、もしくはそれ以上になりました。
中国の思想史について論説している漢文をテキストにして読んでいるんですが、 テキストの中には様々な経典や先人たちの名著の引用が異常に多い。それをいちいち原典に当たって調べながら漢文を読んでいくんですが、 それがメンドクサイ。僕、辞書とかひくの嫌いなんですよ。辞書って重いじゃん。

でもこの「調べる」という作業を通じて中国哲学の基礎資料についての基礎知識がついていくわけで、 まぁホントにまだ基礎の基礎なんですけど、この世界でメシを食っていこうとしている僕にとっては大事な作業なのです。なにより、 引用部分の意味が分からないと筆者の主張も意味がわかりませんからね。調べるのもだいぶ手早くできるようになってきたし、 これからも頑張ろうと思う。


あと2月は、精神的に落ち込んでる時期がありました。理由は色々考えられますけど、本当に辛かったです。食欲も湧かなかったから、 タバコとお茶だけを口にしながらネットしたり、剣神したりと、荒みきっていました。友人には「死んだ魚よりも死んだ魚の目をしてるよ」 なんて言われますし、もうこの世から消えていなくなりたかった。死ぬのは怖いから、死にたいとは言わない。

そんな僕を救ってくれたのは、酒とギャンブルだった。
最高に落ち込んでた時期に、ちょうどDJ・MEITENさんのクラブイベントがありまして、僕はフラフラしながら行ったんですよ。 その時の気分的には、家で布団をかぶって自分の寿命が無くなるまでずっと寝ていたかったのですが、約束は約束だから一応行ったのです。
正直クラブは全然楽しめなくて、白けきった顔をしてた僕は一緒に行った友人に怒られた。確かに悪いことしたなぁ。
で、1時ぐらいにクラブを出て、友人2人と近くの和民に行って酒を飲んだ。閉店する朝5時まで飲み続け、 イベントを終えたMEITENさんと明け方に合流。なぜかそこから麻雀をすることになりました。「ちょうど4人いるし」とか言ってね。

やっぱり麻雀って異常に面白い。麻雀中の集中力が、あんなに圧し掛かってきていた暗い気持ちを完全にどこかへやってしまった。
その日の僕の麻雀は、精神状態を反映してか、やたらと浮き沈みが激しかった。8半荘やって、4トップ・4ラス。トータルでちょびっとプラス。 四暗刻テンパイの次局に大三元イーシャンテンなどと、何かが歪んでいた。
思う存分に麻雀して外に出ると、そこは日曜お昼の渋谷の雑踏。ワイワイガヤガヤとすごい人ごみの中、 疲れきった顔の4人の男が人の流れに逆走しながら朝帰り、いや、昼帰り。この背徳感がたまりません。
そういえば、浪人のときも、大学1年のときも、しょっちゅうこんなことしてたなぁ。深夜に集まって朝まで麻雀して、 出勤してくるサラリーマンたちとすれ違いながら家に寝に帰る。懐かしい感覚を味わって、なんか嬉しくなりました。

てか、その時期は僕の周りでも鬱ってる人が結構多くて、ビックリした。同時多発ウツ。なにか季節的な問題なんですかね? 日光の欠乏による鬱って実際にあるらしいけど。


まぁ2月はこんな感じだった。
忙しいといえば忙しいけど、ヒマといえばヒマだった。だって現に、ヒロポン家に泊まって徹夜でゲームとかしょっちゅうやってたし。

本当のことを言うと、実生活が忙しいときほどブログを書きたくなる、ってのがあるのです。なんでかはよく分かりません。 でももう10ヶ月ブログをやってる僕の経験則です。
つまり、ろくに更新をしなかった2月の僕はヒマ人だったということです。

言い訳にさらに言い訳させてもらいますと、日記を書こうという意志は確実にあったし、書きたいことも色々ありました。
でも一回サボって何日か間空けちゃうと、どうしても腰が重くなっちゃうんですね。
書こうと思う「ものごと」にも旬とか鮮度ってのがあって、それを逃すと途端に筆が進まなくなる。
これは別に時事ネタってことじゃなくて、書き手である僕の中での旬ってことです。旬を逃すと非常によろしくない。 どうしても文字をこねくりまわして捻り出すような書き方になってしまうんですよ。

そうやって書いた文章は、見た目はしっかりしているんだけど、どこか薄っぺらくて勢いが感じられない。なにより、 書いてる僕自身が辛い。
実際、書き始めたんだけど途中で止まってしまった日記が何個かあるし、ついに日の目を浴びることなく消えていったネタも沢山ある。 どれもこれも、旬を逃したせいだ。

逆に、旬を逃さずに書くときは楽しみながらツルッと書けちゃうんですね。書く内容と自分のテンションがうまく一致するというか。 そうすると、勢いのある元気な文章になる。
もちろんこの状態にも落とし穴があって、その時の勢いだけで一気に書いてしまうと、文章構成とか文法がメチャメチャだったり、 テンションが高すぎて後から読むと恥ずかしかったりする。

結局、月並みな結論ですけど、理性と情熱、どっちも必要なんでしょうね。個人的には、 自ずから迸ろうとする情熱を理性が適度に抑えるような感じで書けば、自分で納得いく文章になるような気がします。
僕の場合、理性の方は努力次第でいくらでも発揮できるけど、情熱の方はそういうわけにはいきません。いったん冷めてしまうと、 いくら強く願っても以前のような情熱は取り戻せない。
そういう意味で僕は、旬をしっかり捉えないと文章を書けない人なのかもしれないですね。

言葉には鮮度がある、ということは前々から意識していたんですけど、鮮度が問われるのはあくまで話し言葉だけだと思っていたんです。 でもブログを始めてから、書き言葉にも鮮度はあるということが嫌ってほど分かりました。
ただの記号の羅列である文章に鮮度を感じるとは、不思議なものです。
これにて言い訳おわり。3月は頑張ります!

2006年02月25日

最高でも金、最低でも金

五輪ピック、ついに日本人が金メダルを獲得したらしいですね。
今日の早朝にフィギュアの生中継あったのは知ってて、僕も6時ぐらいに起きたんですけど、今朝の勉強会の予習でスケートどころじゃなかった。 頭が4回転サルコーだった。

で、勉強会から帰宅した夕方にメシ食いながら再放送みたいの見てたんだけど、面白かった。荒川の巧みな加速と、 村主の滑り終えた後のアホ顔、そしてミキティの着氷失敗の際の受け身のうまさに感動した。
僕は一時期ミキティが大の好物で、異常にハマってたんです。去年の正月ぐらいだったかな。
でもミキティ、昨年後半はどんどん調子を落としていってしまい、腑抜けた演技を繰り返すようになった。 「笑いながら滑れたらそれだけで充分です」みたいなことを言い出したのもムカついた。

極論すれば、結果を出せないスポーツ選手などクソだ。「記録よりも記憶に残るようなプレイをしたい」とか真顔で言ってる選手もいますけど、 あのな、記録に残れば記憶にも残るんだよ。
というわけで、僕のミキティへの情熱は知らないうちに覚めていき、フィギュアも全然見なくなった。あんなに萌えていたミキティの顔も、 あんまり可愛くない気がしてきた。現金なものです。

でもそれ以上に荒川の顔は好きじゃない。なんか怖いじゃないですか。ムチでひっぱたいたり、 赤いロウソク垂らしてきたりしそうじゃないですか。「銀盤には赤いロウソクとミミズ腫れがよく映えるのよ」とか言ってさ。おぉ怖い。

そんなドSな荒川選手ですけど、フリーの演技はすごかったですね。僕はスケートのことなんかビタ一文わかりませんけど、 けっこうやるじゃん、しずかちゃん。一部で「荒川は可変モビルスーツなのか」などと騒がれているイナバウアーも良かったですね。 人体の神秘ですよ。

でも僕がなにより凄いと思うのは、こういう状況の中でノーミスの演技をして自己ベストのスコアを出したこと。
メダルに対するマスコミの異常な期待、年齢的に次のオリンピックは無理っていう後の無さ、そんな重圧をものともせずに、 勝つべき時にきっちりベストを出して勝ち切る、それが出来る荒川は最高のスポーツ選手だと思う。すげぇなぁ。

人間がこの域に達するまでは、たぶん膨大な練習が必要なんですよ。

練習を積むうちに、なんらかのコツを得る。
そのコツを意識しながら練習を重ね、一歩上達する。
コツを頭で意識しすぎて自分のフォームを崩してしまう時もある。
それでも鍛練を重ねることで、そのコツを無意識に体現できるようになる。
そのうちに、手に入れたコツだけでは乗り越えられない壁にぶつかる。
だからまた新しいコツをつかむために練習する。

これらのサイクルの繰り返しで、スポーツって上達していくと思うんです。そして、体に染み付いたコツがどれだけ多いかで、 不測の事態への対応力が決まるのです。
荒川は瞬時の判断で、予定していた三回転ジャンプを二回転に抑えて得点の取りこぼしを防いだらしいですが、 まさにこれなどは持っている引きだしの多さが為せる技でしょう。

なにを隠そう、僕が人間の成長過程を頭でクリアに実感できるようになったのは、全て剣神のおかげなんですよ。
剣神というゲームは実によくできていて、ステージを順番にクリアしていけば自然にいっぱしの勇者になれるよう、 絶妙に難易度が設定されているのです。まぁ竜王とゾーマを倒すためには何個か壁があるんだけれども。
僕はこの勇者育成トレーニングマシーンを猿のようにプレイするうちに、成長の理(ことわり)を体得した。そして多分、 この理はあらゆる物事に通じている。だって僕、漢文を読んでいても、この理を感じるんですよね。体を動かすにしろ、学問に打ち込むにしろ、 ゲームをするにしろ、人間が極まっていくプロセスというのは共通しているのかもしれません。

というわけで、剣神もオリンピックの公式種目に採用してほしい。
なにをバカなことを、と思われるかもしれませんが、僕は本気です。
テレビに向かって汗だくでプラスチックの剣を振るう姿は確かにキチガイじみてますけど、 それを言うならフィギュアスケートとかも同じだと思う。

冷静に考えてみてください。
足には刃物が付いた凶悪なブーツ。それを装備した上で音楽を流し、 リズムに合わせて何回も回転したり跳びはねたり体を曲げたりしながら高速で移動する。そしてその動きを、数人の大人たちが採点する。

どう見てもキチガイです。本当にありがとうございました。

まっさらな目で色々なスポーツを見てみると、どれもちょっとおかしく見えると思うんですよね。圧倒的な非日常感というかさ。
そういう意味で、フィギュアも剣神も一緒だよ。だから公式種目に採用しろよ。



実況:トリノオリンピック、男子剣神ドラゴンクエスト・ショートプログラム。さぁ、 いよいよ日本のEBA選手の登場です。今大会不振にあえぐ日本勢の中で、ただ一人気を吐いているEBA。この最高の舞台で、 日本のエースはどんなゾーマ討伐を見せてくれるのか!
まずは剣の位置調整です。
スタジオには解説者として、元・剣神日本代表のマイクルさんにお越しいただいております。
マイクルさん、今日のEBA選手の調子をどのようにご覧になりますか?

解説:そうですね、非常にコンディションは良さそうですね。画面を広く使えていますよ。

実況:なるほど、これは期待が持てますね。おっ、どうやら今回はEBA選手、 ワンフィンガーフック・グリップで臨むようですが…これはどのようなグリップなんですか?

解説:人差し指を剣の柄に引っ掛けることで剣の角度を固定し、確実な斬撃を放つためのグリップです。 早く小さい斬撃の時には手の筋に大きな負担がかかってしまうんですが…攻撃型のEBA選手らしいグリップですね。

実況:なるほど。意気込みが伝わってきますね。おっ、 EBA選手がやっと剣の調整を終えたようです。

解説:入念にセンサーの位置や向きを確認していましたね。落ち着いています。

実況:さぁ、いよいよゾーマとの戦いが始まります。 会場は緊迫した雰囲気に包まれています………あっ、始まりました!

解説:まずはゾーマが呪文を使ってきますよ、どの呪文かの見極めが重要です。

実況:あっ、EBA選手、画面に向かって突進しました!呪文発動画面を開きます。 ここでスクルトを使うようですが、マイクルさん、これは?

解説:ゾーマのマホトーンを完全に読みきってますね。かなり早い踏み込みでした。EBA選手、 だいぶ下半身を強化してきているみたいですね。

実況:おっと、ここでバイキルトも使用します。 バイキルトは自分の剣の攻撃力を上げる呪文ですが…これは?

解説:ゾーマへの攻撃は剣のみで行なう、という意思表示ですね。難易度をあげて芸術点を稼ぐ狙いもあると思います。

実況:さぁ、ゾーマのイオナズンです。大量の攻撃判定が画面中に出るのですが、 これはどのように凌げばいいんですか?

解説:画面の一部だけを凝視するのではなく、画面全体をゆったりと見れば、うまくガードできます。周辺視システムといって、 大リーガーなども使っているテクニックですね。

実況:おっと、EBA選手、イオナズンを全弾ガード!

解説:いい時のEBA選手は瞳孔が開いてるんですよ、今日はもう全開ですね。

実況:なるほど、気持ち悪いですね、次はゾーマの移動光弾です、ああっとEBA選手、 速い光弾を全て切り返していきます!

解説:コンパクトで無駄の無い、非常にいい振りですね、かなり練習したんでしょう。

実況:「調子が良いときには、 ゾーマの放つ弾が自分の剣に吸い付いてくるような感覚で切り返せるんですよ」。試合前、EBA選手はこう語っておりました。

解説:巨人軍の往年の名バッター・川上哲治さんの「ボールが止まって見えた」という名言を彷彿とさせますね。気持ち悪いです。

実況:あっ、ゾーマがこちらに近づいてきました!

解説:光弾をある程度切り返すと、接近してくるんです。近距離で強烈な攻撃を繰り出してきますが、 こちらが切りかかるチャンスでもありますよ!

実況:EBA選手、ゾーマのかがやく息をくらいながらギガソードを撃ち込んでいきます! だいぶHPが減っていますが、これはいいんですか!?

解説:ここは相打ちでも御の字ですよ、普通はここで焦って斬りが雑になってしまうんですが…EBA選手、冷静ですね! 剣筋が乱れてませんよ!

実況:おっと、ここで必殺技のチャンスです!どの必殺技を放つのか!

解説:威力の高い、ギガスラッシュ、ビッグバン、ジゴスパークあたりを確実に決めていきたいところですが…。あっ、 ギガスラッシュですね!決まりました!これはかなりの芸術点を期待できますよ!

実況:すごいダメージです!それにしても安定したギガスラッシュでしたね、 EBA選手の得意技ということです。「他の技も使ってみたいんですけど、体が勝手にギガスラッシュを打ってしまうんですよ」 とインタビューでは語っていました。

解説:すでに病気ですね。あっ、ゾーマが怒りモードになりました、敵の攻撃が激化する、非常に危険な状況ですよ!

実況:EBA選手、乱射される光弾を丁寧にガードしていきます。

解説:EBA選手は荒々しいプレイスタイルの選手という印象がありますけど、 彼のこういった基礎技術のレベルの高さにも注目してみてください。気持ち悪いですよ。

実況:なるほど、気持ち悪いですね。あ〜っと、 ここで最大の関門であるゾーマの三連弾連射です!各国の勇者たちもここで多くが力尽きていきました。EBA選手はここをどうやって凌ぐのか!

解説:全部切り返していくようですね、スクルトをかけていないので防御は考えていないと思いますよ!

実況:EBA選手、三連弾をリズムよく切り返していきます!非常に滑らかな動きです!

解説:どんどん発射の間隔が短くなっていくので注意ですよ!リズムで覚えるのが有効です!

実況:EBA選手、全てを切り返しました! 場内から大きなどよめきと拍手が降り注ぎます。

解説:躍動感溢れる切り返しでしたね、かなりノってきてますよ、いい調子です!ここで反撃をきっちりと入れられば…!

実況:ゾーマのベギラゴンを…的確に防御しています!

解説:防御するごとに反撃を二発づつ入れていますね。かなり相手の攻撃が見えてますよ!

実況:さぁ、勝利に向けてのビクトリーラッシュです!しかし速いですね、 EBA選手のギガソードは!

解説:軸がしっかりしているからこそですね、気持ち悪いです!

実況:もう気持ち悪すぎて気持ちE!あ〜っとここで必殺技チャンスです!決められるか、 EBA!

解説:またギガスラッシュですね!最後は信頼できる技で決めにいきましたよ!

実況:成功だぁぁ!決まりました!ゾーマが崩れ落ちます!この瞬間、日本のEBA、 悲願の金メダル!ものすごい歓声です、スタジアム、初めてのスタンディングオベーション!

解説:いやぁ〜、いい戦いでしたね。持ち味を十分に出し切りましたね!本当に素晴らしい。

実況:EBA選手、日本人として初めて、剣神の金メダルを日本にもたらしました! 場内は割れるような大歓声です!トリノのオリンピックの女神は…EBAにキスをしました!

 

 

でへ。
とりあえず、イナバウアーしながらゾーマを倒す練習をしようと思います。4年後が楽しみだ。

 

2006年02月17日

愛にすべてを

2月14日、バレンタインデー。
皆さんはどのように過ごしましたか?

僕は今まで毎年毎年、工事現場でコンクリートを運んでたり、家庭教師の生徒とゲームしたりと、不完全燃焼なバレンタインを送っていた。 ほろ苦い、というかただただ苦かった。

でも今年は違う。実は本命のチョコをもらってしまったのです。それもド本命ですよ。
お父さんお母さん、僕を産んでくれてありがとう。交尾してくれてありがとう!

というわけで、ちょっと恥ずかしいけど、僕のビクトリーロードの一部始終をお聞かせしましょう。

2月14日、妙に早く目が覚めてしまった僕は、朝から読書をしたり剣を振ったりと健康的な生活を送っていました。今にして思うと、 既になにかの予感があったのかもしれません。
そしてあれは夕方ぐらいだったでしょうか、いきなりチャイムが鳴った。

ピンポ〜ン。

まさにゾーマとの戦闘を始めようとしていた僕は、『アキバ系』ジャージの上下に身を包み、ロトのつるぎを握り締めたまま来客に応じた。
どうせクソNHKの集金とかだろ、いつものように「うちはテレビありません」って言って追い返すか…などと考えながらドアを開けると、 そこには大学の後輩の子が。

「こんにちわ…」

え?
え〜と…。え?

よく状況がつかめなかったが、とりあえず家に上がってもらう。自分の狂った格好を激しく後悔したけど、もう遅い。やべ〜、 変なとこ見られちゃったな…。

この子は一年下の後輩の子で、最近妙に仲良いんですよ。何回か二人で遊びに行ったりもしてるし、話も合うし、僕もまぁ嫌いではない。 むしろどっちかというと、好きだ。テヘ!

「ちょっとゾーマ倒しちゃうからそこ座ってて」

ゾーマを待たせていた僕は、その子そっちのけで剣神を始めた。緊張をほぐすためにも、ここは剣神だ。

ズバッ、バリバリバリ、ババババババッ!
ジャキーン…!

無事にゾーマを倒した僕は、その子の方に向き直った。

「君も剣神やる?」

バカか俺は!完全に取り乱している!ここはビックリマンチョコのように甘ったるいトークをするべきだろう!?
それにしても、なんでこの子は僕の家の場所を知ってんだろ?そっか、そういえば一回だけこの子を泊めたことあったんだ…。

大分冷静さが戻ってきたので、お茶を飲みながら二人で話す。
そうするうちに、その子はバッグから小さな赤い箱を取り出しました。そう、ポリフェノールたっぷりの南米の秘薬、『チョコレート』です! おぉ…!本当に実在していたとは…!

「今日、EBAさんにチョコ持ってきたんですよ〜」

「お、ありがとう」

まさか僕がこんな会話をできる日が来るなんて!来る日も来る日も孤独にゾーマを倒し続けてきたかいがあったよ。 神様はちゃんと見てくれているんだなぁ…!

僕はいきなり包装を破り捨て、チョコをムシャムシャ食いはじめた。今思うととってもお行儀が悪いですが、 嬉しかったんだからしょうがないだろ。
6粒のチョコが詰め合わされてて、なんかゴマ風味のやつがあったりとかして、まぁよく分かんないけど美味しかったです。

一息ついたらすでに夜になってたんで、一緒に夕飯を食べることにした。で、その子の熱烈な要望で、うちで鍋をすることになりました。 正直鍋はもう飽き飽きしてるけど、そんなに食べたいのならしょうがないか!ということで、二人寄り添って買い出しに。

その子、「実は、 チョコ買っちゃったからお金あんまり残ってないんです…」とか言い出したんで、 すごい節制鍋をすることにしました。30%引きの疲れた白菜とかヨレヨレの春菊とかを買い込んだ結果、 飲み物込みで二人で1100円におさめることに成功。やたっ!

僕らは二人で鍋を囲みながらいろいろなことを話し合った。大学のこと、将来のこと、剣神のこと…。
楽しい話は尽きなかったけど、別れの時はいつも唐突にやってくる。
23時ごろ、「そろそろ帰りますね…」 とその子が立ち上がった。帰り際、僕は意を決して尋ねてみた。

「あのチョコ、本命って受け止めてもいいのかな?」

それに対するその子のリアクションがすごかった!こっちが赤面しましたからね。

「そんなこと…言わせないでくださいよぉ」

キターーーーーーーー!!!こ、これ、なんてエロゲ?
後に『オギクボの奇跡』と呼ばれることになる一大事件です。バレンタインデーって最高!毎日がバレンタインデーだったらいいのにな!

 

こうして僕は、ヒロポンに本命チョコレートを貰いました。
タバコをプープーしながら剣神やったり鍋やったりと楽しかったよ。くそったれが。 ホワイトデーは覚えていやがれ。

2006年02月14日

ネバー・ギブアップしません

先日、我が家で、大学の友人たちを招いての鍋祭りが行なわれました。

前回の日記でも述べた通り、来客を迎えるにあたり僕は必死こいて家を片付けていた。 なんせ五人ものお客様が来るということでしたからね。ひさしぶりに大掃除をする良いチャンスだと考えようじゃないか。

不要なモノたちを分け隔てなくゴミ袋にぶち込みまくる。ゴミの分別?なにそれ?燃えないゴミだってな、本気で燃やせば燃えるんだよ。 なぜベストを尽くさないのか!
読み散らかしてあったマンガや小説を本棚に入れなおす。あれ?探してたこの巻、こんなところに埋もれてたのか!
畳が擦り切れてカスを撒き散らしていたので、急いでカーペットを買ってきて敷いてみる。カーペットって案外安いんだなぁ。 二畳の大きさで2300円だった。
ついでにクイックルワイパーってのも買って来た。これすごい便利じゃん。 掃除機かけるよりZENZEN楽だ!
さらに100円ショップで鍋用の取り皿を5つ買って来た。紙皿でもいいけど、なんか味気ないじゃありませんか。

こうして僕は精力的に準備を進め、マイホームを来客用シフトにチェンジした。もともと、 人をもてなすという行為が僕はけっこう好きなのだ。
そして家を見回して驚いた。

うちってこんなに広かったんだ…。
今まで布団を敷くスペースも無くて、壊れたソファベッドで腰を痛くしながら寝てたのはなんだったんだろ。今なら布団三組は敷けるぞ。
すっきりとした家を実現した僕はご満悦だったが、逆にどこか落ち着かない自分に気付きました。
これ、誰のおうち?知らない人の家にお呼ばれしたみたいだ。慣れ親しんだ我が家が、よそよそしい雰囲気に満ちている。
もう一回散らかしなおそうかな…なんて考えてたら、もう集合時間の10分前になってた。

その日の僕は前日の深夜から起きて動き続けていたので、正直眠くてしょうがなかった。
これだけ頑張って家の掃除をしといてなんなんですが、もう鍋とかそういうの全部を中止にして、今すぐぐっすりと寝たかった。

さすがにそんなわけにもいかないので、僕は山田かつてないローテンションで集合場所へと向かいました。
いざ集まってみると、僕のほかにもやる気無さそうな顔してる人がチラホラ。

そう、翌日にはユリアン教授が主催する読書会が控えており、 それに参加する予定の人たちは皆一様に、気が重かったのです。

うーん、こんな調子で楽しく鍋できるのだろうか?と、眠気と翌日への不安で人一倍ダルそうにしていた僕は思った。

結局、僕の心配は杞憂に終わった。
アルコールという名のドラッグを服用したら、すぐに全てがどうでもよくなりました。

気付いたら、いきなり卒業アルバムを先輩に見られててびっくり。
クラスメイトたちが余白に寄せ書きをしてくれたページがあったのですが、そこには僕のキチガイ友人が描いた、 男性器を擬人化した卑猥なキャラクターが。
しかもご丁寧にそのチンコ男、ってかチンコそのものは二段階に変身しており、変身後はなんか逞しくなって頭から変な汁を飛ばしてるんですよ。
でも「結構うまい」となぜか好評だった。良かったな、マリオ。

あと、アルバムの中の快活そうな昔の僕を見て、は「お前モテただろ」などと言ってましたけど、 本当に彼は人を見る目が無い。
僕は高校時代、ジャンクフードとプラモデルとダンボール、そしてビックリマンチョコをこよなく愛するルンペン学生だったのです。 モテてたまるか。
こんな悲しい誤解をこれ以上生まないためにも、卒業アルバムには僕がダンボールに包まりながら教室の床で寝ている写真をのっけてほしかった。

こうして、結構な勢いでアルコールが消費されていった。僕はというと、睡眠不足&すきっ腹にいきなりビールという悪条件のために、 かなり酔っ払った。
またお酒がこれでもかってぐらいに大量にあるんですよ。日本酒を差し入れてくれた先輩もいたし、家には焼酎・ウイスキー・ワイン・ ブランデーとありとあらゆるお酒が備蓄されてたからね。
よく覚えていませんけど楽しい話は尽きることなく続き、僕は途中からは機械的にグラスを傾け続ける自動人形と化していた。 その時飲んでいるものがなんなのか、よくわかんなかった。

僕がはっきり覚えているのは、まず、ヒロポンとコンビニに行ったこと。
彼は僕の家にあった中国のキョンシー帽みたいのを被って出陣。「その帽子すっごく似合うよ、中国の下級役人みたい!」 などと皆に褒め殺されて、自分でもその気になってしまったのでしょう。
僕はというと、『アキバ系』と書かれた例のジャージを着用。しかも何を血迷ったのかロトのつるぎを持って買い物してた。「あ、 支払いはSuicaでお願いします」とか言ってね。コンビニ強盗と間違えられなくてよかった。もうあのコンビニ行けない。

あとは、剣神をやったこと。
トイレで用を足してたら、酔っ払ってたせいか自分のションベンの軌跡が二本に見えるんですよ。「ダブル・スネーク(双頭の蛇)!!」 とか言って僕は喜んでいたのですが、この状態で剣神したのがまずかった。
EBAの勇者っぷりを生で見たい!というリクエストをされたら、こちらも応えないわけにはいかない。勇者は千鳥足でゾーマに挑んだ。

結果からいうと、惨敗。10回ぐらいは挑んだけど、勝てなかった。死にたくなった。
僕自身は斬っているつもりのところが、全然斬れないんですよ。斬りは外れまくるわ、そもそも斬り自体がでないわで、ダメダメだった。

今になって冷静になってみると、色々と原因は考えられて、まず一つは酔っ払ってたこと。ゾーマ様が二人に見えたりと、目が狂っていた。
あとは振りが緩かった。剣神は、ある程度の剣速がないと斬りとして認識してくれませんからね。これも酔っ払ってたことが原因か。もしくは、 ナナメ斬りを出すと痛かった肘を無意識にかばうために甘っちょろい振りになっていたのか。多分両方だろうなぁ。
確かにプレイ中、ヒロポンが「EBAさん!いつもの音が出てませんよ!」と注意してくれたのです。そう、普段の僕なら、 剣の一振りごとにボッビュンボヒュンッみたいな音が出る。でもその場での修正が、ドランカーの僕にはできなかった。
そのヒロポンはというと、きっちりゾーマを倒していましたからね。完敗ですよ。

ゾーマへの敗北感にまみれた僕は、絶望の中、考えた。
こうやって、「酔っ払ってたせいだ」とか「肘が痛かった」などと負けた理由をあげても、なんの弁解にもならないんですよ。『負けた』 という事実の前ではね。
勇者は勝つのが仕事だし、責任だし、義務だから。
まがりなりにも勇者と名乗る以上、どんな状況であろうと黙って勝たなきゃいけない。僕の敗北は、すなわちこの世界全体の敗北なんだから。
そういう覚悟をもって、僕は今まで勇者をやってきたつもりだった。左手でやったり、二刀流になってみたり、重りをつけてみたり、 これらの訓練は全て「いかなる時も勝つ」ための訓練だった。

でも甘かった。僕にはそんな覚悟なんて無かったのだ。覚悟しているつもりになっていただけだった。
よくよく考えてみれば、勇者が酒に酔ってるときに魔王が襲ってくる、ということは珍しいことでもなんでもない。 敵が弱っているときに襲い掛かるのは当たり前だ。魔王なら当然、やってくる。
こんな簡単なことに思いが至らなかった僕が、全面的に悪い。泥酔状態でゾーマと戦うというトレーニングを積んでおくべきだったのだ。 そのための時間はいくらでもあったというのに。

肘が痛いなんてのも、結局は僕が体調管理を徹底できなかったせいであり、自分以外の誰を責めることができようか。

僕は本当に落ち込んだ。勇者などと名乗っていた自分が恥ずかしかった。 魔王討伐を僕に託していた民衆たちの切なる願いを裏切ってしまった、これもショックだった。自分で自分が許せない。

僕はもう一度、自らを一から厳しく鍛え直そう。
この苦い、苦すぎる敗北を、さらなる飛躍のための糧にできるかどうか、ここが勇者としての踏ん張りどころだと思う。やるしかない。

 

な〜んてことを僕がウジウジしながら考えてる間、皆は楽しそうに剣神に興じていました。何人か筋の良さそうな勇者候補生もいましたし、 楽しんでくれてたようでなによりです。

なんにせよ、友達がうちに遊びに来るってことは嬉しい。一人で住んでるとやっぱりなんだかんだで寂しいですからね。僕のおうちに、 来てみろりん☆

2006年02月09日

はわわ〜!はにゅ〜!にゃんぴょ!
い、忙しい…。忙しすぎる。

そう、昨日は勉強会、今日は我が家で鍋祭り、明日はユリアン教授のお宅で読書会、 あさっては勉強会ののちに夜からクラブに行ってオールナイトフィーバー。
当然、勉強会や読書会には予習が不可欠なので、もうタイムイズマネーなんですよ。

とりあえず昨日から生活がおかしくなった。
昨日の勉強会で読んだテキストはまぁ例の如く漢文なんですけど、点が切ってなかったんです。 普段の勉強会で読むテキストは句読点だけはちゃんと切ってあるので、ある程度さらさらと読めるのですが、昨日のやつは句読点すら無かった。
漢文には元来、段落なんていう気の利いたものは存在しませんので、こういうテキストの場合、まず文章がどこで切れるのかで悩む。
詰まったらとりあえず先に進んで、意味・内容から切れ目を推測したり、筆者の書きくせから切れ目を推測したりと、大変なのです。 『也』とか『矣』 といった何らかの切れ目を示す文字がこんなにありがたかったことはありません。今までバカにしててごめんよ、『也』くん。 これからは仲良くやっていこうじゃないか。

それに加えて、文章の内容も僕には難解だった。
ほとんど基礎知識の無い分野なので、固有名詞や引用が出てくるたびに『大漢和辞典』という、 人間を殴り殺せるような厚さの本が13巻もあるキチガイ辞典をひきまくり、キチガイになりかねなかった。それでも全然調べ足りない、 って先生に言われたけどね。テヘ。

結局、僕は徹夜で予習をやってそのまま勉強会へ向かった。体が辛かった。全部自分のせいなんですけどね。 もっと早くから準備しとけって話ですよ。

で、今日は家で鍋やるんですけど、それに向けて部屋を片付けました。てか今まさに片付けてる。
年末に大掃除はおろか小掃除すらしていなかったので、家はぐちゃぐちゃ。物を片付けようにも片付ける場所が無いので、 いらない物を捨てまくった。
特にビックリしたのがキッチンの棚ね。ドキドキしながら封印を解くと、 そこには賞味期限をこれでもかというぐらいに逸脱したレトルト食品たちが。
レトルトの賞味期限が切れるって、なかなかあることじゃないですよ。
僕もかなりのチャレンジ精神の持ち主なので、レトルトだったら1年ぐらいの賞味期限超過は無視して躊躇いなく食べますけど、 今回発掘された戦士たちはそんなヤワな戦士では無かった。賞味期限が1993年だったりするの。

そもそもなんでそんなアンティークが我が家に存在しているのか全く解せないんですけど、深く考えずに捨てました。
食べ物を大事にしろ、ということだけは親にみっちり叩き込まれたので、捨てるのは断腸の思いでしたが、 それを食べると実際に断腸しかねないので、捨てた。

まぁそんな感じで、いざ家の片づけを始めると大変です。なんせ鍋開始までもう時間が迫ってますからね、焦りますよ。
まぁもっと早くから準備しとけって話ですよ。

で、明日は読書会。
このブログでもたびたびユリアン教授の読書会には触れていますが、彼ね、またクソややこしい本を指定してくるんですよ。
僕はもう何度も、課題図書を読まずに読書会に参加してひんしゅくを買っているので、今回こそはビシッと決めるぞ。いいかげん、 ユリアンに俺の真の力を見せ付けてやらないとな…。ククク…。
で、とりあえず今回の課題図書をちょろっと流し読みして、思った。
今まで何冊もの本を読めずに終わった僕にだからこそ、わかることがある。

「この本も、確実に、読み終わらない…」

確実!そう、コーラを飲んだらゲップが出るっていうぐらい確実だッ!

あーあ、またやっちまったよ。とりあえずこれから悪あがきしてみようと思いますけど、どうせ無駄だろうなぁ。はぁ…。
まったく、もっと早くから準備しとけって話ですよ。

そして明後日は再び勉強会か。
あれ…?これの予習は、いつやればいいんだろ?明日はバイトもあるし、予習する時間、もうどこにも無いじゃん…。
これこそ、もっと早くから準備しとけって話ですよ。


なんで時間って逆方向に流れないんですかね?本当にムカつくよ、まったく。全部自分のせいだけに。
結局、バカのバカたる所以とは、バカであることに気付きながらもそれを是正しないことなんですよね。
まぁこの事実に気付けた僕はバカじゃないよな、うんうん…。

こうして、バカの無限ループは止まることを知らないのであった。

2006年02月07日

EBAは ロトの鎧を てにいれた!

「最近お前のブログは剣神のことばかりで、お前が普段何をしているのか全くわからない」とある筋からお叱りを受けました。
ふむ、よろしい。俺の日常を教えてやろうじゃないか。今日は剣神のお話は無しだ。

僕が毎日なにをしているのかというと、週一回か二回、勉強会に行ったり、その予習をしたり、週二回家庭教師に行ったり、 自宅で剣を振ったり、ヒロポンんちで剣を振ったりしています。そんだけ。
家からはほとんど出ません。だって寒いし、着替えたりするのめんどくさいじゃん。

で、昨日は勉強会だったので、珍しく外出しました。
終わった後に飲みに行って、その時先生と剣神の話になったんですけど、なんか剣神における僕の剣の振り方はまるでダメダメらしい。そう、 この先生は剣道男児であり、今でも道場に通っている猛者なのです。
先生が言うには「剣は背中で振る」んだって。
腕の筋肉は短いので、早く、強く、効率良く剣を振ることができない。でも背中や足といった太く長い筋肉からうまく力を持ってこれれば、 楽に剣を出すことができる、確かこんな感じだったと思います。
だから、剣神しまくったら腕が痛くなった、というのは、剣道からすると下手な振り方以外のなにものでもないわけ。

手は全く力を入れず、ムチのようにしなやかに使う…。
いざやってみるとこれは難しい。早速練習だ!というわけで、その足でヒロポンの家へ向かい、剣を振ってみました。
う〜ん、よくわからない。とりあえずこれからは、背中で斬るということをある程度意識しながら、ゾーマと戦おうと思います。
今現在、腕に二カ所ほど不穏な痛みがあって、剣を振るとビキビキいうんですよね。勇者として長く現役を続けるためにも、 徐々に体に負担をかけない戦い方を身につけていくつもりです。

で、ヒロポンんちに行く途中でジャージを買ったんです。剣神するために動きやすい服装に着替えたかったし、 そろそろ剣神専用のユニフォームが欲しかったからね。
僕が買ったのは、なんか「アキバ系」ってデカデカと書いてあるジャージなんですよ。上下別々で揃いの色が無かったんでバラバラの色。 酔っ払ってたのもあって深く考えないで買ってしまったんですが、いざ着てみるとこれが酷い。「アキバ系」 って書いてあるのは別にいいんですよ、僕もアキバ系っていえばアキバ系だからね。
でも上下の色の合わなさがやばい。上が緑で下が赤。チンドン屋かよ。Kには「間違えて下だけ違う学年のジャージを着ちゃった子みたい」 と評されました。この野郎、気付いてたんなら俺が買うときに殴ってでも止めてくれよ!
こうして僕は久しぶりに金をドブに捨てるような買い物をしてしまいました。本当に後悔しています。
まぁ家ではけっこう喜んで着てるんですけどね。これからは、このクソジャージに恥じないような立派なアキバ系勇者を目指します。

というわけでそろそろ今日のトレーニングの時間なので、ここいらで筆を置こうと思います。さようなら。
てか結局のところ、全部剣神関係ですね、この日記。てへ。

2006年02月04日

剣神レボリューション

タイトルを見て、「また剣神の話かよ…」とゲンナリした人、そうです、また剣神の話です。

今週火曜日、僕はいきなりヒロポンに呼び出され、二つ返事で彼の家へ向かいました。当然、 かばんにはロトの剣が入っています。
僕とヒロポンは剣神をやり始めました。
正直、その時の僕には「剣神はもう極め尽くしたわい、すでに俺は剣神の神、剣神神だわい」みたいな驕りがあった。 僕はヒロポンの前でゾーマをボコボコにし、ご満悦だった。
ヒロポンも剣神を持っているし、僕もマイ剣を持参したので、剣は二本あります。 ゾーマとの激しい戦いで剣がすっぽ抜けてどっかに飛んでってしまっても無問題。スペアの剣で戦えばいいのです。 てか実際にヒロポンがそれやった。

そんな中、ふとしたことからその革新的提案は生まれた。

「両手に剣持って、二刀流で戦ってみようか」

勇者が二人集まったときにのみ可能となる二刀流プレイ、剣二本で戦ったら二倍攻撃できるからむしろ楽じゃん、と思ったあなたはズブの素人(ズブシロ)です。
最新テクノロジーを用いて作られた剣神というゲームは、テレビの上に設置するセンサーから電波みたいのを飛ばし、 それを剣が反射することで剣の動きを認識するので、剣が二本あると意味不明な誤動作を繰り返してしまうのです。
実際、二本の剣を持って竜王に挑み「わしの味方にならんか?そしたら世界の半分をおまえにやろう」 というあまりにも有名すぎる質問をされた際、剣を一ミリたりとも動かしていないのになぜか「はい」 と答えたことになってしまい、いきなりゲームオーバーになりました。

要するに、剣二本で剣神をやるのは限りなく不可能に近い。

でもどうしても両手に剣を持って魔王をばっさばっさと切り伏せたい!
この一念から、僕たちは二刀流を始めた。何時間も何時間も試行錯誤が続きます。

結局僕らがたどり着いた結論はシンプルなものでした。
「その時攻撃に使ってない方の剣は、うまくセンサーから隠す」
これ以外に、二刀流のうまいやり方は存在しない。二刀流の意味が全く無いが、しょうがない。

しかしこれが難しい。僕らは「なるべく右手と左手で交互に攻撃する」という条件をつけて冒険の旅に出発したのですが、 スライムとさえまともに戦えません。一方の剣がうまく隠せていないと攻撃自体が出なかったりするんですよ。
僕たちは体をひねって剣を体の陰に隠したり、手をダランとすることで剣をセンサーの認識範囲の外に隠したりと、 あらゆる工夫をしながら戦いましたが、これが異常に疲れます。
今まで長いこと剣神をやってきましたが、これまでは剣を持ってない方の手には全く注意を払ってきませんでしたからね。
また、右の剣と左の剣で交互に攻撃する以上、左手でも右手並みの精密動作ができないとお話にならない。 非常に高いスキルが求められるプレイです。

で、剣神には「必殺技」というものが存在します。敵に大ダメージを与えるために、必殺技は欠かせません。 ある一定条件を満たすと必殺技入力画面に移行し、そこでタイミングよく、かつ素早く五回剣を振れば、めでたく必殺技が発動するのです。その五回の剣の振り方によって、色々な必殺技が出せます。
例えば最強クラスの必殺技である「ギガスラッシュ」の場合は、
1.左から右に斬る
2.上から下に斬る
3.左上から右下に斜めに斬る
4.右上から左下に斜めに斬る
5.左から右に斬る
の5ステップを踏めば発動することができます。

これを二刀流でやろうとすると、また変態的に困難なのです。
斬った覚えもないような方向の斬りが、ガシガシと入力されてしまう。

これは闇雲にやっても絶対に無理だ。そう直感した僕らは、各必殺技ごとに発動のための「型」を作ることにした。
入力の確実さとかっこよさを勘案しながら討論が続きます。
「この三発目は左手でいれた方がいいんじゃないか?」
「でもそれだと五発目が遅れるんですよね、だから四発目も左手で入れて、それで…」

討論は夜中まで続き、いくつかの必殺技の「型」が完成しました。
例えば前述のギガスラッシュの場合は、
1.(左手を上から背中に回し、左の剣を背中に隠しながら)右手で左から右に斬る
2.(1.の勢いのまま左足を前に出して半身の状態になり、右手をだらりと下げて右手の剣を右足の太ももに隠しながら) 左手で上から下に斬る
3.左手で、左上から右下に斜めに斬る
4.左手で、右上から左下に斜めに斬る
5.(左手を4.の勢いのままだらりと下げて、右手を地面と平行に上げて、右回りに体ごと一回転しながら)右手で、 左から右に斬る
というやり方が、公式の「型」になりました。
僕が何を言っているのかさっぱりだと思いますが、安心してください、それが正常な反応です。

でもこのギガスラッシュの撃ち方は本当にかっこいい。ぜひ実際のプレイ動画をアップしたいのですが、 PCのスペックや機材的に無理なんですよ。ごめんなさい。

こうして二刀流の剣神が始まりました。
何度も言いますが二刀流はありえない疲労をもたらします。両手で剣を振り回しながら飛び跳ねたり回転したりと、 まるでテレビ画面に向かってキチガイダンスを踊っているかのようです。天地開闢以来、こんな行為をした変態はいまだかつていなかっただろう。
ヒロポンはゼェゼェと肩で息しながら「これ、マラソン後と同じ種類の疲れですよ…」と呟いていましたし、 僕は竜王と戦ってる最中に足がガクガクして倒れそうになってました。そしてフラフラになったヒロポンは手元が狂って「命の次に大切な」 ノートパソコンを思いっきり剣で切りつけてしまいました。可哀そうに。

二刀流はとにかく苦しい。でも苦しいからこそやりがいがある。なんだかんだで僕は二刀流に慣れてきて、縦横斜めとスムーズに斬れるようになっていった。りゅうおうには敗北してしまいましたが、もう少しで勝てる、という手ごたえはありました。
正直なところ最近は剣神に飽きかけていたので、この斬新すぎるプレイ方法は良い刺激になりました。 同時にそれぞれの課題も浮き彫りになったので、弱点克服のために日々の研鑽を積まなければ。
ヒロポンの弱点は左手の精密動作性。僕の弱点は肩関節の柔軟性。
体が硬いと、体をひねって剣を隠すという重要動作がどうしてもワンテンポ遅れてしまいますし、なにより怪我しやすいですからね。 これからは毎日、風呂上りにストレッチをしようと思います。

このように、剣神にはまだまだ無限の楽しみ方がある。どう楽しむか、それは勇者一人一人にかかっている。新しい楽しみを見つけていく、 そんな人間の想像力って素晴らしい!そう思った一泊三日だった。
そう、僕は二刀流にのめりこむあまりに、火・水・木とヒロポン家に泊り込んでしまったのです。
やるべき勉強を、全くしていない…。人間の想像力って邪魔くせぇ!今週も、人生オワタ\(^o^)/

2006年01月31日

譲れないモノ

「明らかに勉強会を休むべき体調なのだが、夏から今まで、ずっと皆勤しているし、欠席はしたくない。
そもそも僕はマゾというかなんというか、過酷な条件の下で何かを達成することが案外好きなのだ。なんかカッコいいじゃないか。」

この偉そうな発言は、昨日僕がここに書いたものです。

その舌の根も乾かぬうちに僕は、今日の昼からの勉強会を寝過ごしてしまいました。
まぁ今日のやつはメインの勉強会ではないから、皆勤は続いてるっちゃ続いてるんだけど、すごくやっちゃった感があります。
そもそも、朝までずっと起きっぱなしで勉強会の予習をしてたのがいけなかった。予習さえしなければ寝坊することなんか無かったのに…! くそが!

明らかに言ってることおかしいですね、僕。

というわけで、勉強会を訳の分からない自分の不注意で休んでしまった僕は、 そのやり場のない怒りをゾーマりゅうおうに向けた。 八つ当たりもいいとこです。

でも、剣を振って魔王を倒すと、本当にスカッとサワヤカな気分になりますね。
昨日の夜中、いつものように剣を振ってたら、ふと、何かのコツを掴んだんですよ。体重移動っていうのかなぁ、 ちょっと下半身の使い方を工夫したら、かなりヤバイ速さで敵を斬れるようになった。 まるでビデオの早送りのようなスピードでゾーマを切り刻んでるんですよ、僕。デンプシーロール並みの回転力です。
前は、ズバッ。ズバッ。ズバッ。って感じだったんだけど、今や、ズババババ! みたいな感じですからね。全然意味わかんないですね。超キモチE。

で、今日になってみると右手が痛くてしょうがなかったので、僕は左手で冒険の旅に出ました。最近はどうも左手の方の調子が悪くて、 攻撃の精度がやたらと低くなってしまっている。このままでは、スイッチ勇者を名乗れないよ!

そこで、重りプレイだ。
2Kgの重りを装備して過剰な負荷を腕に与えることによって、無駄の無い動きを体が自然に思い出してくれるんです。というか、 無駄な動きなんかしてると、重り付きではまともに連続攻撃できません。ちょっと荒療治ですけど、 僕はこのトレーニングでフォームの乱れを矯正するんですよ。スランプに喘いでいる勇者がいたら、ぜひ試してみてね。

訓練の甲斐あって、今日は重り付きの左手でギガスラッシュを出せるようになりました。 自分の成長がリアルに体感できるからこのゲームは面白いんですよ。

で、一段落ついて自分の冒険の記録を見てみると、どうやら僕、一日1000回以上剣を振ってるみたいなんだよね。なんなんだろう、 この剣神ジャンキーっぷりは。そりゃ勉強会も寝坊するわ。

先生、ごめんなさい。僕は学生であると同時に、勇者なんです。
胸にたぎる熱い勇者の血潮は、誰にも止められないんだぜ!おやすみっ!

2006年01月30日

咳をしても一人

金曜日、僕は突然体調を崩した。

日も沈みきらんとする午後5時、バイトに行くために嫌々目覚めて、驚いた。
体中が痛い。満遍なく痛い。そして体に力が入らない。
寝ぼけていたのと時間に追われていたこともあって、僕は「どうせ剣の振り過ぎだろう、真の勇者になるためには必要な産みの苦しみさ」 などと楽観視しながら家を出た。

しかし新小岩に向かう総武線の中、どんどん気分が悪くなってくる。普段なら凝視するはずの女子高生の生足にも、全く興味が湧かない。 なにかがおかしい。

生徒の家に到着し、いつものように将棋を指し始める。
朦朧としてきて、かなりありえない目の悪手を連発してしまう。それでも勝ってしまう、これが戦いの年季の違いだろうか。

もう一局、もう一局とせがむ生徒を一喝して、放心する僕。生徒は一人、将棋の駒でドミノ倒しを始める。面白いのか、そんなことして…?
どうでもよくなってきた僕は、SとEとXという形にドミノを並べろ、完成したら起こすように、と彼に指示し、机に突っ伏した。 その傍らで彼は、Xの並べ方に苦心していた。

ここらへんでいいかげん、気付いた。
僕、病気なんじゃないの?
明らかに剣神で使わないような所が痛いし、頭がポカポカする。そうだ、熱を測ってみよう。
僕の家には体温計などという洒落たものは存在しないので、生徒に借りた。彼の家の体温計の置き場所までを把握している自分が怖い。

ピピピ、ピピピ、ピピピ…。
金曜洋画劇場のマイノリティー・リポートを楽しそうに見てる生徒を横目に、僕は7度5分の熱を出していることを知った。
普段は熱など出さないので、この温度が微熱なのか高熱なのか、はたまた平熱なのか、さっぱり分からない。でもすっごくダルい。 普段ヒロポンと叫び合うような「ダルい」とは真剣さが全く違うダルさだ。僕はそそくさと帰宅した。

フラフラしながら新小岩駅へ向かう。新小岩という街の性格上、よろよろと歩く僕の姿は、 重度のシャブ中の青年のように映っていただろう。

こうして、やっとこさ家に着いた。こんなにひどい体調なのに、 帰宅すると電気を点けるよりも先にPCの電源を入れてしまう自分に気付いて、ウンザリした。
とりあえずなんか喰って栄養を補給しよう、と思い立ち、台所へ。
本当は、野菜をたっぷり入れたスープに卵を落としたりするのがいいのだろうが、万事が面倒くさくなっていた僕は、 そこらへんに置いてあったカップ焼きそば・UFOを食べた。

うん、クソまずい。
UFOだけあって、宇宙クラスの不味さ。
普段の僕にとってはかなりのご馳走であるUFOを、こんなに不快に感じるなんて。今の僕は相当病んでいるようだ。 おとなしく野菜スープ作っときゃ良かった。

もう一生カップラーメンは食べない、と守れるわけがない決意を胸に、家に置いてあった抗生物質を適当に飲んでから、布団に潜りこんだ。

でも寝れない。寝てるだけでも体が痛くて、寝れない。僕は、ふと、弱気になった。

何故このタイミングで体調を崩したんだろう?
前日ユリアン教授に飲みに連れてってもらった際、緊張しすぎていたからか?
それとも、あの居酒屋の食い物がおかしかったのか?あの店、底に紙がくっついた鍋を火にかけようとしたり、 出来上がったモツ鍋の中からビニールが出てきたりと、色々おかしかったからな…。
もしくは、深夜に帰宅後、朝まで剣を振ったり、PCをいじってたりしたからいけないのか?
いや、前日食べた、賞味期限を豪快に超越したラーメンがまずかったのか?

思い当たるフシが、ボロボロ出てくる。自分の自堕落な生活態度が恨めしい。

そもそもこれは、本当にただの風邪なのかな?
実はインフルエンザだったり?
はたまた鳥フルエンザ?
いや、意外なところで狂牛病?

どんな病気だったとしても、不思議は無い。乱れきった生活を続けてきた僕は怯えた。
ひょっとすると病気そのものよりも、病気に伴って起きるこういった悪い妄想の方が怖いのかもしれない。

一人で暮らし始めてから今に至るまで、一度だけ、病気でかなり辛い思いをしたことがあった。2、3年前のことだ。
でもその時は、親切な友人が家までわざわざ来てくれて、おでこに冷えピタシートを貼ったり、他にも色々してくれた。 あのときは本当に嬉しかった。

そんなことを思い出したら無性に寂しくなったので、「う〜ん、う〜ん、アイはとっても辛いナリよ〜」などと過剰に独り言を叫びながら、 無理やり眠りについた。

 

寝苦しくて目が覚めると、午前3時。布団に入ってから4時間しかたっていない。
よくよく考えてみると、いくら体が不調だといっても、睡眠自体は前日に十分すぎるほどにとっていたのだ。体が寝ることを拒否している。

体も幾分楽になっていたので、僕はおもむろに翌日、てかすでに当日に迫った勉強会に向けての予習を始めた。
明らかに勉強会を休むべき体調なのだが、夏から今まで、ずっと皆勤しているし、欠席はしたくない。
そもそも僕はマゾというかなんというか、過酷な条件の下で何かを達成することが案外好きなのだ。なんかカッコいいじゃないか。 僕とゾーマの死闘の歴史にも、その性癖は如実に表れている。

こうして僕は、大漢和辞典というクソ重い漢字字典をひきながら漢文を読んだ。この字典を持つだけで上半身が痛いのだが、頑張った。 僕にもできたよ、予習…。

この劣悪な体調で予習を終えた僕は非常に気分が良かったので、すぐさま剣を握ってゾーマ&りゅうおうの討伐へと向かった。
力が入らないせいか、ゾーマの猛攻を凌いでる最中、何回も剣がすっぽ抜けそうになった。
が、一回目の対戦で、いきなりゾーマを剣のみで撃破。普段はゾーマと10試合ぐらいして初めて撃破できるので、これはかなりの快挙だ。
全身痛で無駄な力が抜けた分、スピーディーにギガソード(縦・若葉マーク・ナナメにすばやく斬ることで雷が発生し、 敵に追加ダメージを与えるテクニック)を連発できたのが勝因だったのかもしれない。
りゅうおうに至っては、既に僕のスパーリングパートナーにすらならない。終始安定した試合運びで、僕はりゅうおうに完勝した。

一日のノルマ分の魔王討伐を終えて、僕は意気揚々と勉強会に向かい、その後、「アルコールで悪い菌を消毒しなきゃ!」 と飲みに行ってしまった。少しフラッとした時はあったが、なんとかなるものだ。病は、剣を振って治す。これが勇者の治療法だ。

 

結局、僕はなんの病気だったのか、未だにさっぱりわからないが、無事に元通りに回復した。

真面目な話、そんなに重大な症状でない時は、家で布団に包まって漠然とした不安に襲われ続けるよりは、外に出て勉強したり、 楽しく酒飲んだり、剣を振ったりした方がよっぽど健康に良いと思った。
自分の体調を不安がるようなヒマを脳に与えちゃダメだ。身体の不調と連動して、精神も不調になるから。病気になるといつも思うが、 あの不安スパイラルには本当に参ってしまう。
でもそんな時でも一緒に楽しく過ごせる友人がいるから、僕はとっても幸運な人だ。体はともかく、心は健康でいられる。

病み上がりなので、少しセンチメンタルになってみました。
なんにせよ、生きてる限りは体が資本なので、みんな、健康には十分気をつけよう。やばい、と思ったときにはもう遅いんだよ!?

てか、同じようなことを今月頭の日記に書いてた自分に気付いて、その学習能力の低さにビックリ。今度こそ本気で、 もりもり食べ野菜♪するぞ。

2006年01月27日

ジャイアントカプリコバトン

路上のaki日記あきさんから名無しバトンが回ってきました。
「ジャイアントカプリコのEBA君」とのご指名です。 僕のブログはそんなマヌケな菓子みたいな名前じゃないぞ。よく見ろや!

ということで、怒り覚めやらぬままバトンに答えたいと思います。


 ■Q1■ もてたっと思う時期はいつ?

あと三年後ぐらい。
僕の友達が「25歳を境に男と女の性欲の大きさが逆転し、女の方から男を求めてくるんだイッヒッヒ」という根拠レスな意見を述べていたので、 今はそれを信じてみようと思います。


■Q2■ 似てると言われたことのある芸能人は?

何人か似てる芸能人を言われたことあるけど、こないだそれを友人に話したら「それはお世辞だよイッヒッヒ」とバカにされたので、 金輪際言わないことにしました。
あ、一応、台湾で台湾人に「台湾人に似てるね」と台湾語で言われたことがありますアル☆


■Q3■ 恋人を選ぶポイントは?

最近気付いたんですけど、心身ともに健康な人。
健康な女性って、結構いそうで案外いないんですよ。


■Q4■ ここぞという時の香水や服装がありますか?

PLAYBOYのパクリでGAYBOYって書いてあるTシャツ。勝負事の時はいつも着てた。穴開いてたけど。

香水には縁が無いけど、新宿で合コンするときは、いつも開始直前に男たちでドンキホーテ行って、 展示してある香水を適当につけていました。ルンペンです。
てか、「香水をつける」の「つける」って、「付ける」、それとも「着ける」、どっちなの?


■Q5■ 告白されたことがありますか?あれば何人?

数えたこと無いけど、多分100人は越えてると思う…。
あ、3次元に限定するなら、a few人だよ。


■Q6■ わざとデートに遅れて行ったことがありますか?

その日の気合にもよるけど、まず無い。
むしろ、早く行きすぎて会う前に疲れ果てます。そんでデートは失敗に終わる。


■Q7■ このバトンを渡す5人は?

僕の知り合いのブロガーたちは、こういうのあんまり興味無さそうなんで、回しません。
やりたい人は勝手にやってナリ!

 

以上、家庭教師先のパパにお年玉を貰ったので、機嫌がすこぶる良いEBAがお送りしました。

しかし、バトンに答えるっていう日記はやたらと楽チンだな…。

2006年01月24日

勇者 その終わりなき挑戦

こんにちは。勇者です。

皆さんご存知の通り、僕は毎日お猿さんのように自宅で剣を振っています。
(参考:甦りし伝説の剣すべてが奇跡!!すべてが事実!! 《剣神》が大幸運を呼び寄せる!!

最近は、最強の敵・ゾーマを倒すことにも些か飽きてきたので、 より過酷な条件でゾーマを倒すことに腐心しています。

このゲームには、『世界樹の葉』という、体力がゼロになっても一回だけ復活できるアイテムがある。 僕も最初の頃は、このアイテムのお世話にならないとゾーマを倒すことができなかった。

だんだん実力がついてくると、僕はこのアイテムの使用を封印して、ゾーマを倒すことに挑戦しはじめた。勇者のくせに、 復活という保険をかけて勝負に挑むなんて卑怯ではないか。
気が遠くなるような回数の戦いを挑み、僕は世界樹の葉無しでゾーマを倒せるようになった。 ゾーマの攻撃をだんだんと見切れるようになってきたことが勝因だ。

次に僕は剣を左手に持ち替えた。なにかのアクシデントで僕が右手が使えないときにゾーマが襲ってきたら、世界を守りきれない。 勇者たるもの、常に万全の備えをしておくべきではないか。
利き腕ではない左手でプレイすることで、また難度が上がる。僕は基本に立ち返って、簡単なステージから入念にクリアしていき、 左手でのプレイに体を慣らした。やはり、左手では難しいような斬りの連係もあるので、そのような連係は特に意識しながら練習する。
そして僕は、左手でもゾーマを叩きのめした。

しかし世界樹の葉を使用しなくては、さすがに勝つことはできなかった。悔しい。

さらに僕はしつこくゾーマと戦い、左手で敵の攻撃を捌ききる特訓を行なった。世界樹の葉は、使いたくない。
いくら左手で戦うというハンデを自ら課そうが、僕だけが復活可能だなんて、正々堂々と挑んでくるゾーマに失礼ではないか。 僕とゾーマが今まで営々と続けてきたこの勝負の否定、冒涜だ…!
僕は一晩中、親の敵のように剣を振り続け、左手プレイ、かつ世界樹の葉無しでゾーマを滅殺した。これは本当に厳しかった。

この時に至って、僕はゾーマという敵に尊敬の念すら覚え始めた。

ゾーマは最後まであきらめない。勝負を投げ出すことなど絶対にしない。ただただ粛々と、愚直なまでに、 大魔王としての自らの義務をまっとうしようとする。自らの桁外れの強さに溺れ、敵である僕を侮るなんてことは決して無い。いつでも全力だ。 コンピューターだから当たり前だが。

大魔王にまるで似つかわしくない、ゾーマのそんなひたむきさに、僕は何回も叩きのめされた。
いける!勝てる!というところまで追い詰めながらも、そこから何回勝負をひっくり返されたことか。彼は決して、僕のミスを見逃さない。焦り、 恐れ、慢心、力み。そういった心の乱れは、剣筋の乱れに直結する。ゾーマの前では、その一瞬の逡巡が命取りだ。僕の心の乱れを、 彼は死を以って冷厳に断罪する。なんという好敵手か。
言うならばゾーマとは、僕の心の弱い部分を映す鏡なのだ。

そして気付いた。剣神ドラゴンクエストとは、己の心の弱さを己の剣で切り伏せていく、自分との戦いなんだ…!

この域まで達した僕は、自宅で一日一回、右手と左手両方でゾーマを倒すというトレーニングを始めた。
実際に体を動かすこのゲーム、一日練習をサボってしまえば、戦いのカンを取り戻すのに三日はかかる。一日たりとも休むわけにはいかない。
僕は勤勉にゾーマを殺し続けた。

しかし僕に流れる勇者の血が、そんなルーティンワークな毎日を許してくれない。僕の闘争本能は新たな試練を欲していた。

以前にもチラリと書いたが、ゾーマにダメージを与えるためには、ギガデインという呪文を使用する。 タイミングよくギガデインを当てられれば、一気にゾーマの体力の七割を奪い去ることができる。つまり、 ギガデインなら二発でゾーマを倒すことが出来るのだ。もちろん、その二発を当てるのが途方も無く難しいのだが。

僕は、ゾーマに対しての唯一無二の攻撃手段であったギガデインすらも、封印することにした。ギガデインに頼りきっているこの現状、 もしも僕のMPが無いときにゾーマが襲ってきたら、世界を守り抜けないではないか。勇者たるもの、呪文に頼るなんてのは男らしくない。 そもそもこのゲームは剣神という名前だ。僕は剣の攻撃のみでゾーマを昇天させることにした。使う呪文は、回復呪文(ベホイミ)と補助呪文 (スクルト・バイキルト)のみ。

とはいうものの、今までの戦いを顧みるに、これはあまりに無茶な挑戦だ。ゾーマが放つ光弾を弾き返す、ゾーマを剣で攻撃する、 その両方において、いまだかつて無いような凄まじい剣速が求められる。それを得るには、今までの特訓では生温すぎる。どうすればいいのか…。 考え抜いた結果、その結論は…。

 

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僕は右手に2Kgの重りを装着した。
この状態で簡単なステージから攻略していき、剣速のアップを図るのだ。

しかしこれが思った以上にきつい。ステージ1の最初、スライムを数匹倒した時点で、肩が悲鳴を上げ始めた。 剣を振り上げる動作が果てしなく苦しい。重りに振り回されて、剣の抑えが効かない。

僕は歯を食いしばって、冒険を続けた。
そのうちに、コツを掴んできた。

手の力だけで剣を振るから重労働なのだ。ヒザや腰のひねりを活用する、つまり下半身を使って振れば、軽やかに剣を振り回せる。 気がする。邪念を振り払うかのように、僕は剣を振り続けた。

こうして僕は、2Kgの重りをつけた状態ですらギガスラッシュを放てるまでになった。これならもしかして…!

重りをベリベリと外し、投げ捨てる。
ドサッ…。
まるでドラゴンボールの中のワンシーンだ。

そして剣を振ってみる。
ビヒュン、ビヒュン!
風を切る音が今までとは明らかに違う。
軽い。剣が羽毛のように軽く感じられる。羽毛なんて持ったことないが、とにかく軽い。
ドラクエで言うと、 破壊の鉄球をはやぶさの剣に持ち替えたぐらいの軽さだ。いけるぞ…!

僕はゾーマに挑んだ。

ボヒュッ、バヒュッ!フォンッ!ビュンビュン!ズババァッ!ピカーンッ!

「くらえっ!ギガスラッシュ!!」

ズゴゴゴゴゴッ!

「とどめだっ!」

ジャキーン……!ズババババッ!!

………。

……。

…。

 

P1010848

数十回に及ぶ敗北の後、僕はついに剣のみで、そして世界樹の葉を使わずに、ゾーマを浄化することに成功した。ついさっきの出来事だ。 本当に嬉しい。
心地よい達成感と、凄まじい肩の痛みに包まれながら、僕は剣神の電源を切った…。

 

しかし、僕の剣神はまだまだ終わらない。
明日からは、左手持ちの剣の攻撃のみで、ゾーマを倒す。
その次には、腕に重りをつけた状態で、ゾーマを倒す。
最終的には、足に重りをつけた状態で、左足に剣をくくりつけ、剣の攻撃のみでゾーマを倒す。

これが僕の今後の目標だ。これからも剣神を通じて、心と体を共に鍛え抜いていこうと思う。
勇者道に王道無し。頑張るぞ。

 

 

 

 

てかホントにキチガイじみてきたわ、俺…。

2006年01月21日

優しすぎる男

春休みになったらやろうと思っていたことがありました。それは家の片付け。
年末はなんだかんだであんまり家にいなかったので、大掃除できなかったんです。
今現在、僕の家が致命的に散らかっている、というわけでもないんですが、最近は探し物が見つからないことが多くて困っています。 探し物はなんですか?見つけにくいものですか?

僕は、家が散らかっているということを理由に際限なくダラけられるタイプの戦士なので、このままでは勉強がはかどらない。
いや、実際は、家の整頓具合なんてものは勉強の効率にはほとんど関係ないのでしょうが、これは僕の中の問題だ。 自分で自分の言い訳を一つ一つ潰していかないと、僕はいつまでたっても引きこもり予備軍のままなんだ。

そういうわけで僕はちょっと遅めの大掃除を始めたわけですが、早速挫折した。僕はモノが捨てられないのだ。

僕のマンションは結構豊富な収納スペースを誇るのですが、そこにはより豊富なガラクタの数々が詰まっていやがるのです。
ぶっ壊れたステレオとか、拾ってきたエアコン、もう手元に無いようなゲームの攻略本、濃硫酸をこぼして穴だらけになってしまった 『GAYBOY(ゲイボーイ)』とプリントされたTシャツ、ベーゴマ、カードダス、ちょっとアダルトな本、などなど。

これらの物ははっきりいって露骨に不必要なんですが、どうも捨てられないんですよね。
断固として処分しようと思い、手にとってみると、このステレオは随分長く使ったなぁ…とか、このTシャツ、狂ったように着てたなぁ… とか考えてしまい、僕はガラクタをそっと元の場所に戻すことになります。まぁステレオとかは愛着があるから捨てられないんですけど、 エアコンは単純に重過ぎて捨てられない。誰か、今度うちに来た際に、エアコンの不法投棄を手伝ってください。礼ははずみますよ。

一番タチが悪いのはやっぱり本の類で、僕は本はすべからく捨てることが出来ません。「この本のせいで家が狭くなっていた、 捨てなかったことを後悔している」よりも、「あぁ、今あの本を読みたいのに、こないだ捨ててしまった、捨ててしまったことを後悔している」 の方が、僕の中では嫌な後悔なのだ。経験則から言うと、捨てた本というのはある日突然やたらと読みたくなってしまい、 それが読めなかったときの落胆たるや、凄まじいものがあります。
だから。わたしは、捨てない。

まぁ僕の母親も、包装紙とか古新聞などをアホみたいに保存し続けているほぞんポケモンなので、 その血が僕にも色濃く受け継がれてしまったのかもしれませんね。こればっかりはしょうがないや。

以前、「モノより思い出」とか言いながらモノを売ろうとするふざけたCMがありましたけど、これはおかしいと思う。 モノと思い出はバラバラに存在しているわけではなく、モノに思い出が詰まってるんですよ。僕には思い出は捨てられません。ということは、 僕の母親は包装紙やらビニール袋の一枚一枚に思い出を持ってるんですかね…?ゴミにも神様が宿る、 日本古来の八百万の神ってやつなんでしょうか?

そんなことは本当にどうでもいいので、誰か僕に、モノを冷酷に捨てるテクニックを教えてください。大掃除をするには優しすぎる男、 それがEBA…。

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